検索から、監視が始まる。

なぜ「魔王」の文庫本をこのタイミングでリリースなんだろう、といつも伊坂さんの本のリリースタイミングが何かとかかってるだけに気になってたのですが、ようやく謎が解けました。

僕は単行本が出るまで待ってようと思っていた、「週刊モーニング」で連載していた小説「モダンタイムス」が10月下旬にリリースするからです。

読んでないからどんな話かわからなかったのですが、「魔王」文庫版の中に折込チラシが入っていて、「モダンタイムス」が「魔王」から50年後の話だと知りました。

試し読みはココでできます。
http://e-1day.jp/sexy0930/modern_1.html



伊坂ワールドは、本当にガンダムの宇宙世紀みたいな、壮大な年表になっていきそうな気がします。果てには宇宙を舞台にしたSFを書くんじゃないかって。


それはさておき、

「モダンタイムス」の連載が終わって半年以上経つのになんで単行本が出ないんだろうと思ってましたけど、おそらくキッチリしいの伊坂さんの事だから、連載用に書いていた原稿を、一冊にしたときに読みやすくなるよう全体的な加筆修正をしていたんでしょうね。

伊坂さんは、雑誌掲載版とハードカバー、文庫によって細かいところを書き直している人ですから。

「直木賞候補」辞退の理由に上げていた執筆への専念も、これの作業だったのかもしれません。


この「モダンタイムス」で次の直木賞を取りそうな予感がします。


あと、公式URLが、チラシに書いてあって、「http://e-1day.jp/sexy0930/」なんですけど、最初、いかがわしいサイトみたいな感じだったんで、焦りましたが、ちゃんと「講談社が運営してます」と書いてあったんで、納得。

遊び心だと思うんですけど、あやしいですよ。