TOKYO BAY AREA 

Sunset hills

byサントス

昨日のこと

2012-11-04 12:16:52 | Talk to myself 2012

プロの人にとっては簡単なことかもしれないが、

素人にとっては不思議な事がいっぱいある。

現場仕事で好きなのはこういった

知らないことを教わることが出来る。

時々ではあるがワクワクする話もある。

昨日はお客さんから仕事の話を聞くことが出来ました。

 

測量技術者で地図の作成に携わっている方でした。

測量の人にとっては当たり前でも、

そうでない人から見ると不思議な感覚である。

街なかで測量の方をよく見かける。

メジャーをもって脚立を立てて、

ポイント間の距離を図っている。

当たり前の風景だがやっていることは詳しくはわからない。

どうして同じとこを何度も計測するのでしょうね。

まぁ理由があるからと言われたらしかたのないことです。

 

30年近くも前のことです。

メディアでこういう話があった。

瀬戸内海と日本海の間で

◯◯年間に4センチセンチの隆起があったというもの。

細かい話は記憶していない。

驚いたのは約100㌔メートルの距離で4センチの隆起を

どうやって確認できるのだろうということ。

凄い、どうしてどうやってと思った。

 

今でも不思議に思っていた。

何事にもヒューマンエラーはつきまとう。

100キロメートルに数センチって誤差の範囲ではと

今でも素人ながらそう思っていた。

「九州を一周ぐるっと計測しても1センチの誤差も出ないですよ!!」

やはりプロの方である。

高さの基準があり、そこから計測しているとのこと。

伊能忠敬の話も出た。

その人にとっても神がかりな話しみたいだが、

「あの人は星を頼りにしていたみたい」

事実200年前に高精度の地図を作り上げている。

今と比べたら大した道具もないのにね。

今では計測器にGPSが入っていて昔より楽になったそう。

精密機械の精度が千分の数ミリ、

とはいえわずか数センチの部品の話である。

それにCPUとかの電子デバイスも

わずか数ミリの内に何万もの部品が入っている。

今では100万単位なのかな?

比較は出来ないのだが、どちらも凄いことですね。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。