栃木発「ちゃりあん」ブログ2

日常の「あたりまえ」を、より深く。

6月15日は「栃木県民の日」 恒例の「無料開放」IN「県立博物館」で観たものは

2021-06-14 23:28:01 | 栃木あるある

明日、6月15日といえば・・・

・・・そう「千葉県民の日」・・・ですが。。。

「栃木県民の日」とも言いますのです。

なぜ6月15日かといえば、こういうことです。

 

・・・

 

毎年、6月になると、新聞の折り込みに

「栃木県民だより」6月号が入っておりまして

 

今年の「県民の日」の記念行事がそこで明らかになります。

 

今年は記念行事を 6月12日(土)に県庁と栃木県総合文化センターで開催。

もちろん、私は仕事で行けないので・・・

https://www.pref.tochigi.lg.jp/c01/education/bunka/ivent/documents/r3muryoukaihou.pdf

 

いつも、6月15日の前後の土日に行われる「施設の無料開放」を利用することにしています。

 

・・・で、今年はというと・・・

 

うーん・・・特に「ここ」っていうところが無いなぁ。。。

 

無理もありません、たいていの施設はすでに足を運んでいたり、今年は特に「コロナ対策で密になるところは避けたい」という考えがあるので、選択の余地はなかなかありませんでした。

 

そんななか・・・

 

ツイッターで観た、これ

栃木県立博物館友の会

6月12日(土)、13日(日)、15日(火)は、県民の日関連無料入館です。友の会でも特別販売しています。企画展「収蔵庫は宝の山〜博物館の資料...

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なんと、県立博物館で販売されている図録が「通常の半額!」

しかも県立博物館の入館料も「6月12日・13日・15日」は無料!

 

これは行ってみる価値があるでしょう。

 

彼女も「図録半額」というワードに興味深々。

 

県立博物館自体は何度も見学しているので珍しくは無いのですが

 

今回は、この「図録半額」というワードが決め手となり、いざ6月13日(日)に県立博物館へ。

 

宇都宮市の中心部にあって、駐車場が無料というのも嬉しい。

 

だからこそ、常にクルマは多い。

 

駐車場のそばにあるトイレを借りて

 

いざ県立博物館へ

 

ちょうど6月27日まで企画展も開催中なので

 

ちょっとでも観られるといいかな

 

遊具広場には家族連れがいっぱい

 

それに対して、中央公園の内側は、驚くほど閑散としている。

 

これが、ここのおススメポイントだ。

 

いくら駐車場に多くのクルマが停まっていたとしても

 

中央公園の敷地はあまりにも広いため、人が密になることがほとんど考えられないのだ。

 

何度も訪れているから、それを知ることができた。

 

だから、彼女も安心してついてきてくれた。

 

さすがに「こども科学館」とか「なかがわ水遊園」とかは人が多いの想像できるでしょ?

 

中央公園は多少、人が多くても、明らかに密になりにくいのがいい。

 

今回は「博物館」へ直行。

 

今回はすでに誰かがスイッチをおしていたのでしょう、「赤いくつ」が流れていました。

 

※騒音対策で、低い音で童謡の歌が聞こえてくるので、ちょっと怖かったりする。

なお、かなり接近しないと歌は聞こえません

 

 

アジサイの季節ですね

小さな花がたくさん咲いていました

この白っぽい大きなものは模造花。

花はまだ蕾のままです。

 

博物館に限らず、右に曲がった先にある「緑の相談所」もインフラカードで何度も足を運んでいるところだ。

 

この日までサツキ展を開催中ですが、今回はパス

 

あ、多肉植物展は中止だって・・・

 

やはりサツキは人気があるらしく、こちらには多くの人がいるようだ。

 

途中、自販機のある休憩所に立ち寄る。

 

噴水が大きな音を立てて吹き出し中。

 

じゅわー

 

そして

彼女が池をのぞいたとたん、奥から急ぎ泳いで接近してきたのが、この鯉。

 

人間の姿を見かけるとエサをくれると思って、まっすぐこちらへ泳いできたそう。

 

なんとなく、目線がこっちを見ているようだ。。。

 

しかし、エサが撒かれないことを察知すると、体をターンさせて時期をうかがっている。

 

こわい。

 

・・・次に私が見つけたもの、それは・・・

 

あ、今度はカメがこっちに寄って来るよ!

