―用語集―
・空中都市遺跡エルディア
空中に浮遊する古代の都市遺跡。
地下は実験・研究・書庫施設。
地上1~11階は居住区。
最上階は会議場と言う構成。
小難しい話、核はあるが浮遊を促すものではなく、制御する物である。
浮遊の力は全体に働いている模様。しかし核の制御により物や人は浮かない。
・エルディア空中議会
エルディアに住まう7人が定期的に開く議会のこと。
12年に一回を1周期としているが緊急事態が起こった場合はすぐに収集される。
議会で話し合われる内容は生態系の存続、国家の存亡、大罪人の処刑とまちまち。
議長はナイアルラトホテップ。
・生命の卵
人為的に生命を生み出す円環装置。
預言書が世界を縛る引き金ともなる悪魔の発明。
・ミラの預言書
議員の一人であるミラが書いた狂気と破滅の預言書。
一度は破棄されたが、つい最近になって預言書が効力を発揮し始めた。
・ワールド
エルディアに観察される対象・もとい全ての物語の舞台。
―人物集―
・ナイアルラトホテップ(Nyarlathotep)/男
エルディアの議長。
闇のような漆黒の髪に瞳が特徴的。顔立ちは氷のような怜悧さを感じさせる。
肌は病的なまでの白色で、背はあまり高いほうでない。
・アノニマス(Anonymous)/?
エルディアの副議長。
頭頂から爪先まですっぽりと覆い隠す夜色のコートに隠れて表情は伺えない。
体格は子供であるが、口調は年老いた女性のもの。
・ブリガンテ=アウトクラシア(Brigante=Autocracia)/男
議員の1人。
短い燃えるような赤髪に同色の瞳。略奪者の名に恥じない強面の風貌。
議員の中で一番体格がよく、筋骨隆々。
・ミラ=ディスティーノ(Mira=Destino)/女
議員の1人。
見目麗しい膝まで伸びた金髪に深緑の瞳。物憂げながらも母親のように穏やかな顔立ち。
背はあまり高くない。預言書を書き上げた当人。
・ヴァイゼ=セルカトレ(Weise=Cercatore)/男
議員の1人。
肩辺りまで伸ばされた銀髪にシルバー交じりの黒い瞳。表情の無い冷え切った雰囲気を漂わす。
予言の発端になった『生命の卵』を人為的に魂を生み出す装置に作り変えた人物。
・シュバリエ=ガルディエン(Chevalier=Gardhien)/男
議員の1人。
空色の髪にややシルバー混じりの同色の瞳。顔立ちは子供らしさが残っている。
礼儀を重んずる騎士で人間味が強い。
・レベル=ユースティティア(Rebell=Justitia)/女
議員の1人。
腰まで伸びた茶髪に紺色の瞳。ナイフを連想させる少年に近い冷淡な顔立ち。
相棒の黒龍と共に行動すると、様々な面で他の議員達とは一線を引いている。
・イザベル(Jezebel)/?
ワールドで行動する情報師。非常に謎が多く、何やらエルディアと関わりがある模様。
外見は茶髪に青い瞳。それ以外には正確な年齢や性別すら掴ませない。かなりの美形ではある。
何やら妹らしき人物がいるらしい。
・リベルタ(Liberta)/女
謎多き女性。やることはまちまちで暗殺だったりスパイだったり。
サイドで括られた腰まであるピンク色の髪に蟲惑的な紫の瞳。顔立ちはまだあどけない。