吸い始めたのは18から(コラ!笑)。
当時は男性なら喫煙者であるのは当然みたいな風潮でしたね。
吸ってないほうがマイノリティでした。
たばこ1箱(20本入り)で220円くらいだったでしょうか。
1日にだいたい2箱くらい吸っていたので缶コーヒーやジュースと合わせて1日1000円くらい
消えていっていた計算になります。
1年で365000円がたばこ、飲み物だけで消えていたわけですね。 これはもったいない!
周りのほとんどの人が喫煙者だったこともあり、なかなか止められずにいましたが
35の時、転職をきっかけに本気で止める決意をします。
(この時は1箱250円になってました)
当時は禁煙外来などはなかったと記憶しています。
あれはいいそうですね。2万円くらいの費用で 簡単に止められるとか。
私はニコチン入りのガムを使っていました。
一粒でタバコ1箱分くらいのニコチンが含まれているガムで
強烈な味でしたね。 唾液を飲み込むと胃液がこみ上げてくるようなキッツイお味でした
一番つらかったのは3日目くらいでしたね。
激しい頭痛、吐き気、めまいなどなど 「禁煙するほうが身体に悪いのでは?」とさえ思えるほどの
激しい禁断症状がでました。
あとは日々の習慣ですね。
「食事の後に一服」「休憩時間に一服」「寝る前に一服」など
生活のリズムの中に喫煙が定着していたので 止めてしまうと途端に口が寂しくなります。
禁煙パイポなどを咥えて紛らわせていました。
一ヶ月、二ヶ月、三ヶ月となんとか乗り越え 今10年を超えています。
これはもう成功と言ってもいいですよね。
元愛煙家なので 愛煙家、嫌煙家両方の気持ちがわかります。
自分は誰にも迷惑を掛けないマナーの良い喫煙者だと思いこんでいました。
(携帯灰皿を持ち歩きポイ捨てはしない、禁煙の場所では絶対に吸わない など)
止めてみてわかったのは それだけでは不十分だったんだなということでした。
「ここで吸ってもいいですか?」と聞くのはマナーではありません。
なぜなら本当は吸って欲しくなくても嫌々「どうぞ」と言わざるを得ないからです。
「だめです」とは言えないでしょう。 喫煙していた頃、そこまで考えていませんでした。
禁煙の表示がなくても吸わない人がいるなら そこで吸うべきではないです。
吸う人が近くにきただけで服についている匂いで吐き気がしたりします。
元々喫煙者だったので 初めから吸っていなかった人に比べて過剰に反応してしまうのもあるかも知れません。
(「苦労して止めたのに副流煙という猛毒を強制的に吸わされている」という精神的苦痛が大きいです)
たばこを愛してやまない ヘビースモーカーだった私が 止めてみて、今、愛煙家の方に言えることがあるのなら
「やめてよかったですよ。私は。きっとあなたもそう思うでしょう」ですね。
身体も軽くなります。若返ったようです。
持ち物も少なくてすみます。もう、たばこ、ライター、携帯灰皿を持ち歩かなくていいんです。
たばこを止め、飲み物を水筒で済ませるようにしたらお金に余裕がでます。
今は禁煙外来があります。
激しい禁断症状と戦うことなく 簡単に止められます。
あとはあなたの決意と意思次第です。
喫煙者のアナタ!
「こっち側」にきませんか? 良い所ですよ!
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