年末年始の生活、スポーツ活動などに備えて:ねん挫についての初歩=基礎知識をご記憶ください。
2022年12月10日 12時52分41秒
業務を紹介させていただきます。
ツイッター
https://twitter.com/onoseikotsuin
フェイスブック
https://www.facebook.com/takuya.ono.503
外傷治療を専門とする柔道整復師 おの卓弥です。
いつも記事をお読みいただき、誠にありがとうございます。
あらためて、年末年始に備えて
★ねん挫についての初歩知識をご記憶ください。
シェアやコピー、お仕事での使用はご自由に。
許可不要です。
捻挫:(ねんざ)は
軽いケガではありません。
腱やじん帯が切れること:断裂こそが、捻挫(ねんざ)と同じ意味なのです。
「こと」の程度と重さ:重傷度合いに「大・小」がある、ということなんです!
▼
肉眼や、人間の「手触り:てざわり」で分からなくても
顕微鏡(けんびきょう)で見るようなレベルの、もの凄く小さな傷は必ずある!
と、想定しなくてはいけないんです。
『じん帯が伸びた』という表現を多く聞きますが
実際には、伸びるという表現よりも
ねん挫=全てのパターンで、どこかが、レベルの大小はあっても
切れていると考えてください。
じん帯を『ゴム』に例えるようなお話を多く聞きます。
断言します。
これは間違いです。
じん帯は
『伸びる』ということを、重要な生業(なりわい:主な作用や仕事)にしていないからです
例えるなら『比較的、強めの布や繊維(せんい)』の方が合っています。
いくら強い布や繊維であっても、絶対に伸びないものなどありません。
少しでも=その単位が「ミクロン」であっても、絶対に!
「伸びる」んです。
単位が違う、長さが違うというだけで
実際には、布や繊維(せんい)は
使用すれば、いつも少しずつ伸びてしまっています。
この場合の「伸びる」という現象は
実際には、繊維(せんい)が小さく切れた状態です。
強烈に外部から力がかかれば、傷が明らかに分かり、場合によっては、完全に切れてしまいます。
このイメージを「ねん挫:じん帯損傷」と重ね合わせてください。
ねん挫:じん帯損傷の時の「区分」の仕方が・・・
●部分的に切れている。
●完全に切れている。
●触って分かるか?
●触っても分からないか?
●顕微鏡で見て分かるレベル。
●明らかに内出血が多く、ハッキリと血管も切れたのが分かるレベル。
この様な違いによって、決定します。
その度合いが大きいのか、小さいのか?
ねん挫としての医療的な評価としてはこの1点だけです。
関節(かんせつ)は
横で支えているものが切れてしまうと
「ゆるい」状態になります。
じん帯が小さく切れれば、関節の緩み(ゆるみ)は小さい。
じん帯が大きく切れれば、関節の緩み(ゆるみ)は大きい。
この様にお考えになって間違いないです。
この区分の仕方は
『1度』から『3度』という評価方法です。
ねん挫≒じん帯損傷に関して
・1度
・2度
・3度
は、実際にはローマ数字を使用するので
Ⅰ度
などと表記します。
ここでは、分かりやすいようにアラビア数字を使いました。
それぞれ、別の言い方で、
『軽度』
『中等度』
『重度』
とも表現します。
意味は同じです。
『3度』
『重度』
と表現されるねん挫≒じん帯損傷は
じん帯が完全に切れてしまった場合を指します。
じん帯は、ひも状の、関節を支える物体であり
コラーゲンなどの結合組織(けつごうそしき)で構成されています。
『3度』
『重度』
と表現されるねん挫≒じん帯損傷は
99%の場合、整骨院や接骨院では、治療しないケガの分類になります。
99%と言ったのは
じん帯が完全に切れていても、手術(オペ)をしない治療ケースもあるからです。
あえて、じん帯が完全に切れていても
切れたものをつながずに治療しなければいけないというケースがあるんです。
完全にじん帯が切れていても
全部のケースで手術(オペ)を速やかにつなぐ場合ばかりではなく
あえて!
保存療法(ほぞんりょうほう)=手術をしない方法:で、いかなくてはいけない時があるんです。
その場合は、ドクターと、私たち=柔道整復師が
相互連携(れんけい)しながら治療していかなくてはいけません。
じん帯が完全に切れていても
即刻!手術!!というケースばかりでは無い
ということを、本日は、ご記憶ください。
おの整骨院は、外傷専門整骨院です。
一般的に診療・治療と呼ばれている行為で
柔道整復師:一般的に言われる
▼
●ほねつぎ
●接骨医
▼
が、おこなうものは
「療養行為」
という呼び方であると
日本国:国家が法律で定めています。
ここでは
一般の方々に分かりやすいように
治療・診療という言葉も使用します
革新的トレーニング!
日本国内在住の日本人では数名だけが持つ資格
SFG認定ハードスタイル・ケトルベル・トレーニングについて
お知りになりたいお方は、こちら!
私の理念:≪心のつながり≫を名前とするブログ
▼
マインド・コネクション!
http://blog.goo.ne.jp/1970y01m04d/e/2970d43ffe09f66c37fd141b92229666
あなたの生活に、エネルギーを生む記事作りを心がけています。
是非、ご覧ください。
友達申請、お待ちしています。
東武伊勢崎線:北越谷駅西口徒歩3分の場所で診療する、ケガ専門の整骨院です。
最新の画像もっと見る
最近の「正しい医療の定義があるのだ!」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- これは読まねば!(931)
- これは絶対にお読みになった方が良い!シリーズ。(1054)
- ケガをしたら、この様にする!(20)
- カラダの「大原則」は、身体の専門家に聞こう!(79)
- 元気な人生を送る為に必要なこと!(13)
- おの整骨院で開催する「栄養講座」のお知らせ(3)
- 身体とケガの関係性:絶対ルール(7)
- こんなことは、絶対にやってはいけない!(2)
- 負傷した時にこそ、気を付けるべきこと、やるべきこと。(10)
- おの卓弥という人間とは?(0)
- これが医療なのである!(5)
- 正しい医療の定義があるのだ!(56)
- カラダ(身体)とは、不思議の「宝庫」なのだ!(43)
- カラダ(身体)とは、不思議の「](0)
- この負傷、ケガは、こう治す!(4)
- こうなってしまうケガもあるのです!(18)
- おの整骨院と医療(1619)
- 負傷後の処置、リハビリを知る!(10)
- 負傷すると、こうなってしまう!(58)
- 負傷の予防について、気をつけること(76)
- 医療とは、いったい何だ?(19)
- ワークショップ(2)
- おの整骨院での治療例。(85)
- おの整骨院のお仕事。(371)
- ちょっと聴いてみて(1119)
- 治療院内のお知らせ(228)
- トレーニング。(14)
- 薬(5)
バックナンバー
人気記事