 

なにか黒いものが浮いていると思ったら、カメさんでした。

 

やはりエサ狙いでしょうか。

 

怖い

 

人の声をかき消すほどの大きな噴水の吹き出し音をずっと聞きながら

 

いよいよ・・・

 

栃木県立博物館へ。

 

栃木県民の日を記念して無料開放してまーす

 

過去に利用したことがある博物館レストラン。

案内がキレイに上書きされてる!

メニューは相変わらず。

 

ただ、先月の5月の県博デーの開催日には「限定・古墳カレー」が提供されたとか。

 

今回は展示にちなんで「馬車に恋して」って言う限定メニュー900円。

 

レンコンが馬車の車輪になっているという。。。

 

うーん斬新

 

でも、パスだな。

 

コロナ禍において仕方がないことです。

 

消毒をして

 

普通なら、受付から展示フロアへ直行のはずですが・・・

 

私たちの今回の目的は

 

どちらかというと、展示・・・ではなく・・・

 

入って右側のロビーで展開中の・・・

 

「栃木県立博物館・友の会」の販売。

 

いまだけの特別価格なんていわれたら・・・ね。

 

けっこう、あおってくれるのです。

 

半額。

 

これは大人買いのチャンス!

 

これと

これ、買い!

 

なんてことですか!

 

エコバッグが半額以下

 

後ろの売店で普通に1100円で売っている手拭いが、なんと50円!?

 

もう笑うしかないです。

 

半額の図録を500円以上買うと、指定された図録を1冊プレゼント

 

これは・・・買いでしょ。

 

 

来たときは人でごった返していたので、いなくなってから撮影。

 

やはり半額だと人は集まるよね。

 

 

今度は入口から左側、友の会の後ろ側に位置する、売店へ。

 

博物館のキャラクター「みーたん」がプリントされた煎餅170円が販売されていたり

 

新刊書が販売されていたり、こちらも夢中になっていると・・・

 

あ!

 

さきほどの友の会のほうに現れたのは・・・

 

栃木県立博物館のキャラクター「みーたん」です。

 

お初です。

 

今のご時世、ゆるきゃらは感染防止でなかなか登場できないなか、現れましたよ!

 

もちろん、撮りますよ

 

ちゃんとプロフィールもついて来てます。

 

※許可を得て撮影

 

久しぶりに、撮っている人を撮る

 

さて、改めて展示コーナーへ

 

2階の企画展コーナーへ

 

かの、那須塩原市にある大山農場で使われていた馬車。

 

これは一目見たかったもの。

 

すでにSNSで展示されていることを知っていたので。

 

フロアに入ると

そうだよね、1階でみーたん、逢ってきたばかりだもの。

 

みーたん、の基になったのが

 

「ミミヅク土偶」

 

これが「みーたん」の基

 

新収蔵庫のガイドツアーは残念ながら事前予約制。

 

すぐには見られませんでした。

 

 

あれ?

 

ここには以前、スタンプがあったはずですが・・・

 

コロナ対策でしょうか、ありませんでした。

いつも、ここにスタンプ押すのですが。

 

通常でも260円。

決して高くはないのですが、今回はどちらかというと、入館目的ではなく「友の会の図録半額」ですからぁ!

 

 

彼女が買ったジュースの自販機。

 

実はこれ・・・

 

協賛店のクーポンが出てくる!

 

宇都宮に住んでたりしないとなかなか難しいけれど、知っているとお得なことも。

 

風の通り道。

 

ここはちょっと涼しい

 

噴水が近いベンチで

本日の戦利品。

 

「野の自然・山の自然」(半額で400円)

「下野の鎌倉街道」(半額で500円)

 

1冊プレゼントの図録はこちらを。

 

ほかに違うテーマのモノがあれば・・・と思ったけれど、これくらいだった。

 

ちなみに、レジ袋はないので、大きなお買い物をした人には・・・リサイクルの紙袋を。

私のは古印最中でしたwww

あと、みーたんに夢中になってしまい、日曜日限定公開という、ニホンカワウソの胎児の標本は

 

まったく気づかず、スルーしておりました。。。

 

まぁ、これが目的じゃなかったですからね。

 

ちなみに、次回の企画展は

7月17日から「鉱物と宝石の教室」だって。

 

これの図録が出たら、ちょっとほしいかも。

 

ポストカードもいただいてきました。

家庭の日のシールもいただきました。

 

 

栃木県民の日記念行事ということで無料開放で県立博物館でした。

 

明日、15日も行われる所が多いようなので、なかなかきっかけが無い、という方にはぜひおすすめです。

 

地元だから、なかなか行かないってことありますからね。。。。

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栃木の郷土料理「しもつかれ」が「道の駅ばとう」で販売開始につき実食2020!

