ビザの関係で広州でもまた健康診断を受ける必要がありました。
健康診断と言えば、そう、シンセンでも大変苦労したアレを再びなわけです。
ま、そうは言っても2度目ですから場所は違えど、もうつまづきませんよ、
私は経験者なわけですし!!!
さて、そういうことで昨日健康診断に行ってまいりました。
朝7時45分。最寄りの地下鉄の駅で電車に乗ろうと並んでおりました。
電車は7~8分間隔ぐらいで到着します。
しかし、激混みの電車には1歩たりとも踏み込む余地はありません。
躊躇していると、私のはるか後方に並んでいたであろう姉ちゃんが
無理やり乗り込んでいきます。あっけにとられている間にさらに2~3人が
無理やり体をねじ込んでいきます。
至近距離で中国雑技団の至極の技を見せられている気分です。
そんなのが4回も目の前で繰り返され、一番前に並んでいるはずの
私は約30分間一番前で電車に乗れずという残念な状態になりました。
あとはぼんやりしていた自分を反省して怒号が飛んでこようが
知らんぷりで存在感満載の体を無理やりねじ込みましたよ。
さて、そんなこんなで健康診断の場所に到着したのは朝の9時。
さあ!申請書を書かなきゃ!と張り切って受付に行こうと
しますが様子が深センの時と違います。すでにロビーは大混雑。
そして申請書を書いている人がいません。
そっと受付に聞きに行きました。
「はあ?何言ってんの?今日は8時で200人来てるのよ!受付は終わったわよ!」
え?
は?
もう一度いいでしょうか?
色んな場所でこのフレーズ使います。
え?
は?
もう一度いいでしょうか?
「明日8時に出直してきなさい!」
やっぱりそうですか・・・。
私の出る幕なんてもう用意されていないんですよね。
なんとなく気配で察してましたけどね。私日本人ですから、サッするチカラ
半端なくありますし・・・。
朝の9時で既に大混雑とは、とほほほほ。
私のシンセンでの経験なんて鼻くそみたいなもんでした。
汗だくになって電車に乗り込み、そしてこの結果。
あああああ、全くもう。。。。。。
ということで本日リベンジです!
昨日のような失敗は繰り返しませんよ!朝は5時起き、そして7時前には
向こうに到着しよう!と張り切って出かけました!
到着時間早朝6時45分。
すでに20人以上は並んでおります。
でもまあ確実に受けられる範囲にいるので一安心・・・・。
まあね、一安心なんてできないのが中国なわけでして。
というかほとんどが外国人なんですけど、平気で横入りするんですよねー!
知り合いを見つけるとなんでか後ろじゃなくて、その人の横に並ぶっていう
不思議。そしていつの間にか私の後ろには中国人が増えています。
もー!!!なんなのよー!あんたどっから湧いて出てきたのよー!!!
前じゃなくて後ろだからいいだろうと思ったそこのあなた。
中国という国を知らなさすぎます。
後ろに並ばれるとべったりくっつかれるんです。
距離を空けると割り込まれるという経験値から前の人に
ぺったりとくっつく習性があるんです。
きー!イライラする!あと30分以上も並ばないといけないのに
なんでくっついて来るのよ!
ということでキレました。
「後ろになんであと1歩さがれないかな!!!???」
様々な攻防があったのですが、ようやく8時になり受付が開始です!
1時間15分も並んだので腰の疲労は尋常じゃありません。足も痛い。
と、油断した隙に、そうです。いつの間にか、私の横に知らない
東南アジアの女性が立っております。
え?
は?
どうしてここに?
と思っていた瞬間、その女性、私の前に割り込み番号札をかっさらっていきました。
しかも8人分。
8人分?
まとめて受付番号取れるわけ?
しかも、あんた超横入りだよね?!
ああああ、私の腰の痛みを若いあんたに分けてあげたい!
なんなんだよこのシステム!!!
やり場のない憤りは自分で消化するしかないですけど、「憤懣やるかたない」という
死ぬまでに2度ぐらいしか使わないであろう日本語をちょっと使いたくなる瞬間です。
番号札を取ってからも長い。番号が呼ばれるので申請書を出してお金を払うのですが
結果1時間ぐらい待ちました。
その間「憤懣やるかたない」この気持ちを少しでも晴らそうと思い、隣に座った
金髪碧眼の男子に声をかけました。こんな時つくづく思います。良かった~英語しゃべれてって。
そして迷いなく声をかけられる中年になっている自分にも万歳です。
その男子フランスからやってきた中山大学の留学生のようでした。
ありがとー!あなたのそのブルーの目を見るだけで癒されたよ私は、と
朝っぱらから何に満足しているのかよく分からないのですが、まあ自分の気持ちを
ちゃんとコントロールしたよっていう話です。
で、いざ健康診断ですよ。
案の定、よくわかんね~。どこに行っていいのかわかんね~!
