今日の夜です
ツーが夜の見回りに出て
『異常なし!!』
と
帰って来た時のドアの閉め方が甘かったのです
『毛皮の皆さん、おりこうにしててね,ガラス磨きしてるからね』
何分かしてツーの吠える声が気になり様子を見に来ると
あれ
ドアが開いてる
『キンジーーーー
』
ツーが、
『開いてたから出ていちゃったのよ
』
と、教えてくれました。
とは言うものの
もしかして家の中にいるんじゃないかしら?
と、家中を探しても
いない
ネコ缶を持ってカラカラと音を出して探しました
『きんちゃ~~~~~ん
』
『ワッホ~~~キンジちゃ-ん
』
ツーも一生懸命です。
3年前に一度だけ家出した時は近所の草むらの中で
『てやんでぃ
ばーろう~
』
とか何とか一人で大騒ぎ(1匹で)して
敵はいないのに一人で戦い、明け方ヘトヘトになって帰って来た事があります。
今回は全く声がしません。
どこに行っちゃったんだろう
子どもたちに何て言おう
私の管理が甘かった
ごめんね
心配しすぎて泣けてしまいました。
泣きながらフと外を見ると動く毛皮
だ
網戸を開けてあげると
よいしょっと
入って来ました
なんか歩き方が変だね
あれ
首輪に右腕を通して
たすき掛けになってるではないの
首輪を外して腕を直してあげ
『よく帰って来てくれたね、ケガしないで良かったね、どこに行ってたの?』
『キンちゃん、おかえり。無事で良かったね』
私はホッとしていつもの様にいっぱい話しかけるのですが
キンジはなんか無口で
ちょっと渋くて
今度の冒険で何があったんだろう?
あれから数時間
いまだに無口な男になってます。