「どこまで今日の続きができるかわかりませんが、テックブログは頑張って付けます。」って。。。
だれじゃぁー!
結局週末は全然無理でした。
ねこはある学校にて、ほぼボランティア状態で子供に日本語を教えてます。
準備にマル2日、週1日授業で800ドルももらえない。。。ブラックや。。。
以前州で働いてた時はほんとたくさんもらえてたんだなぁ。しみじみ。
でもね、結構やりがいのある仕事なんですよ、この先生業ってのは。
たとえば、ある自閉症スペクトラムのあるお子さんのお父様は、いつもとても一生懸命です。
何とかして学校に入れてやりたい。
集団生活を送らせてやりたい。
…お気持ちとても良くわかります。
かくいう、ねこの子供、子ねこはADHDで学校3回かわってます。
大変さの度合いは違えど、親が子を思う気持ちは皆同じ。
先日、その子の提出された宿題を確認してました。
1ページ、1ページ、赤鉛筆で丁寧にメッセージが書き記されていました。
「おしいっ!後一問だったね。次はきっとだいじょうぶ!」
「たった三回でこれだけ書けるようになるなって、XXちゃんってすばらしい!」
「さすがお父さんの子供だ!こんなに上手に書けるなんて!」
結構な枚数なんです、この宿題のパケット。10ページはあるかな。
それにこのお父さん、フルタイムのお仕事持っていて、お母さんは日本語がしゃべれません。
そんな中、生まれたばかりの赤ちゃんがいて、夜も眠れていないはず。
ある日、ねこのクラスでこの子がパニックを起こして鉛筆を刺してTシャツに穴をあけました。
ねこも、あまり刺激するとその鉛筆が胸に刺さるんじゃないかと、とても慎重に接しました。
するとその子が言うんです、「英語でしゃべらせて、先生!」
「いいよ。」いつもはダメだけど、この時ねこは英語でしゃべることをゆるしました。
「I don't want to dissapoint my Dad! I'm still just a baby! I'm just a baby!」
(お父さんをがっかりさせたくない!私ってまだ赤ちゃんなんだ!ただの赤ちゃんなんだ!)
気も狂わんばかりにそう叫ぶんです。
周りの子は目を丸くし、その中でも気の弱い子は泣きそうな顔してみてました。
でもね、何人かの男の子がその子の投げた靴と靴下をそっと持ってきました。
こんな小さな子でも人を思いやる気持ちがあるんだなぁ、とそれを見てねこも泣きそうになってしまいました。
お父さんを気遣う子供。
その子供を気遣うクラスメート。
泣きそうだった子も、気持ちがわかるから泣きそうだったのかな。
目を丸くしてた子も、ささったら危ないって心配してたんだろうな。
その時、ねこの小さな教室は愛であふれてました。
これからもっと上手に舵取りができるといいのだけど。
がんばりまーす!
お手伝いしてくださっているボランティアの方々、本当に感謝してます。
ありがとうございます。
ビールねこ