2020-12-22 00:02:23 | 栃木あるある

栃木県の郷土食の一つに「しもつかれ」があります。

 

見た目からして、地元でも「好き嫌い」がはっきり分かれ

 

どちらかといえば、嫌いな人のほうが多いとされる冬の名物食だ。

 

毎年、2月の初午の日に稲荷神社に奉納するのが「しもつかれ」

 

もともとは正月料理に使った食材の残り「大豆・鮭の頭・大根・ニンジン・酒粕・油揚げ」を使用して

フードロスを無くすことを目的としたものと言われております。

 

私は栃木の生まれではありませんが、この「しもつかれ」が大好きなのであります。

家族すら食べない・・・・だから独りで黙々と食べます。

 

学校給食に出された時も、みんなが「あげるよ」ってくれて

私がそれをひたすら食べる・・・そんなこともありました。

 

そんな「しもつかれ」

家庭で作るお宅もありますが、いまや直売所や道の駅でシーズンになると売りに出されますので

見つけると、なるべく買うようにしております。

 

昨シーズンは5か所で買い、食べ比べをしましたが

 

私のお気に入りは「道の駅ばとう」のしもつかれ。

 

場所によって、使用する食材も微妙に異なり、味もまったく変わります。

 

メインは2月ですが

 

道の駅等では早ければ、12月から店頭に並ぶことも珍しくなく

 

11月29日にはまだ販売されていなかった道の駅ばとうでも

 

気が付けば「もう売ってるよ」っていう情報が入りまして

 

私も、遅ればせながら、12月19日に

道の駅ばとうへ買い出しへ。。。。

 

ほら、たくさん並んでる!

 

早速買いです。

 

実は、道の駅ばとうにあるレストランでも

しもつかれ、オーダーできます。

 

・・・で

 

その日の夜、実家で。

ごはんにかけていただきました!

 

うーん、実にうまし!

 

しもつかれ自体は冷たくして食べるのがおいしいです。

 

さすがに1パックを1日で平らげるのは不可能なので・・・

 

本日、12月21日の2食目は・・・

 

カレーにトッピング!

 

しもつカレー・・・なんてものも過去にはありましたが

 

これは「カレーライスにしもつかれ」

 

これもうまし!

 

とにかくおなかにやさしいので

今シーズンは7件廻って、無病息災!

頑張ります。

 

道の駅ばとう、しもつかれは税込み450円です。

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~しもつかれウィーク「朱巡」~栃木でしもつかれを食べ尽くす日 2020.2.2 

2020-02-06 06:57:13 | 栃木あるある

この時期になるとそわそわするのが「しもつかれ」の存在。

 

いきなり売り出して、いきなり終了されたりする。

 

とても気が気でない。

 

先日、「道の駅ばとう」の「しもつかれ」の記事を投稿したところ、「しもつかれブランド会議」さんから反応をいただいた。

 

とても嬉しかったのだが、その時はまだ、「なんとなく敷居が高い団体さん」の印象でいた。

 

しかし、「しもつかれ」に関してネット検索を続けていると、この団体がSNSで活動をしていることを知り

 

さらにイベントを開催する、というのである。

 

しもつかれウィーク?

 

朱巡?

 

正直、どんなことが起きるのか、想像もつかないものだった。

 

とりあえず、SNSでフォローをさせてもらって、ウェブサイトを開いてみると・・・

 

2020年2月2日~2月8日まで「しもつかれウィーク」

 

タイトルは「朱巡」(あかめぐり)

 

始めはなぜ「しもつかれ=朱」なのか? ってわからなかったが

 

どうやら「とちぎ朝日」さんで特集の記事を掲載していることを知り

 

それが「下野新聞」に折込配布されていることを知る。

 

すぐさまその新聞を入手。

 

すると・・・

 

神社に白狐に、朱色・・・

 

すごいポスターにイベントの案内。

 

なんだかよくわからないけど2月2日は初日で日曜日。

 

これは参加してみるしかない・・・

 

どれだけ盛り上がっているかはわからないが

 

しもつかれを好きな者として、この道を踏まない理由は無い・・・

 

・・・・ということで

 

2月2日・日曜日

 

私は彼女を連れて「まるごとしもつかれな1日」をスタートさせました。

 