ま、聞きましょう、そんな時は聞きましょう。
無言で指を差される方向に黙って行きます。行くしかないからです。
なんとなく正解を導きだしながら、着々と歩を進めます。
そして意外なのが日中関係がここまでゴタゴタしていて領事館からも
危険回避してくださいとお達しまで来ているのに、私が中国語が出来る日本人だと
分かるとお医者さん達が笑顔で「私は福岡に行ったわよ!」とか「日本名はなんと読むの?」とか
いきなり親切になり笑顔を振りまいて対応をしてくれました。
ちょっとびっくり。
シンセンなんかと比にならないほど対応は良かったように思います。
ま、X線写真なんかは相変わらずただ前に立つだけで指示も何にもないですけどね。
あ、そうそう検尿は是非お知らせしなければ。
検尿は指定の場所で受付をするのですが、私の前に男性2人が受付をしておりまして、
彼らはいわゆる試験管をもらっておりました。心の中で「え?試験管に直で入れんの?」
と思いましたが、まあ男性ですからそれもアリなのかと。
そしたら私にも同じ試験管を「はい」って渡されました。
ビニール手袋と一緒に。
え?
は?
もう一度いいですか?
「試験管に直接入れるのよ!」
ですよね~。なんかそんな気がしてたんですよね~。この手袋は濡れても
良いようになんですよね~・・・・。
試験管に直接尿を取るのは人生で初めてです。
そして採尿しに入ったトイレの鍵閉まらず・・・。
閉まらないドアに不安になり外に出て、次に並んでいたお姉ちゃんに
鍵が閉まらないんだよと伝えると「大丈夫、私が見ているから!」と
力強いお言葉を頂戴しました。
私は時々空きそうになるドアを押さえ押さえ、でも姉ちゃんが見ていてくれている
安心感もあり、試験管の中に絶妙の具合で尿を取りパンツを上げようとしていた瞬間ドアが開きました。
あわてて押さえましたがびっくりしておしっこがまた飛び出しそうでしたよ。
外に出てみるとさっきの姉ちゃんはもういません。隣でおしっこ採ってたんでしょうね・・・。
ちょっとの油断もできない。それが健康診断です。
結果はまだわかりませんが、今回は「息肉」とは言われませんでしたし、
ま、問題ないんじゃないかな~。
健康診断も戦いです。
▼健康診断情報
(HP)http://www.gdwbzx.com/gdglww/lkxmz.aspx
(場所)广东国际旅行卫生保健中心 龙口西门诊部
(アクセス)地下鉄3号線顶岗站A出口を出て右へ。まっすぐ歩くと「天河北路と龙口西路→」の看板があるのでその角を右折。5分ほど歩くと左手に当該施設の看板あり。突き当りの建物。
(健康診断の受付時間)朝8時~朝11時(午後はないので注意!)ちなみに大学の新学期と重なる時期は要注意。9時に行っても無理。
(結果受取り)4営業日後(木曜受診なら次週火曜日)の午後。指定の時間が引換券に書いてあるので確認のこと。代理人受取可。郵送サービスがあるかどうかは不明。別途確認が必要。
(持参物)パスポート/パスポートのコピー。何のためにビザの部分も用意しておく。/証明写真5枚。日本からのものでもたぶんOK。心配なら街の写真館で証明写真を撮ってもらうと良い。場所にもよるが当日受取で4枚50元程度。8枚なら70元。居留証などに使うと言えば、写真館の人がサイズをわかっているので勝手に用意してくれる。
健康診断と言えば、そう、シンセンでも大変苦労したアレを再びなわけです。
ま、そうは言っても2度目ですから場所は違えど、もうつまづきませんよ、
私は経験者なわけですし!!!
さて、そういうことで昨日健康診断に行ってまいりました。
朝7時45分。最寄りの地下鉄の駅で電車に乗ろうと並んでおりました。
電車は7~8分間隔ぐらいで到着します。
しかし、激混みの電車には1歩たりとも踏み込む余地はありません。
躊躇していると、私のはるか後方に並んでいたであろう姉ちゃんが
無理やり乗り込んでいきます。あっけにとられている間にさらに2~3人が
無理やり体をねじ込んでいきます。
至近距離で中国雑技団の至極の技を見せられている気分です。
そんなのが4回も目の前で繰り返され、一番前に並んでいるはずの
私は約30分間一番前で電車に乗れずという残念な状態になりました。
あとはぼんやりしていた自分を反省して怒号が飛んでこようが
知らんぷりで存在感満載の体を無理やりねじ込みましたよ。
さて、そんなこんなで健康診断の場所に到着したのは朝の9時。
さあ!申請書を書かなきゃ!と張り切って受付に行こうと
しますが様子が深センの時と違います。すでにロビーは大混雑。
そして申請書を書いている人がいません。
そっと受付に聞きに行きました。
「はあ?何言ってんの?今日は8時で200人来てるのよ!受付は終わったわよ!」
え?
