大雨が降らないと姿を現さないことから「幻の滝」といわれているのが栃木県矢板市にある「おしらじの滝」。
SNS等で投稿されて一躍有名スポットとなり
地元、矢板市が「観光の目玉に」と遊歩道の整備と”おしらじグルメ”を提案。
そこで生まれたのが「おしらじ塩冷やし麺」だ。
スタートは2019年4月2日。
新聞報道で知った私は、いいなぁ・・・って漠然と思っていた。
しかし・・・
おしらじ塩冷やし麺は「城の湯温泉センター」の中の食堂で提供されるもの。
当初は「期間限定・数量限定」だったことも重なって
温泉入らないと食べられないかなぁ
入湯料を払ってまで、食事ってどうなの?
いっそ、お風呂入ったほうがいいんじゃない
・・・そんな話にもなっていた。
けれど、先に進まず・・・ずーっと行けないままでした。
ところが・・・
事態は動きます。
昨年11月、城の湯の2つある浴場のうち、一つが「修繕困難」となり休止。
あと一つも、ギリギリで運営している状態とのことで
「ひょっとしたら将来的に廃止もありうる」という見通しが示され、さぁ大変。
その時、初めて城の湯の食堂を利用させてもらうことになったが
時期は11月。
さすがに「おしらじ塩冷やし麺」は販売期間が終了していた。
その時のスタッフのお母さんの話では「暑い時期、7月くらいから出るかなぁ」って言ってたんです。
だから、おとなしく待っていたのですが
ふと、先日、何気に検索していたら・・・
なんと!すでに5月の下旬に食べている人の投稿がSNSにあるではないですか!
これは早速行くしかない!
ということで
2022年6月5日。
矢板市の城の湯温泉センターに「温泉」ではなく「食事に」行ってまいりました。
くねくね曲がったその先に
「城の湯」到着です。
では入場。
入ると、すぐに「消毒」そして「検温」
受付の方に「食事です」っていうと
そのまま下駄箱に行くよう案内されます。
なお、食事のみの利用ですと、入場料は無料です。
日曜日は19時まで通しの営業。
これは助かります。
時間は正午。
この時点でお客さんは3組。
余裕で座れますので、ある意味穴場。
食券制です。
先に食券を買っていると、奥からスタッフのお母さんが寄ってきますので
すぐに食券を渡し、好きな席に座って待ちます。
お水は 厨房入口にあります。
いつも気になるのですが・・・
前回、なかったもので初耳だったのが
インスタフォローでりんごジュース1杯サービス。
これね、1グループ1杯なのでご注意。
二人で見せたら、ご家族は1杯だけって言われました。
そして・・・
おぉおおお
青い
青い
ゼリーも青い
こちらがサービスの「矢板りんごジュース」
インスタキャンペーンは2022年7月31日までです!
では、いただきます!
彼女が単品の「からあげ」を追加でオーダーしてくれました。
ここのから揚げはお気に入りだそうで。
麺はかため。
だから歯応えが違います。
冷やし麺なので、とてもスルスルいけます。
塩冷やし麺だけあって
スープは塩味。
でもさっぱりしてますので、こちらも飲めちゃいます。
天然色素リナブルーを最大限活かした、おしらじの滝っぽいメニューです。
からあげもおいしいですね!
飲み干せる勢いでしたが、個人的な理由で止めました。
次にデザートです。
小さいのでペロリです。
それにしても鮮やかなブルーです。
矢板のりんごジュースもいただきます。
やはり、りんごの味は濃かったです。
玄米の焼きおにぎりって言うのも気になる。。。
券売機に無いものは、レジ(厨房入口)で精算するシステムのようです。
ティータイムは平日のみです。
あ、WIFI使えるんだー
食後、私はちょっとだけ館内を見学。
もちろん温泉は立ち入りできませんが。
今年の2月2日に卓球場がオープンしたと公式サイトで事前にチェックしていたので
ふらっと2号館へ進むと
奥の右手に
ありました!
この時は誰もいなかったけど
修繕のコストが多額で現在、休止中の2号館。
実は・・・本物の「おしらじの滝」にはいまだ足を踏み入れていないのです。
あの、成人2名が立ち入り禁止の滝つぼにて溺死した事件が・・・ちょっと記憶に新しいものでね。
えらい迷惑な話です、申し訳ないですが。
なんとか「おしらじ塩冷やし麺」は食べました。
けれど「おしらじパフェ」はまだですし
それ以外にも気になるメニューがまだまだありますので
珍しい「リピ決定!」
これからも、タイミングが合えば、また訪れたいと思います。
なお、城の湯は老朽化もあり、1号館が万が一故障してしまうと、休止もあり得るので
食堂だけでもいいですから、気になった方はぜひ、訪れてみてください。
この灯を決して消してはなりませんから。。。