1月24日付け とちぎ朝日。

 

下野新聞にも折込配布されたものを入手。

 

全面にイベントのマップ。

 

これを参考に2月2日に立ち寄る会場をセレクトする。

 

そして最初に選んだのが・・・

 

① あぜみち 下戸祭店

10時12分到着。

地元の行列のできるコロッケ屋さんが来ていてびっくり

 

一番下にある「ジェラテリアキッツ宇都宮店」は残念ながら閉店してしまった。

パン屋さんはあとで。

ここで最初にめざす「しもつかれ」は

 

店内の奥のほうにありました。

① 野菜ソムリエの店 モンシュ 

ここの・・・

しもつかれポタージュ。

 

この組み合わせは初めて。とにかく楽しみだ。

 

・・・とその前に

 

「あぜみち」で「手作りしもつかれ」を買う。

 

彼女が見つけてくれました。

 

「場所の関係でここしか貼れなかったんですよ」

モンシュさんが苦笑する、イベントのポスターはよく見ないとわからない下のほうに貼ってありました。

 

そして・・・

 

「料理教室ってどこでやってるの?」

 

多くのお客さんでごった返す店内を探し回ると・・・

 

 

あった!

 

・・・でも、中を観ることはできませんでした。

せっかくのイベントなのに「しもつかれ感」が「あぜみち」店内にまったくないのが残念。

 

 

店内で売られる「鮭の頭」

 

この時期らしい風景です。

 

あぜみち製「しもつかれ」(小=160円)をお試しに購入。

 

そして、野菜ソムリエ・モンシュさんで・・・

 

「しもつかれポタージュ」ください!

 

 

ちょうどイートインスペースがありましたのでこちらで。

 

一見、普通のポタージュですが

 

飲んでみると・・・あとから「あー、しもつかれだ」っていう風味がジワリと。

 

でもポタージュスープ。

 

臭みもなく、すごくおいしい。

 

これには「しもつかれが苦手」にも関わらず付き合わされてしまった彼女も

 

「うん、これなら飲める」と大絶賛。

 

 

完食です。

 

宮環の西行き 

 

農産物直売所あぜみち店内にある「モンシュ」さん

 

スムージーのお店です。

 

しもつかれポタージュは2月8日(土)まで販売中。

 

ぜひお試しを。

 

・・・・

 

なんでかんでいって、時間はお昼に近くなってしまいました。

 

ランチを目指して南下。

 

もちろん、ランチも「しもつかれ」関係です。

 

 

宇都宮の南「下野市」

 

旧国分寺町の天平の丘公園へ。

 

久々の訪問。

 

ここにあるものといえば・・・

 

「シャネルの5番」という・・・公衆トイレ。

 

いえいえ、ランチですから・・・

 

でも、目指すお店が載っていない・・・

 

どこだろう?

 

駐車場から右往左往しそうになっていたところ・・・

 

あっ、あれじゃない?

 

真ん中あたりに「10」って見えて、ここにあることに気づく。

 

② 古民家カフェ 10picnic tables

略して「テンピク」と呼ばれているカフェ。

こちらはイートインスペース「夜明け前」

この日はジャズ演奏をやっていたようですが・・・

 

まずは「しもつかれ!」

 

12時36分到着。

14時までに間に合いました。

 

店内と、さっきの「夜明け前」と、外のパラソルのあるイスは10%

 

それ以外なら8%らしい。

 

私のお目当て、まだ売っているかな?

 

「しもつかれうどん」

 

これこれ

 

前にも後にもお客さんは行き来していて、何気に賑わっている。

お、探していた「しもつけれビスコッティ」も売っている!

買う買う!

 

大きいのと、小さいのがありました。

 

萌えカードもらえるらしい

 

欲しい欲しい!

 

注文をして会計を済ませると

 

これを渡されます。

 

店内は非常に狭いため、ベンチや夜明け前で座って待つことができる「お知らせサービス」なんです。

けっこうストックが減っていたので、「ちょっと待つかもしれないね」・・・

 

イベントのチラシと

 

買ったビスコッティ

 

ここでは320円

 

外で待ちます。

 

とくに寒くはありません、暖冬ですね。。。

 

いまここ。

 

偶然、止めた駐車場のすぐ最寄りにカフェがありましてよかったです。

 

いまは休憩所として無料開放

 

テンピクのランチを食べるご家族も使っていました。

そとの梅の樹

 

梅の花が咲いていたので撮ろうとしたそのとき・・・

 

ビービー!!

