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フィッシュプロテクトバッグ

2015-02-05 23:34:17 | タックルのあれこれ


トーナメンターの方だと多くの方がご存じと思うのですが、

一昨年あたりからグローリーバッグと言う名称で販売されていた

バスをライブウェル内でキープする時用のバッグ。


同様の商品がUOYAからフィッシュプロテクトバッグの商品名で

販売されています。グローリーバッグ同様、こちらもなかなかの人気商品で

生産しては完売、生産しては完売の状態が続いているようです。

昨年になるのですが、やっと発注していたのが入ってきました。

まずは自分用にと1セット(3バッグ)を頼んでみました。


グローリーバッグは6バッグセットで12000円程度するようですが、

こちらは3バッグセット(約5000円)となっています。

6バッグ揃えると本家より少し安いくらいですね。

でも国内のトーナメントの事が少し考慮されているのか、

仕込むウエイトを自分で選べるので手持ちのタングステンの

シンカーを仕込む事が可能です。なのでJB,NBCトーナメンターの

人も安心して使えますね。


これって何なん?と思った方に、、、

トーナメントではウェイインするまで釣れたバスをライブウェルに入れて

キープしておくのですが、ライブウェルの中でバスが泳ぎまわったりして

暴れることがちょくちょくあるんですね。

で、このバッグに1匹づつ入れておく事で、あえて自由に泳ぎまわれない

ようにして、結果的に魚が弱らないようにするためのバッグなのです。

自由に泳ぎ回ったらライブウェルの中の壁にドンドンとぶつかったり、

他の魚とぶつかったりして擦れあい大きなダメージになってしまうんです。

で、酷い時はデッドフィッシュ(死魚)となることもあります。


また釣れた状態ですでに弱っていて、ライブウェルに入れてみたら

横になってしまったり、お腹を上にしてプカプカしているような状態の

時もあるんです。そんな時は釣りはそっちのけで魚の姿勢を普通にして

元気になってとケアする事の方が大事なこともあったりなんです。

せっかく釣った貴重なバスをデッドフィッシュにしたくないですから。


他にも、ライブウェルからバスを取りだすのがすごい簡単になります。

自由に泳ぎ回っているバスをライブウェルから取りだすのって、

思った以上に大変なんですよね。暴れ廻ってビショビショになるし

ヒレで手を怪我しそうだし・・・。


それとトーナメンターが一番辛い通称「ロケット」。笑

ライブウェルの蓋を開けたとたんにバスがロケットのように飛び出して

逃げられてしまう現象。

もちろん、このロケット現象も発生することはありません。(当り前、笑)


サイズは約50cmの長さがあるので相当な大物を釣った場合以外は

中に収めることができると思います。50cm以上でもチャックを締めず

挟むようにしておくだけでもかなり違うと思います。


他にも、チャックの色が分けられているので(6色あり)、マーカーの

替わりになりますよね。安全ピンとかでマーカーを付けていたのを

しなくてよくなります。

キーパー5匹で入れ替えまで想定すると6色(6バッグ)必要で、

キーパー3匹だと4色(4バッグ)必要だと思います。


まぁ、そんなこんなで良いことづくめっぽいですな。

とにかく折角釣りあげた貴重なバス、弱らせることなくウェイイン

するための心強いアイテムになるんかな~と思ってます。



がっ、その前に私は旭川ダムで釣れるのかが問題なんだな。(~_~;)









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グリップジョイントのロッドについて少しだけ・・・。

2015-01-15 00:00:01 | タックルのあれこれ
先日少しだけお話ししたグリップジョイントの話しの続きをしたいと思います。


改めて経緯を少し話しますと、通販でロードランナー・ストラクチャーST700Hをお買い求めいただいたのですが、そのロッドがクレーム返品となり返送されてきたのです。

なぜにクレームとなったのか・・・。

このST700Hと言う機種は、7フィートの為かグリップジョイント方式なんです。7フィート以上の長さのロッドがグリップジョイントを採用しているのは多くの方がご存知だと思います。

