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Sunset hills

byサントス

ピーマン

2012-06-12 08:10:11 | Talk to myself 2012

今は全く平気ですが、

子供の時はピーマンがとても嫌いだった。

あの青臭さと苦味、

子供にとっては辛かった。

 

子供の頃は絶えず虫歯を持っていたので、

もう一つ食べれなかったものがあると

ちらし寿司でした。

酢の酸味と砂糖の甘味が虫歯を刺激する。

噛むたびに激痛が走る。

「この子、ちらしが嫌いなのよ!」

親戚の家でよばれたちらし寿司を食べるのに、

悪戦苦闘している。

 

歯が痛いのに・・・。

 

お寿司といえばいなりずしも同じで、

郷里では関東で言うお稲荷さんではなく

五目稲荷が普通でした。

中身はお酢と砂糖が効いた酢飯が入っている。

 

歯が痛いのに・・・。

 

小学校へ入ってから歯科検診を受けるようになって歯の治療も行い、

お寿司は克服出来たわけです。

 

では冒頭に書いたピーマンは?

 

これは学校給食で食べれるようになった。

食べられないからといって

家でご飯やおかずを残すことはなかった。

食べ終わるまでテレビを見ることは出来ない。

生理的にダメなものは大人になってから

白子にあたったくらいで、

アレルギーを持っているわけでもなかった。

 

好きになった理由はと言うと、

給食の中華八宝菜風のおかずに入るピーマンが

子供の口に合う大きさに切られていたため

独特の苦味を感じなかったのかもしれない。

 

小学生の時は学校給食、

中学生の時は牛乳給食とお弁当、

高校生の時はお弁当でした。

 

中学校ではパンの販売があったが、

ほとんど菓子パンの部類で

惣菜パンとしては焼きそばパンぐらいだった。

授業が長引くと売り切れ続出で、

1個のパンでクラブ活動の終わりまで・・・。

腹が減るどころか全く力が出なかった。

 

小学校の時はというと、

ちょうどマンモス世代であり、

入学した時にはクラスの部屋が足りず

2クラスは急こしらえのプレハブであった。

 

45名×10クラス

 

少子化が叫ばれている今とは全く逆である。

4年生になった時に隣に新しい小学校ができ、

クラスはいきなり3クラスに減る。

 

給食室には全校生徒分の給食が準備される。

◯年◯組と札に書いていればいいものを、

◯―◯と書かれている。

そこでヒューマンエラーが発生する。

 

牛乳の本数が違う。

パンの個数が違う。

おかずが多かったり極端に少なかったり。

原因は「1-6」「6-1」の読み違いであった。

1年生の担任が余ったおかずを6年生の部屋まで

持ってくることもしばしばであった。

 

後年友人に、気弱で体が細かったことから

「細いキュウリみたいだった」

と言われたこともあったが、今ではその面影もない。

水泳や柔道を行ったことで、

体型は逆三角形になってしまった。

ワイシャツの首のところがしまらない。

ブリッヂで鍛えたせいか、

首が随分と太くなってしまった。

社会へと出てからは1年で1キロペースで体重が増えることになる。

 

学生の時は太りたくて仕方がなかった。

けれど食べても食べても全く太る気配すらない。

太るというより筋肉質になりたかった。

当時の食習慣の延長がメタボの原因になってしまった。


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