「哲学がわかる本」というのを買ってきた。
紀元前6世紀ごろには今のローマを中心にして、
色々な哲学的な考え方ができていたのだと感心しました。
対岸のエジプトでは5000年以上も前に古代王朝ができている。
エジプトは近代史の起源といわれるのもうなづける。
エジプトにも哲学はあったのでしょうが、
王家の歴史のインパクトに哲学はかき消されている感がある。
時代にも由るのだろうがファラオが法であり政治であり、
時として信仰の対象でもあった。
後から栄えてきた近隣諸国の文明は
王制をとられていたとはいえ
エジプトと比して自由だったのだろうか。
学問、思想の発達が紀元前6世紀ごろからはじまる。
<!-- ソクラテス -->
哲学的に普遍を求める。
神がこの世を創ったとかこの世を支配している、
そういった当時の考え方から一歩進めて
真理に対する考察の始まりであったと思う。
ただそれまでに哲学が無かったかといえばそうは思わない。
多分、文字や文書の発達が後世に記録として残ったのだと思う。
その積み重ねが今に至っている。
文明の中で思想がより深まっていったのかなと思う。
他国なんてどうなってもいい、
そんな愛の無い愛国よりは
ともに栄えることを考えたほうか良いのではと思う。
人は歴史を繰り返すものなのかな。