愛用のカメラのFINEPIX HS-20なのだが、
十分な性能を理解していいなくとも
後継機種が気になるところである。
カメラの性能は1年で随分とすすむ。
勝って間もなくHS-30の存在に気が付く。
とはいえ性能差と言ってもそれほど気にならなかった。
その後に出たHS-50はスペックが上がり、
手ごろな値段になったらと思っていた。
価格ドットコムでずっとチェックしているのだが、
値段が上がったり下がったりする。
後継機種が別物にシフトしたのか決まらない事が原因である。
製造はすでに終了して流通在庫のみである。
デジカメでいえばコンパクトデジカメの部類なのだが、
ロングズームやFULLHDの撮影もできる。
安いビデオカメラよりも音質も映像も綺麗である。
小さなCMOSでも作り込むとこんな製品になる。
AFの性能が良くなったのは自分にとってはとても嬉しいことでもある。
XS1を後継機種とする噂もあるが、
XS!の方が1年以上古いながら現行商品でもある。
個人的な推測だがあのレンズにあのCMOS、
コストバランスとか考えるとHS50EXRは
設計上の限界が来ているのかもしれない。
画質をさらに高めるとなると、
CMOSに合わせたレンズの設計が必要となる。
マイナーチェンジレベルの話ではない。
CMOSが小さいことで最速AFが実現していたとしたら、
AF速度を落とさずCMOSを大きくするのは
技術的に難しいのかなと思う。
レンズが大きくなると製品が大きくなる。
至って製造原価が高くなり、
割安感の出る商品でなくなる。
スマホが普及して小さなカメラの必要性が薄れる。
一眼やミラーレス機の普及が伸びている。
おそらくシリーズは打ち止めになるか、
ワンランク上の製品になるのかどちらかだと思う。
希望的にはCMOSをAPSやAPS-Cとは言わないが
2000万画素クラスになること。(1600万画素より落として画質を優先するのも手である)
それと同時にロングズームが一つのカテゴリにもなっている。
1000~1200ミリの望遠とHS50EXRのカタログスペックを超えること。
なんて書いてみたが、
ちなみに個人的には羊の皮を被った狼というより、
虎の威を借る猫といったところである。
とはいえ別に悪い意味で言っているわけでもなく、
製品としては隙間商品的なところでもある。
かなり無理している作っている部分が
日本人らしい発想の製品だなと思っている。
メーカーさんとしては商業的に成功するかの方が
大きな問題なのだろうと思う。
製品が出てくるとなると商業的には博打に近い。
個人的には次を期待している。
それにしても製品が流通在庫のみとなったのに、
ここにきて1万円も値上がりするとは・・・ね。