チャリを目一でこぐと少し汗ばみました。20分前についたので、スーパーの中を見学しました。ローストビーフが蟷螂を誘いましたが、トキソプラズマが気になって手が出ませんでした。
今日は一番乗りでした。先生は蟷螂のお尻を気にかけていてくれました。
『なんともないが、一応ワセリンでも塗って』
プロペトを処方されました。
『先生、瞼にいぼができていて、少し視界にかかるまでに成長したんですが』
『視界に入るのはいけないね』
『次の時にでもお願いできますか』
蟷螂がそういうのと、ドクターが後ろを向くのが一緒でした。動作が素早い。たむしと帯状疱疹専門だと思っていましたが、液体窒素も専門でした。大きな液体窒素の入っている甕の蓋を開けるともうもうと煙が立ち上ります。
正直、瞼に液体窒素を塗るのは怖かったのですが、覚悟を決めて目を閉じました。
ジリジリと焼ける感触が目の周囲におきます。
『痛くなったら言ってね』
ドクターは執拗に液体窒素を塗り続けます。
次第にシャンプーが目には一致時のような感覚があったので、
『先生、そろそろ痛くなってきました』
といってストップです。
眼球全体がヒリヒリ痛みました。
『脂漏性のいぼだな』
帰宅して調べると、老人性の疣贅でした。年は取りたくないなあ。
液体窒素でだいぶ腫れ上がっています。大きくなって更に視界に入ってきました。
年末のクラス会、出席者が少なく、亡くなっている人もいました。
クラスメート、減ることはあっても、増えることはありません。
凍結療法は、イボ以外の治療法に用いる場合はあるのでしょうか