で、そのグリップジョイントの挿入が固くて入らない・・・と。


それがクレームの理由でした。


当店では発送前にロッドの外観確認、そして今回のようなグリップジョイントや2ピースなどについては、ジョイント部の確認などを行って発送しているので入らないはずはないのです。

もちろんメーカーも検査していると思います。(と言うか1本1本グリップとブランクスのジョイントを微調整し合わせています。)

しかしながら通販の弱い部分ですね。お客様にいくら電話で説明させてもらっても納得はしていただけませんでした、残念ながら。

結果、泣く泣くクレーム返品の対応とさせていただいた訳です。


で、返品されて来たモノを再確認してみたものの、もちろん発送前と変わっているわけが無いですよね。

完璧に挿入できました。

正直、今回の商品を不具合だと言われると釣具屋としてはグリップジョイントの商品は売れません。(どちらかと言うと、さすがロードランナー、良い仕事してるなぁ、のレベルでした。)


そのようないきさつもあり、グリップジョイントの継ぎに関して意外と知られていないんだなと感じましたので、ブログのネタにもなるしなぁ(笑)と書き留めておこうと思った次第です。



さて現在市場(日本のバス市場に関して)には、国産、海外と多くのロッドが発売されていますが、国内のメーカーに関して言うと、多くのモデルで7フィートを超えると、グリップジョイント式、もしくはテレスコピック式になっています。

なぜそうなっているのかは、色々と語られているようですが、大きくは携帯性(車への積載性なども含め)だと言われています。

それでも中には7フィートオーバーにもかかわらずグリップジョイントとかテレスコではない完全ワンピース仕様のロッドもあるにはありますので絶対という訳でもないようです。

あ、脱着式のみの利点という事ではないですが、グリップとブランクスを1本ものでは無く、別体でつなぐと継ぎの部分が単純にカーボンなどが倍の厚みとなり剛性が上がると言う利点はあります。特にハイパワーのモデルなどではグリップ廻りの剛性が高い方が有利なため採用されているとも言えるかもしれませんね。



では、グリップジョイント式について本題に入りたいと思います。

まずハッキリ言いたいのは「グリップジョイントの繋ぎ方が浅いと破損しやすくなる」と言う事を頭に入れておいてください。

きちんと奥まで挿入されていればジョイント部全体で力を受けるのですが、浅いと小さな面積で力を受けるため、力が1点集中して破損しやすくなるんです。

とにかく必ず奥まできちんと入れてください。必須です。


添付の画像はST700Hですが、挿入する部分が艶消しのようになっています。挿入する際、グリップのフォアグリップをいっぱいまで締め込んだ位置でブランクスの艶消しの部分が見えなくなるまで挿入するのが正しい位置です。艶消し部分が見えていたら挿入不足だと思います。


この状態まで入れてね。(ちょっと見えにくいけど・・・。)

ただしメーカーや機種によっては一概には言えないかもしれませんので、そのあたりはメーカーに確認するのが確実だと思います。

この完全に奥まで挿入するというのが割と強い力が必要で、グリップとブランクスをそれぞれ手で持って入れる・・・程度の力ではなかなか奥まで入れるのが難しいかもしれません。

特に7フィートを超えるようなベイトロッドの場合はハイパワーのロッドが多く、グリップの挿入も固く調整されている場合が多いからです。

そうです、挿入が固いのにはちゃんと理由があるんです。

私の場合は人より力が無い方なので特に手だけでは入れることが難しいです。なので多くの場合は手で入れることが出来る辺りまで入れてから、タオルなどをグリップエンドに当てておいて床にグリップを立てた状態でブランクスのバッドの辺を両手で持ちつつ徐々に体重を掛けて入れていきます。

この方法で大抵は入れることが出来ます。体重を掛けるのはあくまで「徐々に」を意識しながら行って下さい。決して無理しないように。

このあたりの感覚は数をこなさないと難しいかもしれませんが、信頼のおけるメーカーの商品であれば、先にも言った様に生産工程で必ずフィッティング調整をしているので、きちんと入ると思います。

