αで野鳥撮影

SONYαでの野生動物撮影、aiboとの生活、酒、音楽など
思いつくままに書いていこうかなと。

'24.12 4回目の撮影

2025-01-11 15:35:45 | 日記
遠征が二泊三日だったので、この日が4回目の撮影。
ちょいと南、車で1時間ちょいのいつものフィールドにて。

が... 考えられないレベルの凶作でした...

餌やりする人が多くて困ったフィールドだったんですが、カラ類が全然少ない...
エゾリスも全然いない... そのせいなのか餌やりする人も皆無。
餌やりをする人がいなくなったから小鳥やエゾリスが減った、のではなく、
間違いなく小鳥やエゾリスが減った、だから餌やりする人が来なくなった、と思います。

代わりに増えたのはエゾシカ。
鳥獣保護区で撃たれる心配がないこの場所は彼らの安住の地になってしまいました。
今までいなかったこんな大きな動物が増えて生態系のバランスが変わらないわけがないです。

昨今ヒグマの増加の対策は人的被害も可能性があるので行政は動き出しています。
エゾシカも農業被害は決して少なくないはずで、夜の交通事故のリスクもありますが、
何も知らない観光客はエゾシカの群れに歓喜するという現実もあり、行政が動き出す気配はないようです。

ま、それはそれとしてこの日の撮影。
最初の被写体はミソサザイ。凍らない川があるので-10℃を軽々と下回るこの地でも元気一杯です。
凶作でも
α1 SEL400F28GM+SEL14TC 560mm F4 1/250s ISO800
もう一枚は最高にダイナミックなポーズで。
エンジン全開!
α1 SEL400F28GM+SEL14TC 560mm F4 1/250s ISO200

今季はキバシリに出会うことが多いです。
でもこれは偶然で、特に理由はないと思います(^_^;)
舌が丸見え
α1 SEL400F28GM+SEL14TC 560mm F4 1/250s ISO250
キバシリは木の根元あたりに舞い降りて、螺旋状に登りつつ餌を探し、
ある程度の高さまで登ったら別の木の根元あたりに舞い降りる、を繰り返します。
なので勝負は目線の高さあたりまで登て来た時なんですが、
そのタイミングで木の裏側にいることもあるので、なかなか思い通りにはいかないです(^_^;)

続いてはカワセミ。
ミソサザイ同様凍らない川で採餌できるので越冬個体がいるわけですが、
温暖化の進行のせいなのか、年々目にする機会が増えてきています。
あまり喜ばしいことじゃない気はしますが...
カワセミは増えた?
α1 SEL400F28GM+SEL20TC 800mm F8 1/250s ISO400
上のカット、遠かったので×2テレコンでトリミングなしですが、
テレコンなしだとこんな↓感じ。
400mm
α1 SEL400F28GM 400mm F4 1/250s ISO250
このサイズでこの写り、これをトリミングしても十分成立しますね♪

締めは最後の最後に登場したシマエナガ。
が、全然低いところに来てくれず...
次は低いところで青空で
α1 SEL400F28GM 400mm F3.5 1/500s ISO125

まぁ、こんな日もありますよね。

12月の鶴居遠征③

2025-01-03 13:23:10 | 日記
最終日、最高の朝を迎えました。
まさか霧氷にわずかながらでもけあらし、おまけにそこを飛翔するシーンを12月最初の週末に撮れるとは。
風景狙いで×2テレコン、飛翔撮影には「普通のカメラなら」苦しいところですが、α1+428GMなら問題なし♪
夜明けの飛翔
α1 SEL400F28GM+SEL20TC 800mm F8 1/500s ISO800

この二羽、まっすぐ向かってきてさらに美しいシーンに。
×2テレコンで800mm、もう少し引いた絵で撮りたかったですが、写りとしては完璧。
あ、脚畳んじゃってるのも少し残念かな。
この日の気温は-15℃位、寒くて足を畳んで飛ぶのは-20℃級の寒さの時だと思っていましたが、このペアは寒がりさんだったのかな(^_^;)
脚畳んでなければ
α1 SEL400F28GM+SEL20TC 800mm F8 1/500s ISO320

