後から後になって連絡がくる。
会社の営業日は今日が最終、
私は明日までとなる。
際になってからかかってくる連絡ほどややこしい。
すでに十数件は来年送りとなっている。
予定についても年を明けてからの打ち合わせとなっている。
最後にもらった連絡はまたややこしい。
とにかく早くとのこと。
こんな時期に言わないでほしい。
連絡を取ると細かいオーダーが入る。
タチの悪い客とは言わないが、
急がなくともいいのにとおもう。
慌てるのであればもっと前に言ってくれればいいのだが、
家で書面を確認したころには会社は誰もいない。
差し戻すわけにもいかない。
オーダー順でいえば一番後なのだが、
面倒だから割り込みにする。
なんか気分が良くない。
お付き合いの長いところは先に受けて後回し、
短いお付き合いの方が後から受けて先になる。
お客さんの都合で仕方なくというのであればいいのだが、
押しの強さで決まることにはいささか
やりきれない思いが残る。
まぁ仕方ないか。
昔のことを考えるとまだいい。
そうそう２０年も前のことである。
会社からとあるお客さんに連絡を取って欲しいといわれた。
早速電話をすると「商品が届いているからすぐに来い」とのことだった。
到着は１９時頃になるしそれから作業になると・・・・、
説明してもらちが明かない。
現場に到着して工事の説明をしようとしたが、
夫婦ともどもお酒のにおいがプンプンしてハイな状態である。
打ち合わせを済ませて工事を終わらせる。
説明を始めようとすると気に入らないとクレームがつく。
お酒のにおいはさらにひどくなる。
ようやく手直しして説明を終えたころには２３時半、
体はクタクタだった。
よくキレなかったものだと思う。
１３年ほど前だったか仕事を頂いた。
誕生日で休みにしようと思っていたが、
断りきれないので現場に出た。
これがトラブルの始まりである。
製品の設置を終えて通水するとなんかおかしい。
会社は休みで連絡がつかない。
担当者は電話を切ったままでない。
営業先はもちろんメーカーもである。
なんとか組み上げて仕事を終えたのだが、
翌日にクレームとして会社から連絡が入る。
こちらの言い分は全く通らない。
そこのメーカーさんが研修に来たのは半年後のことである。
その時に部品の加工に問題があったのではと尋ねたら、
その頃に問題が出たために加工方法を変えたとのこと。
それって今頃いう話なのかと思った。
部品もろくすっぽなく竹槍営業、
とばっちりを受けるのは誰 ？
時として仕事を断る勇気も必要である。
何はともあれあと一日、
頑張らないでのほほんと行きましょう。
