取引先：信頼の営業担当東京へ転勤

優秀なやつは、何れはと！思っていたが、今日内示とは・・！

挨拶にきた某大手営業担当は目に涙をためて、私に感謝の意を述べて
くれた。
感謝しているのは、こちの方！昨年倒れたとき、弊社は冷たかった
が君は優しかった。あれは取引関係がどうのこうのということなしに
気遣ってくれた優しさとして受け止めた。

上にたったら、下の仕事に興味をもってもらいたい。
そんな上になってほしい。

いっしょに来られた部長さんが言われた。
「今度の担当の○○です。Nに負けないようがんばります
ので宜しくお願いします。」

私は咄嗟に、「こちらこそ宜しくお願いします。」
「仕事はね、なんとかなるでしょう。場合によっては
失礼な言い方かもしれないが、今ご紹介された方の方が
経験豊富のようですし、役職ももたれているから、
要領とかスピードという点では以前のNさんを上回るかも
しれない」

「しかし、世の中にNさんはたった１人しかいない。だから
あなたに、Nさんの仕事はできてもNさんの代わりは出来ないんだ。」
「Nさんは、本当に良くやりました。部長さん必ず上の方にこのことを
伝えてください。」

あえて「さようなら」は言わない。

なぜなら、これからもずっと・ずっと君さえよければ
付き合って行きたいからだ！

私はそう、この担当者Nさんにいった。彼の目が理解してくれていた。
いろいろなことがあったけど、とても素晴らしいやつだった。

きっとこの会社を背負って立つ人間になるだろう！

淋しいけど、彼の成長への旅立ち。喜んであげなければ・・・！
私もやっとそういう人間性を少し手にしたよ。

今までありがとうね。きっとこれ読んでると思うからな！

ちなみに感謝のメールも送っておきました。Nさんにね。
勿論返信頂いた。

もう１度Nさんに言うね。私達は仲間だ。これからも宜しく。