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こちら伊坂幸太郎広報部派出所 ⑩

2006年01月11日 | 伊坂幸太郎
伊坂さんが、三度目となる直木賞にノミネートしました!

第134回直木賞に、伊坂さんの『死神の精度』がノミネート。

<過去の候補作品>

第129回 『重力ピエロ』(平成15年4月・新潮社刊)
第131回 『チルドレン』(平成16年5月・講談社刊)
第132回 『グラスホッパー』(平成16年7月・角川書店刊)

もう直木賞ノミネートには常連の伊坂さんですが、今年こそ直木賞を取ってほしいですね。でも、正直、直木賞を取ると伊坂さんがメジャーになってしまって、ミーハーなファンが増えてしまうという危惧があるので、気持ちは半々です。

今回のノミネート作家は、まぁいわばライバルですが、結構ツワモノ揃いです。

特に恩田陸さん、東野圭吾さんは、実力、作家歴、共に一流で、直木賞を取っても全く違和感はのこりません。むしろ、まだ取ってなかったんだ、と思うほどです。

しかも、東野圭吾さんの『容疑者Xの献身』は、『このミステリーすごい!2005』で、第一位になってるくらいですから、確率としては高いです。

本当にこれは、注目ですけど、伊坂さんの作風は、一風変っているので受け入れられていない気もしますね。僕から言わせると、『重力ピエロ』の時点で取っててもおかしくなかった、と思ってますから。

それに、もし今回取れなくても今後、伊坂さんなら絶対に取れます。おそらく『砂漠』が来年にノミネートされるなら、期待大です。


ちなみにノミネートを逃した『魔王』もおすすめです。


【追記(2006.1.17)】

直木賞が、東野圭吾さんの『容疑者Xの献身』に決定しました。


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