は?
もう一度いいでしょうか?
色んな場所でこのフレーズ使います。
え?
は?
もう一度いいでしょうか?
「明日8時に出直してきなさい!」
やっぱりそうですか・・・。
私の出る幕なんてもう用意されていないんですよね。
なんとなく気配で察してましたけどね。私日本人ですから、サッするチカラ
半端なくありますし・・・。
朝の9時で既に大混雑とは、とほほほほ。
私のシンセンでの経験なんて鼻くそみたいなもんでした。
汗だくになって電車に乗り込み、そしてこの結果。
あああああ、全くもう。。。。。。
ということで本日リベンジです!
昨日のような失敗は繰り返しませんよ!朝は5時起き、そして7時前には
向こうに到着しよう!と張り切って出かけました!
到着時間早朝6時45分。
すでに20人以上は並んでおります。
でもまあ確実に受けられる範囲にいるので一安心・・・・。
まあね、一安心なんてできないのが中国なわけでして。
というかほとんどが外国人なんですけど、平気で横入りするんですよねー!
知り合いを見つけるとなんでか後ろじゃなくて、その人の横に並ぶっていう
不思議。そしていつの間にか私の後ろには中国人が増えています。
もー!!!なんなのよー!あんたどっから湧いて出てきたのよー!!!
前じゃなくて後ろだからいいだろうと思ったそこのあなた。
中国という国を知らなさすぎます。
後ろに並ばれるとべったりくっつかれるんです。
距離を空けると割り込まれるという経験値から前の人に
ぺったりとくっつく習性があるんです。
きー!イライラする!あと30分以上も並ばないといけないのに
なんでくっついて来るのよ!
ということでキレました。
「後ろになんであと1歩さがれないかな!!!???」
様々な攻防があったのですが、ようやく8時になり受付が開始です!
1時間15分も並んだので腰の疲労は尋常じゃありません。足も痛い。
と、油断した隙に、そうです。いつの間にか、私の横に知らない
東南アジアの女性が立っております。
え?
は?
どうしてここに?
と思っていた瞬間、その女性、私の前に割り込み番号札をかっさらっていきました。
しかも8人分。
8人分?
まとめて受付番号取れるわけ?
しかも、あんた超横入りだよね?!
ああああ、私の腰の痛みを若いあんたに分けてあげたい!
なんなんだよこのシステム!!!
やり場のない憤りは自分で消化するしかないですけど、「憤懣やるかたない」という
死ぬまでに2度ぐらいしか使わないであろう日本語をちょっと使いたくなる瞬間です。
番号札を取ってからも長い。番号が呼ばれるので申請書を出してお金を払うのですが
結果1時間ぐらい待ちました。
その間「憤懣やるかたない」この気持ちを少しでも晴らそうと思い、隣に座った
金髪碧眼の男子に声をかけました。こんな時つくづく思います。良かった~英語しゃべれてって。
そして迷いなく声をかけられる中年になっている自分にも万歳です。
その男子フランスからやってきた中山大学の留学生のようでした。
ありがとー!あなたのそのブルーの目を見るだけで癒されたよ私は、と
朝っぱらから何に満足しているのかよく分からないのですが、まあ自分の気持ちを
ちゃんとコントロールしたよっていう話です。
で、いざ健康診断ですよ。
案の定、よくわかんね~。どこに行っていいのかわかんね~!
ま、聞きましょう、そんな時は聞きましょう。
無言で指を差される方向に黙って行きます。行くしかないからです。
なんとなく正解を導きだしながら、着々と歩を進めます。
そして意外なのが日中関係がここまでゴタゴタしていて領事館からも
危険回避してくださいとお達しまで来ているのに、私が中国語が出来る日本人だと
分かるとお医者さん達が笑顔で「私は福岡に行ったわよ!」とか「日本名はなんと読むの?」とか
いきなり親切になり笑顔を振りまいて対応をしてくれました。
ちょっとびっくり。
シンセンなんかと比にならないほど対応は良かったように思います。
ま、X線写真なんかは相変わらずただ前に立つだけで指示も何にもないですけどね。
あ、そうそう検尿は是非お知らせしなければ。
検尿は指定の場所で受付をするのですが、私の前に男性2人が受付をしておりまして、
彼らはいわゆる試験管をもらっておりました。心の中で「え?試験管に直で入れんの?」
と思いましたが、まあ男性ですからそれもアリなのかと。
そしたら私にも同じ試験管を「はい」って渡されました。
ビニール手袋と一緒に。
え?