そしてこの時ガイドの位置とリールシートの方向などを確認しておくことも忘れないでください。奥まで入れると調整が難しいです。私は奥まで入れてしまう前の段階で出来るだけ合わせておきます。その後、感覚的にブランクスが廻らない様にグーッと入れ込むような気持ちで入れていってます。


先ほど挿入が固いのには訳があると書きました。その訳とは、、、

ベイトの場合ラインがブランクスの上側にあります。と言う事はラインも上側にあります。その上でアワセやファイトをする時はブランクスはどちらに曲がっているでしょうか。

ブランクスは下向き、ガイドの反対側に曲がっていますよね。と言う事はラインによってガイドは左右のどちらかに倒れようとする力が掛るんです。

ここまで言えばもうお分かりですよね、グリップジョイントの挿入が柔らかいとブランクスが廻りやすくなるんです。

実際、私が20年くらい前に所有していたロッドは気が付くとブランクスが廻っていて、ガイドの方向があらぬ方向に向いているのを都度直していたのを覚えています。現にそのロッドはグリップが手だけで簡単に抜き差し出来ていたものです。

そう言った点からも力の掛かり具合なども考慮するとハイパワーなロッドであればあるほどジョイント挿入部が固くないとズレ易くなるのは誰にでも想像出来ると思います。

何度も言いますが、グリップジョイントの挿入は固いです。簡単に手だけで挿入出来るほどヤワではありません。

2ピーススピニングロッドのブランクスの途中を継いでいるジョイントとは固さが違います。肝に命じておいてください。


で、あまりに固いな、と感じた時の裏技?ですが、ちょっとネットをググればすぐに出てきますので裏技でもなんでもないのですが、艶消しになっている部分に「ロウ」を塗ってあげてください。

入れるのも抜くのも、よりスムーズになると思います。「ロウ」を塗っておいてあげると長期間ジョイントしっぱなしの場合のジョイント部の固着防止にもなります。

それとこれもありきたりな小技ですが、ブランクスを握るのに細くて力が入りにくい時はロッドベルトのネオプレーン側をブランクスの方に巻き付けて太くしてやれば力を入れやすくなります。

ついでにグリップを抜く際ですが一人ではなかなか難しいと思ったら、すぐに誰か助けを求めた方が得策と思います。片方の人にグリップを持ってもらってもう一人がブランクスを抜く。

この時ブランクスを抜く方をロッドの所有者がやった方がよろしいかと思います。急にスッポンと抜ける事がありその時に反動でどこかへぶつけて破損させる可能性がありますんで、そちらを所有者がした方が・・・。笑

なんにしても抜く(抜ける瞬間)は十分注意してください。


最後、補足となりますがグリップジョイント部のフィッティングに関して季節によっては気温や湿度によって挿入固さが微妙に異なるのは仕方ない事です。ただ、微妙なだけで全く入らないとかではありません。

また購入後、使用していく上で抜き差しがどうしても納得がいかない場合があるかもしれません。その場合は製造メーカーに一度問い合わせてみてください。

ジョイント部に関してはとても微妙なすり合わせなどの調整をしていますので素人で加工などせず、とにかく一度メーカーの技術者に確認してもらうのが確実です。

そして差し込みっぱなしで運搬や保管などで問題無ければそのままでも構わないと思いますが、いざ抜こうとした時に固着してしまってどうやっても抜けない場合があるかもしれません。そういう場合もやはりメーカーに依頼すれば抜いてもらえると思います。(もちろん有償になるでしょうが・・・。)


