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奇跡の一枚、といえば大袈裟で。

2007年04月18日 | 雑記
今日、大阪の四条畷市に行く仕事があって、そこでバス待ちの間に撮った一枚。

趣味というにはおこがましいレベルだけど、
心に束の間の余裕が生まれた時、空を見上げては、その日自分の気持ちと相性のいい表情を探してみる。そして、いいのが見つかればシャッターを押したくなる。

なんか、ゆっくりと流れる空を見てると落ち着くんよね。
狭くて堅苦しいところでいる自分を一瞬、ほんとに一瞬だけ忘れられるような気がするから。


バスが30分も来ないし、周りには時間を潰せる店もなかったので、景色を見てた。

すごく山並みがきれいで、雲の流れと空の表情がマッチしていたので、これだ、と思って撮った。

迷いなく。

キレイな一枚を撮ろうといいアングルを探している時にかぎってあまりいい絵が撮れない。そこには、「キレイに撮ろう」とか「一発で決めよ」とか、細かい欲が入ってしまって、少なくともその欲が絵の中に紛れてしまう。

写真なんてフィルムじゃないんだから、何度でも撮り直せばいい。空にケータイをかざして、「多分ここだ」と思うところで手を一瞬だけ止めてボタンを押す。

すると、意外といい絵が撮れたりする。

でも二度と同じクオリティのものは撮れない。

だから、いい絵が撮れたときは、「おぉ、いいんじゃない」と他人事のように喜べる。


プロから見れば全然、基礎も何もできてないだろうし、下手な写真かもしれないけど、自分的には好きな一枚。

感覚的には、
時間の流れが点で表示されてるとして、例えば点と点との間が0.1秒だとすると、その点でシャッターを押した絵はあまり好きじゃなくて、その点と点の間の〝静〟じゃなく〝動〟の絵を撮れたときは、たぶん今日みたいな、個人的には奇跡の一枚を撮れたと思える。

デジカメはあまりほしいと思わない。

ケータイのような微妙な画素の悪さと手軽さが好きで、自分には合ってるな、と。

ただ、今使ってるヤツはスタンダードよりも画素が悪いので、もう少しマシなのがほしいかな、とも思うけどね。




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