は?
もう一度いいですか?
「試験管に直接入れるのよ!」
ですよね~。なんかそんな気がしてたんですよね~。この手袋は濡れても
良いようになんですよね~・・・・。
試験管に直接尿を取るのは人生で初めてです。
そして採尿しに入ったトイレの鍵閉まらず・・・。
閉まらないドアに不安になり外に出て、次に並んでいたお姉ちゃんに
鍵が閉まらないんだよと伝えると「大丈夫、私が見ているから!」と
力強いお言葉を頂戴しました。
私は時々空きそうになるドアを押さえ押さえ、でも姉ちゃんが見ていてくれている
安心感もあり、試験管の中に絶妙の具合で尿を取りパンツを上げようとしていた瞬間ドアが開きました。
あわてて押さえましたがびっくりしておしっこがまた飛び出しそうでしたよ。
外に出てみるとさっきの姉ちゃんはもういません。隣でおしっこ採ってたんでしょうね・・・。
ちょっとの油断もできない。それが健康診断です。
結果はまだわかりませんが、今回は「息肉」とは言われませんでしたし、
ま、問題ないんじゃないかな~。
健康診断も戦いです。
▼健康診断情報
(HP)http://www.gdwbzx.com/gdglww/lkxmz.aspx
(場所)广东国际旅行卫生保健中心 龙口西门诊部
(アクセス)地下鉄3号線顶岗站A出口を出て右へ。まっすぐ歩くと「天河北路と龙口西路→」の看板があるのでその角を右折。5分ほど歩くと左手に当該施設の看板あり。突き当りの建物。
(健康診断の受付時間)朝8時~朝11時(午後はないので注意!)ちなみに大学の新学期と重なる時期は要注意。9時に行っても無理。
(結果受取り)4営業日後(木曜受診なら次週火曜日)の午後。指定の時間が引換券に書いてあるので確認のこと。代理人受取可。郵送サービスがあるかどうかは不明。別途確認が必要。
(持参物)パスポート/パスポートのコピー。何のためにビザの部分も用意しておく。/証明写真5枚。日本からのものでもたぶんOK。心配なら街の写真館で証明写真を撮ってもらうと良い。場所にもよるが当日受取で4枚50元程度。8枚なら70元。居留証などに使うと言えば、写真館の人がサイズをわかっているので勝手に用意してくれる。
どこで受診しても、健診は闘いなのですね。
さすがに試験管には採ったコトございません。
「憤×やるかたかい」すみません、読めません。。。
ええ、私はまったくもって大丈夫ですよ。
そんなあなたは大丈夫?お茶の稽古は進んでる(笑)?
今後もどうぞご無事で…。
日本だって紙コップだし~(笑)
試験管のほうが健康診断!って感じだったよ。ただ、かなりの技術は必要だったね。
っつーか、だだ漏れだっつーの(笑)!
やめて~、そんなんで大器晩成したくないわ(笑)
大丈夫よ。ここにはたくさんの日本人が子供を育てています。みなさんたくましいです。さおりも機会があったら中国へ是非!
>さぶ様
あなたのイヤなことより私のイヤな事のほうが少々勝った感じでしょうか(笑) そうです、中国を一瞬でも味わったあなたならこの感覚わかってくださると思います。
>ふくい様
御社の方もこちらに駐在なさっているのではないでしょうか?機会があったら商工会などにも顔を出そうと思っているので、いかに苦労が多いか共有できたらいいなと思っております。一升瓶片手に健康診断について2時間ぐらいお互い語れるのではないかと思います。ふくい様は海外赴任のご予定はないのですか?
>Kyosuke様
もうね、笑いごとじゃないんだけど、みんなから笑われてしまうのは何故なんでしょうか?ノンフィクションでお届けしている内容でこんだけ笑っていただけるなら、私作家にでもなろうかな(笑)
うちも電車で笑いこらえるのに必死でしたよw
また奮闘記まってます!
身体には気をつけてね!
職場で嫌なことあったけど元気出た。
私もがんばろう。
すみ先輩ですらその状況ならば、私は中国で一日たりとも生きていけないだろうな~(^-^;