栃木県那須塩原市
旧・西那須野町に「知る人ぞ知る地元御用達」の食堂があります。
中華料理 三区。
南北に一直線に伸びる道、大規模農道ライスライン(西那須野区間では『たて道』と呼ぶ)沿いにあります。
三区とは行政地名の「三区町」から名付けられたものであり
一区町・二区町・三区町・四区町・千本松(区)は元々、明治時代より始まる「開拓地」の名残地名でもある。
そんな中華料理三区。
いままでスルーしておりましたけど・・・
ちょっと「穴場的な」感覚で
今回、ようやくお邪魔させていただくことができました。
(過去に1回は入ろうとして通り過ぎてしまい断念したことあり)
7月31日。
晴れ。
気温はすでに30℃を超え
「涼しいところを目指す」という合言葉にて北上
そうだ、こういうときに・・・ということで
やっとのことお邪魔しました。
駐車場にクルマをバックで入れている間に
次から次へとクルマが入ってくる。
やばい・・・
もたもたしていると、すぐに満席になっちゃうかも・・・
扉を開けると
右に厨房
左に長細くテーブル席とお座敷が。
奥の高いところにテレビ
トイレは入口のはいってすぐ向かいにあった。
テーブル席とお座敷共々空いていて
テーブル席を選ぶ。
メニューはすでに置いてあって
見開きのタイプ。
まずはラーメン
そしてご飯もの
単品
単品は200円増しで「ライス・みそ汁付きの」定食にできる。
お座敷の柱には
定休日と日替わりメニュー。
その下には「セルフのお冷」がある。
思ったよりも広く感じる。
そして圧迫感がない。
なんとなく地元の「昭和な食堂」という感じだが
古びた感じがないのが不思議。
私が選んだのは「三区メン」750円
やっぱりお店の名前だから、これはお試し・・・ですが
中身がどんなものかわからない。
お手伝いの娘さんを呼んで
「三区メンってどんなのですか?」と尋ねると
「あー・・・ちょっと辛いやつ・・・です フフフ」
もうね、このやりとりで「三区メン決定!」
いつもは暑い時には「冷やし中華」とか選ぶのですが
この日はなんとなく「暑いラーメン」を食べたくなりました。
ただし・・・少食なので、スープはほどほどに。
後から来たお客さんはお座敷に。
お冷を取りに行った彼女は
注文後に「この張り紙」に気づいたらしく・・・
「ホイコーローがよかった」って悔やんでた。
けっこう同じ時間にみんなが頼んだため、ちょっとばかり時間は待ったようだが
私たちは急いでいなかったのでモウマンタイ!
おぉおおお
三区メンです。
湯気がこもります
いかにも熱いです。
メンは・・・お! おいしいですわ
あまりにもスープが熱いので、少しづつ噛みしめて麺をそそる。
汗は滝のように流れ
いつの間にか背中にも湿った感が。
拭うハンカチはいつしかウェット状態となり乾くことはなかった。
でもね、暑い時に熱いラーメンを喰うと
胃腸にはいいんだよね。
消化が早くて、麺がすすむくんです。
そんなときに
NHKのニュースが
お隣、大田原市の最高気温が38℃に達する予想であることを伝えている。
いやっもう。。。
きくらげ・キャベツ・肉にニラ・・・
野菜もたっぽり。
さすがにスープを飲み干すことはできませんでしたが
スープが辛めでおいしかったです。
(とは言っても、初めは熱すぎて辛いというスープの味すらわからなかったですけどw)
激辛ではなく、ほどよい辛さ。
食欲が不振なときにおススメ。
中華料理 三区
栃木県那須塩原市三区618
0287-36-6801
11時~15時
17時~21時(時間は変更されている場合があります)
木曜日・定休
西那須野で食事に困ったら、おススメ!