正しい医療行為の手順をご記憶ください。正しい「医療手順」こそ、あなたの人生を救うものなのです。
2022年11月02日 08時29分07秒
外傷治療を専門とする柔道整復師 おの卓弥です。
いつも記事をお読みいただき、誠にありがとうございます。
★負傷の鑑別診断の正しい手順をご記憶ください。
あなたが
『ケガ(怪我:負傷すること)をしてしまった!』
ことで、おの整骨院にご来院いただいた時に
ここで、私:院長 おの卓弥:は
あなたのケガ(怪我:負傷すること)を診断する為に
最初=1番目に行なう行動として、果たして、何をするでしょうか?
1:『どれどれ、大変ですね~~』と言って、痛いところを触る。
2:痛いところを見るために、座って安静にしていただく。
その後に、負傷したところを見る。
3:歩行など、全身の動きの様相を見たいので
色々な動きをしてもらう。
4:表情・顔色・反射動作も含めた、「無意識の動作」を観察する。
その際に、髪の毛の様子や爪色、唇や目の動き、皮フの緊張なども観察する。
どの様にすると思いますか?
1:は
最初に、患者様に対しておこなう医療行為としては
最低の診断方法の1つです。
医療機関として、最低のレベルのところと考えて間違い無い。
触診は、診断方法主要項目の中では、3番目に行なうべき診断。
いきなり触るという行為は、まともな医療機関なら有り得ません。
行ないません。
2:は、正解の様にも思う方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、患者様にご来院いただいて、最初に医療機関側が行なうべき行動としては
明らかに間違った行動なのです。
それは
患者様の無意識な行動:反射や反応を正確に見ることが難しくなるからなのです。
患者様は、ほぼ100%=例外無く
医療関係者が目の前に来たり、医療機関に行くという心構えと行動だけで緊張してしまうものです。
心身ともに、です。
構えてしまうんです。
典型的なものとして、学術的に認められているものに
●白衣性高血圧というものがあります。
病院で、医師の前で血圧を測ると精神的緊張から血圧が上がってしまう状態のことです。
●仮面高血圧というものは、この逆のパターンと言えます。
診察室や健診で測ると正常なのに
家庭で測ると高血圧という方が増えているんです。
これは、対人関係の
≪交際の仕方、方法論≫
とも関連し
根が深い問題とも言えます。
仮面高血圧の人の方が、持続性高血圧(一般的な高血圧)の人々より
脳心血管疾患が早く進行するというデータもあります。
患者様に、精神的に構えさせること無く診断をしなくてはいけない理由は
単純に、親しみを持たせて医療機関の敷居を低くすることが目的だけではないのです。
3:の様に
あらためて、歩行などの動作を行なっていただくことは
大事な検査であり、必要な場合が多いですが
患者様にご来院いただいて、最初に行なうべき行動としては
明らかに間違いです。
動作検査は
4番目に行なうべき検査なのです。
無駄に、新しい痛みを発生させる可能性があります。
検査そのものを
行なうべきか?
行なわない方が良いのか?
これを判断する為にも
診断の手順:見て、聞いて、触って、運動検査:これを守るべきです。
内出血がもの凄く強い、大きい場合とか
痛みが強烈な場合は
普通に考えて、強く触っては「危ない!」のはご理解いただけるでしょう。この順番は、絶対に守られなくてはいけません。
正解は、当然ながら4:です。
これは視診
▼
診断の中で『見る・観察する』ということを指します。
★局所(部分的という意味)症状の前に全身症状を観察する。
という大原則を指しています。
患者様の表情から
精神的ダメージと、脳や脊髄反射に対する影響の度合いなどが観察できます。
顔色や唇の色などで、内出血の量と状況を推察できます。
姿勢=ポスチュアー(Posture)に関するチェックポイント:9項目を
おの整骨院では、正しく症状を把握する為にチェックしています。
姿勢=ポスチュアー(Posture)に関するチェックポイント:9項目をご来院時点ですぐに観察することで
どこを庇って(かばって)、2次的に負担をかけているのか?
なども分かります。
医療では、診断こそがファースト!
診療手順は、省いたり、手順を狂わせてはいけないのです。
診断を正確に実行する医療機関とだけ、お付き合いいたしましょう。
おの整骨院は、外傷専門整骨院です。
一般的に診療・治療と呼ばれている行為で
柔道整復師:一般的に言われる
▼
●ほねつぎ
●接骨医
▼
が、おこなうものは
「療養行為」
という呼び方であると
日本国:国家が法律で定めています。
ここでは
一般の方々に分かりやすいように
治療・診療という言葉も使用します。
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