ここ最近で一番嬉しかったことは、土曜日の近隣チームさんとの練習試合でのこと。
メンバー全員の成長がみられてうれしかったのはもちろんのことなのですが
特に、キャプテンと副キャプテンの2人の精神的な成長に心からうれしく思いました😊✨✨✨
というのも、元々2人は周りに優しくて気をつかう性格であまり勝負へのこだわりや強い気持ちはまだなく、自分を出すことが難しい面がありました。
春大会予選負けからチームが新体制となり
チームのため、コーチのため、親御さんたち、下級生たちのために色々と心境の変化があったと思います。
それは大人でも乗り越えることが難しいことでもあります。
でも、心優しい2人は前向きにこのチームをもっと良くしよう!そのためにできることを頑張ろうと努力してくれました。
その結果、この短期間で
これまでは指導者から声かけしてもなかなか思うように伝わらず、変化がすぐには難しいかなと思っていた性格面での変化がありました。
それは彼らが最も苦手だった
【自分を出して積極的にプレーすること!!】
【どうやったらもっと良いプレーができるか自分から考えること!】
【自分たちが見本となって全力を出し、声も出して下級生たちを引っ張ること!】
そんなふうに、小学生とは思えない立派なバスケットマンに成長している姿を見せてくれました。
キャプテンは試合を通して、1コーター終わるごとにもっとこういけばよかったなーと自己反省し次のコーターではまたそれが改善、またどんどんと改善され試合ごとにプレーが成長してくれていました。
副キャプテンは、現在腰の怪我で試合は出られないのですが
誰よりもプレーをよく見て、ベンチから大きな声で応援もするし、これまではぼそぼそっと気づいたことを言う程度で私からみんなに言ってあげれば?といわないとなかなか言い出せてなかったのですが
この日は作戦板を使い
どんどん試合中でも、もっとこうした方が良いとキャプテンと相談したり
動き方を下級生にも優しく教えてくれたりと
言われなくてもどんどん自分から動いてくれていました。
そしてこれは元々なのですが
相手チームさんへのマナーや挨拶、最後の片付けの手伝いなどスポーツマンとして1番大切なところは2人が見本となって言わてなくても行動してくれるので、新入部員の子たちも戸惑いなく真似してくれていました!
怪我をしていると、試合中自分のことばかり考えてしまったりまだ小学生なら、試合に出たいなという思いを隠しきれずに周りに当たってしまったり心からチームのための応援などできないことがあると思います。
それは私自身もそうだったので、自分が試合に出られなくて辛い気持ち、運動できなくて辛い気持ちがよく分かります。
それなのに、そんなこと気にせず
チームのことを第一に考えてくれた副キャプテン
これは一流選手といえるなと思います。
自分自身の苦手としている面、特に性格的なところを変えるのは子供でも大人でもとても難しいことだと思います。
それには相当な覚悟や意志の強さが必要です。
これまでなかなかやぶれなかった
自分の中の積極性を出すこと、この殻を破ることが
チームのためのという思いで
短期間でできるようになったキャプテン
これも一流選手と同じ意志の強さがあります。
2人とも、バスケは好きだけど
優しい性格のため勝負の世界、勝ち負けへの執着が少し薄く
自分自身にも自信が持てない面がもったいないな
上手くそこを引き出してあげたいなと思っていたのですが
気がついたら
BLITZを良くしていきたい
そんなチーム愛のおかげて
指導者の心配をよそに、予想を超えて成長し
壁を乗り越え次のステージへ進んでくれていた2人の成長に
本当に心が動きました。
このチームは最高で
もっと良くなる。
そして全員をバスケ好きにさせてあげたい!
その上で、一流のプロになれるよう今指導者としてできることを全てやりたいと
指導者の方が影響を与えてもらいました。