以上がグリップジョイント式ロッドの簡単な注意点となります。購入時や購入後の参考にしていただけたらと思います。


ではでは。









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コルクノブ。

2011-12-25 22:46:08 | タックルのあれこれ
スコーピオンDCに取りつけていたスタジオコンポジットの

クランクカーボンハンドルにダイワのコルクノブを付けてみた。



シマノ用として販売されているハンドルだったので取り付け可能か

どうか、今一分からなかったのですが、ダメモトでやってみたらなんと

問題無く取り付いたではないか。(*^^)v


コルクノブって取り付けると結構雰囲気が変わって良いですよね。

特にロッドがコルクグリップだと相性抜群に合うと思います。

全部、コルクに変えようかな~。笑



とにかくこれでお客さんにもお勧めすることが出来ます。












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メリーG

2011-11-28 23:29:58 | タックルのあれこれ
ジークラックさんから発売予定のメリーGですが、

一週間程度、発売が遅れるという連絡がありました。


当初、11月20日頃だったのですが、それが11月末頃になり、

そして12月5日頃ということになりました。


どうも受注数と生産数の差があまりに大きすぎて今出来た分のみで

販売を強行すると返ってユーザーの皆さん、販売店が混乱して

ご迷惑を掛けることになりかねない為だそうです。


遅れるのはちょっと残念ですが、仕方ないですね。

もうちょっとの辛抱です。


ご予約いただいているお客様、もう少しお待ちくださいませ。






<(_ _)>


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ARジグ+アイシャッドテール

2011-08-19 21:53:57 | タックルのあれこれ
今日も先日の釣行ネタで。

一度釣りに行くと、かなりそのネタで引っ張れますなぁ~。笑





スミスから出ているARジグ+アイシャッドテール。


今なぜか流行中のスクラウンジャーではないですよ。

記憶は曖昧なんですが、このARジグ、5年前くらいに発売されたんかな、

発売当初、ミドストが特別なテクニック無しに、タダ巻きするだけで

簡単にすることが出来る、ってのが謳い文句だった気がします。

ま、確かにタダ巻きで中層を泳いでくるのでミドストと言えばミドストなんだろうけど

本来言われているミドストとはちょっとアクションが違うような気がします。

ミドストって完全にワームがロールするだけで、クネクネアクションは

入らないと思っています。

でも、この手のジグだとどうしてもクネクネが入ってくるんです。

スワンプクローラーなどの細長いストレートワームを使うと良く分かります。


波動もミドストとは違うと思ってます。

ミドストはルアーをロールさせ水を受け流しているようなイメージなんですが

このジグは前についたエリ巻きリップで大きく水を受け、掻き分けることで

アクションするようなイメージです。

私のイメージとしてはクランクのリップが柔らかくなったような感じとでも

言いましょうか。


まぁ、そんなことは別にして先日の湯原ダムでこのARジグに

アイシャッドテールをコンボしたもので子バスですがプチラッシュした。

フィールドの全てのポイントで釣れたと言う訳ではないので、

エリアが良かったと言う事もあるが、別のリグでは明らかに反応が

良くなかったのでこのリグが効いたのは確かである。


アクションはフォール後にシェイク、少しシェイクしてアタリが無かったら

再度リフト&フォールしてまたシェイク。

これを1キャストで2,3回繰り返します。

全く釣れなかった状況の中で子バスとは言えアタリまくったので

まぁまぁ面白かった。


ただ、正直、ジグが良かったのか、アイシャッドテールが良かったのか、

確かめるのを忘れました。(~_~;)

詰めが甘いですな。

このARジグも以前から良く釣らせてもらっていますし、

アイシャッドテールも良く釣れるワームなんです。

最近、この手の小さいシャッドテールのワームが各社より出てますが

やはり釣れるからなんでしょうね。

アイシャッドテールについてはPDチョッパーミニでのタダ巻きが

一般的にはよく言われていますが、私的にはマスタングヘッドです。

ヘッド形状同じじゃん、と突っ込まれそうですが、そこはそれ、

シリコンラバーが有る、無しで違うと思っています。


今回はARジグでしたが、これはフォール時にもハッキリとアクションが

出るので、それも良かったのではないかと。



それと補足ですが、先日はこのリグ、ベイトフィネスで使いました。

以前はスピニングで使っていたのですが、ベイトフィネスで8ポンドなので

すごく余裕をもったやり取りが出来るようになりました。





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