本年度もよろしくお願いします。
やっと帰って参りました。
ところで例のやつはというと・・・
実家へと送った荷物に忍ばせていました。
ここまできて捨てるのはもったいない。
少しこげ気味のアーモンドが運送の振動で剥がれてしまった。
焼きすぎ君!!でした。
ついでのことだから張り付いていたアーモンドをすべて剥がし、
新しいアーモンドを乗せることにする。
チョコレートでコーティングして接着する。
仕上げは粉糖を茶こしでまぶして籠におさめる。
そして入刀する。
切ってみて初めて解る。
おこげの部分が思ったより厚かった。
ブドウが少し縮んでいる。
多分、あの配合では50分ではなく40分ぐらいだったのかもしれない。
これもいい経験である。
切り分けて家族で食べる。
団欒が一気にシーンとする。
お袋いわく「家庭的なほっとする味」
弟曰く「ビターチョコだったらいいのに」
数分の沈黙の後に出てきた言葉である。
焼きすぎは大きな反省点ではあるが、
小麦胚芽を2割ほど混ぜた生地は
白い生地に比べて小麦の深い味わいがあった。
雑味といえばそうであるが、
砂糖を気持ち多い目に入れたことで
ほんのりと甘さを感じる生地になっていた。
1回の挑戦に6時間はかかる。
バターケーキと違い長丁場となる。
確かに途中は放ったらかしではあるが、
作っている最中は気が抜けないものである。
ちょいとした冒険ではありましたが、
ホッとする味でありました。
一番下の姪っ子に買ったカバンですが、
お迎えに来てくれたときにプレゼント。
2つ上の姉と喧嘩にならぬかと心配しました。
どうやら心配事は無事に終わりました。
「100回使ったら1回貸してね!」
とても素敵な名言を残してくれました。
そして姉の方にはこちらをプレゼントする。
中に入っていたプリキュアのペンダントがお気に入りの様でした。
こういうもので喜んでくれるのもあと数年なのかな。
「おっちゃん、このカバンで東京に帰っていい?」
二人口をそろえて
「ダメッ~~~」
恐るべしプリキュア効果でした。