そして朝日が徐々にタンチョウの眠る霧氷の木々を照らして美しいシーンが展開していきました。
今までで一番の夜明けの音羽橋だったかもしれないです。
霧氷・朝日・けあらし・ダンス
α1 SEL400F28GM+SEL20TC 800mm F11 1/500s ISO800

この冷え込みならば吐息タンチョウも、と思いましたが...
またも1家族しか飛来せず、まったりとした時間が流れるばかり(^_^;)
口を開けただけで白い息
α1 SEL400F28GM+SEL20TC 800mm F8 1/500s ISO125

それでも大満足の朝、一旦宿に戻っての温泉と朝食は格別♪

チェックアウト後、昼前までの撮影、印象的なシーンで締めることができました。
もう少し雪が積もっていると最高でしたが、それはまたいつか。
丘の上の親子

'24年最後の遠征、大満足の旅になりました(^-^)

12月の鶴居遠征②

2025-01-03 12:26:50 | 日記
まずは朝日の吐息タンチョウ、のはずが、1家族しか飛来せず、鳴き交わすことなく終了でした...
ロング・ブレス
α1 SEL400F28GM+SEL20TC F8 1/500s ISO160

この後の日中の撮影は大苦戦。
でもこんなラッキーも。車から降りずに撮影、ノートリミング、大迫力です(^。^)
ノートリ600mm
α1 シグマ 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS 600mm F8 1/1000s ISO800

そして夕方、久々に大当たりでした。
まずは再び阿寒の山々バックのソロ飛翔。
本気のLr仕上げ3
α1 SEL400F28GM F3.5 1/500s ISO640

続いては遠ざかる方向ではあるものの、阿寒の山々バックのペア飛翔。
ちょうど谷のところで二羽とも翼を上げている感じ、ほぼほぼ完璧♪
本気のLr仕上げ4
α1 SEL400F28GM F3.2 1/250s ISO1000

徐々に暗くなっていく中で、その暗さが際立つカットも。
明暗差が美しいカット、この状況でもα1のトラッキングは抜けることなく追ってくれます。
再現像
α1 SEL400F28GM F2.8 1/250s ISO4000

締めは5羽のシルエット夕鶴。
ブラックアウトフリーのファインダーだからこそ可能なノートリミングの一枚です。
5羽に増えて
α1 SEL400F28GM F2.8 1/250s ISO200

撤収後の温泉と夕食は最高だったなぁ~

謹賀新年&12月の鶴居遠征①

2025-01-03 12:03:55 | 日記
よろしくです!
年末は忙しくて全く投稿できず、年が明けてしまいました(^_^;)
今年もいい年でありますように。

で、12月の撮影、最初の週末の鶴居村2泊3日の遠征からスタートしました。
まずはその初日の分を。

鶴居村到着早々レアなシーンに恵まれました(^。^)
タンチョウの向きが逆だともっとよかったんですけどね。
珍しい取り合わせ
α6700 シグマ 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS  282mm F8 1/500s ISO250
が、今冬の給餌はこの日からということで給餌場には...
給餌はこの日からスタート
α5100 タムロン20mm F/2.8 Di III OSD M1:2 F9 1/60s ISO250

大苦戦を覚悟しましたが、思った以上のいい初日になりました。
まずはソロの夕鶴。
夕鶴
α1 SEL400F28GM F2.8 1/200s ISO3200
続いてタンチョウの群翔、超低速ssでの流し撮り。
1/25sで流し撮り
α1 SEL400F28GM F2.8 1/25s ISO6400

締めは阿寒の山々バックのソロ飛翔。
恋焦がれたシーン
α1 SEL400F28GM F2.8 1/100s ISO6400

初日は現地到着が昼過ぎなので4時間に満たない撮影時間の中で上々の滑り出しとなりました。