今は老人ホームで介護員ですが、
平成4年4月から二年間と平成8年4月から3年間は
直ぐ隣に在る知的障害者更生施設で、世話人をしていました。
当時は指導員(現在の呼び名は支援員)と言い、黒毛和種牛の
飼育を施設の園生と一緒にやっていました。
3泊4日の本州旅行が、3月と10月にありました。
105名居る、園生を2回に分けて一斑目が月曜日に出発、
次の週に2班が行きます。
どちらかの班に、社会福祉法人の常務理事が同行します。
これが厄介で、旅行業者の添乗員と一緒に、世話人の私たちに
あれこれと、支持を飛ばします。ちなみに常務理事は、奥様と
一緒に旅行に参加されます。
私が行った旅先は、宮崎・福岡・倉敷・大阪・福井・東京・白川郷など
5泊6日で、台湾・香港にも2度行きました。
ホテルも上等ですし、温泉旅館でもすばらしい料理が出てきます。
園生、様さまです。いかに園生に手をかけ、お世話をするかを常務理事に
アピールしなければならないのです。
温泉旅館では、丸ごと出たズワイガニの殻を剥き、食べやすくしてあげます。
世話人は、園生様が食べ終わった後で、別室にて常務理事と一緒に会食です。
何とも食べた気がしなくて、何を食べたか覚えていませんでした。
30分以内で食事を終了させた記憶が残っています。
だいたいは、1班目に常務理事夫妻が同行するので、世話人の私たちは、
2班目になるように祈っていました。
私は在籍していた5年間で、本州旅行を6回と海外に2回行きました。
何とも、お疲れ様でしたの園生旅行は、今現在は、年に一度の北海道内旅行
に縮小されたようです。ちなみに一泊2日の行程になったようです。
常務理事は、数年前他界され、今は奥様が旅行に引率してるのでしょうか?
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