お墓参りに行きたくても行けませんでした。
階段というよりも…という急斜面を上がったところにあるので
お天気は大いに関係します。
彼岸は過ぎたけどちょっと上がってみるか?と夫がいうので
二人でお墓参りに行きました。
私が子供の頃はお墓の少し上に祖母が畑をもっていて夕方、特に
日が長い季節には畑仕事に没頭してしまって暗くなってもなかなか帰ってこないので母から迎えに行くように言われたものです。
そんな急斜面を姉妹で競走しながら登ったり降りたりしました。
転ぶものなら下まで真っ逆さまな坂です。
最近はスズメバチにも悩まされていて、季節や天候に気を配らなければならなくなりました。
直線距離にすると100メートルもない坂道を夫と「足に乳酸がたまる〜💧」とヒーヒー言いながら
上がりきりました。
一体、どんなところなのと思われるでしょう。
お墓からみた景色です。
見晴らしは、ものすごく良いのです。
日頃、お参りしやすいところに
お墓を移そうと話している私達もこの景色をみると揺らぎます。
軽く掃除を済ませ
お水とお線香を立てて、手を合わせました。
山の空気とお線香の煙が馴染んでいきます。
こんなに近いのになかなか来れないことをお詫びしました。
「今度来るのは秋だな」と、
夫が言いましたが夏までに来れればいいなあと思う私でした。