挑戦のグレープフルー2(ツ)

ある日突然、自分が心筋梗塞に!更に大腸癌の発症。病気を通じて知った人の温かさ・冷たさ!私は決して、あきらめない。

指導をする上で大切なことは

2008-07-25 20:13:17 | バスケ
ある指導者の人が私にこう「洩らしました」!
「ミニバスケット(小学校時代)のない中学を教えるのはもうたくさん」
「ミニ経験者が入る中学へ行くのが当然」

私は指導して8年になりますが、一度もこのことを意識したことはありません。
(経験なく入部してきた子に失礼です。)
確かにミニを経験した学生が入ってくると楽ですね。(1人・2名はいます)
しかし、教える内容で、脱落するやつ・急激にUPするやつを私はみて
きました。

今回の生徒はほとんどがミニの経験がありません。それでもあの試合が
できた(優勝候補中学に互角、相手はミニ経験者多数)

教える側がいったい「何を意識しているのか?」「勝つ事!?」
「勝って、すごい指導者といわれたい?」「自己満足!?」

私は自信ときっかけ!をバスケを通じてつかんでほしいと!思っています。
つねにこのことを意識しています。
負けて、負け惜しみをいっているのではありません。
指導者が、勝つことに執念を燃やすことは大事ですが、
プレー一つ一つの大切さやチームとしての協調性を伝える
ことに執念をもつこともこの時期大切です。
私はそのことにこだわった。そして今回のように負けはしたが
自分達は強いと自信をもってくれたことが、非常に嬉かったのです。

そこで冒頭のコメントです。「ミニをやっていない中学は教えない」
スポーツは、だれでもチャレンジできて、この時期の子供達には、私達
大人の想像以上に体得も速い。バスケットに限らず、未経験の子が突然
変異することだってあります。私は現実、それを見てきました。

私は経験がない子供達であっても、いっしょに強くなりたいです。