仕事が忙しく、久々のUPとなります。
少ない読者の方々のために、私の10数年前にあった
家庭内での話しをします。
今から10数年前ですが、仕事・プライベート(バスケ)で
忙しかった時の話です。
私の息子が小学校低学年の夏休みのある日、
後輩より、「カブトムシを採りにいきませんか?」と
誘われ、家族サービスなどまったくしていなかった私は
子供を喜ばしたく、その話に飛びつきました。
勿論、息子もおおはしゃぎでした。
私の住んでいる宇都宮市は、私の幼少のころから比べると
森というものが非常にすくなくなりました。
カブトムシやクワガタムシなど、自転車でいける距離に
捕獲できる場所があったものです。
後輩達にお任せで、その日は夜中出発でした。子供は
私の隣でまだ寝ています。抱きかかえて、車にのせました。
車で走ること1時間。目的地に到着。
子供を起して、捕獲作戦開始です。
図鑑ではなく、実際にこうして生息している姿を見せる
ことは非常によいことだと思いました。さっきまで寝ていた
息子も目をぎらぎらさせて、緊張しています。
私も少年時代にもどったかのように、必死にクヌギの木を
さがし、昆虫をさがしていました。
クワガタ・カブトムシを発見するたび、息子を呼びました。
こんなに、息子の名前を連呼するのは、久々でした。
結果は、大量。学校のお友達にも分けてあげるほどの数でした。
後輩にお礼をいい、その日は息子と1日たのしく過ごしたのでした。
本当に久々の息子とのふれあいでした。
夏休みも残りすくなくなったある日、夏休みの宿題ラッシュに追われ、
息子も大好きなゲームもせずに、必死に宿題作業にとりかかっています。
宿題の中には、画用紙に絵を書くものもあり、その絵は私とカブトムシ
を採りにいった様子が描かれていました。とても上手に描いていたので
その時の様子が目に浮びました。
その後です。「絵日記」というノートがでてきました。私も小学校の
頃、書かされたものです。懐かしさを覚えて、ページをめくりました。
すると・・・
絵日記には、パパとカブトムシを採りに行った、パパがいっぱいとってくれ
ました、パパが大きなハチとたたかってくれました、パパがかっこよかった
・・・と私がまるで英雄のように書かれ、そして、本当にたのしかった
という文章でしめくくられていました。
しかし・・・
その後の絵日記のページはすべて、空白でした。
愕然としました。
夏休みはこの1日しか、私は子供といっしょにいてあげられなかった
ことに気付いたからです。
すまない気持ちがこみあげました。仕事では課長に昇格したばかりでした。
バスケも社会人として安定期にはいっていました。
とはいえ、この時にしかしてあげられない、親として子への思い出
づくりに、私は全く役にたっていないことがわかり、自分を責めました。
その想いは今でもひきづっています。
今しかできないことっていうのが、あると思います。
どうかそれを見失わないでほしいと思います。
少ない読者の方々のために、私の10数年前にあった
家庭内での話しをします。
今から10数年前ですが、仕事・プライベート(バスケ)で
忙しかった時の話です。
私の息子が小学校低学年の夏休みのある日、
後輩より、「カブトムシを採りにいきませんか?」と
誘われ、家族サービスなどまったくしていなかった私は
子供を喜ばしたく、その話に飛びつきました。
勿論、息子もおおはしゃぎでした。
私の住んでいる宇都宮市は、私の幼少のころから比べると
森というものが非常にすくなくなりました。
カブトムシやクワガタムシなど、自転車でいける距離に
捕獲できる場所があったものです。
後輩達にお任せで、その日は夜中出発でした。子供は
私の隣でまだ寝ています。抱きかかえて、車にのせました。
車で走ること1時間。目的地に到着。
子供を起して、捕獲作戦開始です。
図鑑ではなく、実際にこうして生息している姿を見せる
ことは非常によいことだと思いました。さっきまで寝ていた
息子も目をぎらぎらさせて、緊張しています。
私も少年時代にもどったかのように、必死にクヌギの木を
さがし、昆虫をさがしていました。
クワガタ・カブトムシを発見するたび、息子を呼びました。
こんなに、息子の名前を連呼するのは、久々でした。
結果は、大量。学校のお友達にも分けてあげるほどの数でした。
後輩にお礼をいい、その日は息子と1日たのしく過ごしたのでした。
本当に久々の息子とのふれあいでした。
夏休みも残りすくなくなったある日、夏休みの宿題ラッシュに追われ、
息子も大好きなゲームもせずに、必死に宿題作業にとりかかっています。
宿題の中には、画用紙に絵を書くものもあり、その絵は私とカブトムシ
を採りにいった様子が描かれていました。とても上手に描いていたので
その時の様子が目に浮びました。
その後です。「絵日記」というノートがでてきました。私も小学校の
頃、書かされたものです。懐かしさを覚えて、ページをめくりました。
すると・・・
絵日記には、パパとカブトムシを採りに行った、パパがいっぱいとってくれ
ました、パパが大きなハチとたたかってくれました、パパがかっこよかった
・・・と私がまるで英雄のように書かれ、そして、本当にたのしかった
という文章でしめくくられていました。
しかし・・・
その後の絵日記のページはすべて、空白でした。
愕然としました。
夏休みはこの1日しか、私は子供といっしょにいてあげられなかった
ことに気付いたからです。
すまない気持ちがこみあげました。仕事では課長に昇格したばかりでした。
バスケも社会人として安定期にはいっていました。
とはいえ、この時にしかしてあげられない、親として子への思い出
づくりに、私は全く役にたっていないことがわかり、自分を責めました。
その想いは今でもひきづっています。
今しかできないことっていうのが、あると思います。
どうかそれを見失わないでほしいと思います。