音楽の本質

今日も暑い中、たくさんの生徒さんたちがサックスを吹きに訪れてるくれています。
とっても嬉しいから、レッスンもやりがいがあります。
でも教室のあり方として、完全に満足しているかというと、まだまだそうではありません。

もっと良い教室にするにはと考えた時、今、生徒さんたちが、どのように音楽を生活に取り入れているかを見つめることにたどり着きます。

そもそも何故音楽をやるのでしょう？

うまくなる為でしょうか、人から喝采を浴びる為でしょうか、異性からもてる為でしょうか

どれも必要な動機かもしれませんが、本当はもっと深いところにあるように思うのです。
音楽はごはんを食べたり、恋をしたりすることと同じように、自然であり、大切なことです。
だから極論めいた言い方ですが、いい演奏ができなくたって、やる意味があるのです。

そんなに自然なことだから、逆に音楽を人生から取り上げちゃったら、心がトゲトゲしてきて
かなりあぶない感じになるのです。

日本では音楽をやるというと、どうしても構えてしまう人が多いようです。
でもブラジル人がリズムを刻んだり、イタリア人がハーモニーをつけてみんなで歌ったり、ジャマイカの人がレゲエで踊ったりなんて、まったく普通のことなんです。

日本でも、そんな感じで音楽を楽しむ感覚を みなさんともっと共有できたらな　と思うのです。
そして、今の生活環境や、自分の生い立ちから、どうしても楽しめない壁があったら、それを『やんわり』と取り去ってあげるのが、僕の一番の役目ではないかと　思っています。


サックスレッスン　ブレスフィールド　　http://www.breath-field.com