不幸派 or 幸福派 ？

今日、テレビをザッピングしながら観てたら、防犯ビジネスのドキュメント番組が映ってて、それを観た時に、ふと思ったんですよね。
　
日本が犯罪や詐欺が多発すればするほど、つまり消費者が不幸になればなるほど、この防犯ビジネスの企業は”安全”をどんどん売れさばいていって、それが売れていって、幸せになるんやろうなぁって。

日本が不景気になって、離職率が上がっていくから、オレオレ詐欺やワン切業者とか新たな詐欺集団が出てきて、それを逆手にビジネスに繋げて一企業がまた目を出す。
　
逆に景気が回復すれば、この企業は廃れていくって事やから、この企業の社員は、「安全が一番」と願う反面、どんどん不景気になれ！犯罪増えろ！って願ってるんでしょうね、きっと。
　
痴漢問題が急騰した時だって、防犯ベルがバカ売れしたし、肥満が増えれば増えるほどダイエット商品が売れるし、生活習慣病が急増してるから、いろんなサプリメントが売れるし・・・。
　
どこかに凹ができれば、その穴を埋めるビジネスチャンスが必ず生まれるっていうのが本当によくできてるなぁと。だから、正直、好景気、不景気どっちがええねんっていうのは一概には言えない時代なんだなっていうのを改めて実感しましたねぇ。