 

呼び出しの音が大きく響きます。

 

できあがったようです。

 

すぐさまお店に入り「しもつかれうどん」を引き取り。

 

公園内で食べることに。

 

ちょこっと歩きます。

 

ここにしよう。

前回、初めて訪れたときはもう夕方で全貌がわからなかった「国見山」

 

ここのてっぺんでランチです。

 

「夜明け前」が奥に見えます

 

しもつかれうどん 500円

 

正式には

 

しもつかれ海鮮あんかけうどん

 

ちゃんと

 

ダイコン、にんじん、大豆が入っています。

 

スープはあきらかに「しもつかれ」

 

酒粕が見えます。

 

※私は気づかなかったのですが、温かい匂いに「しもつかれ」を感じたそうです。

 

これも美味。

 

やはり臭みがない、でも、しもつかれを損ねていない味付け。

 

鳴き竜には会えませんでしたが

 

期間限定「しもつかれうどん」

 

2月8日までの販売です。

 

・・・で、つぎに向かったのは・・・

 

 

天平の公園より東

 

新国道4号線沿いにある「道の駅しもつけ」

 

スタバのある道の駅です。

過去にはこの展望ローラー滑り台にアタックしたことも。

 

店内をグルグル巡り

 

管理事務所にたどり着いた私の目的は・・・

 

 

カンピ君・・・ではなく・・・

 

これ

 

 

「しもつかれ」ならぬ「しもつけ」で

 

令和2年2月2日・・・記念。。。

本当は「2」に合わせて「道の駅にのみや」(二宮)がベストでしたが・・間に合わないので。

ちなみに・・・

 

レシートの打刻時間は「14時21分」

 

つまり、2年2月2日の午後2時21分・・・あはは。。。

 

・・・・

 

そうそう、「道の駅しもつけ」にも「手作りしもつかれ」販売してました。

 

その時は「一度にいっぱい買っても食べられないから後でいいや」って思って買わなかったのですが

 

やっぱり、なかなか行けない場所だけに買っとけばよかった。。。って、今後悔。。。

 

次へ移動します。

 

 

宇都宮に入り、ナビではなく、紙地図で場所を探す。

 

でもすぐわかった。

 

③ ANT 

 

しもつかれファッションコレクション

 

いったいどんなものなのだろう?

 

ANTさんとは、かなり昔、別のイベントでお会いしてました。

 

でもお互い久しいもので・・・そして、このアトリエも初めてだったもので

 

とても新鮮。

 

許可を得て撮影。

 

しもつかれのデザインは中央の黒いほう。

 

こちら。

 

※柄がわかりやすいよう背中側から撮影。

 

ほら、わかります?

 

鮭のア・タ・マ・・・ですよ!

 

これは実際にアトリエで肉眼で見てほしい

 

参考として受注販売ということです。

 

あと、もう一つが・・・

 

この巾着。

 

 

一見、ただの巾着に見えますが・・・

 

 

「さわってみて、油揚げのような素材を探してみたんです」って

 

見ただけじゃわからない

 

触って「おぉー」って唸る、「油揚げっぽい巾着」

 

これも、ぜひ実際に触って体感ください。

 

デザインって他に無いのですか?

 

聞いてみたところ

 

サンプルの一部を見せてくれました。

 

 

しもつかれのアート感バリバリです。

 

ここANTさんの隣りでもなにかやってます。

 

ちょっと覗いてみましょう。

 

 

④ Eda-ha 

はぎれワークショップのようです。

 

 

ここにも「しもつかれビスコッティ」販売してました。

 

先生、オシャレな「しもつかれ」ファッションお召でしたので

 

いつもの通り「撮っていいですか?」

 

腕の部分

これ、よくみると「キツネさん」

 

そうそう、

 

「しもつかれ」は初午の日、今年は2月9日に

 

稲荷神社に「赤飯」とともにお供えするのが習わし。

 

家では手作りや買って食べて

 

言い伝えでは7軒のしもつかれを食べると無病息災のご利益があるとか、ないとか。

 

だから、稲荷神社の「おキツネ様」をデザインしているんですね。

 

 

ちょうど、ワークショップを2人の方が参加中だったので見学させていただくことに。

 

これ先生の作品

 

こちら生徒さんの作品

 

 

そもそも「はぎれ」と「しもつかれ」て関連は・・・?

 

あるんです。

 

共通点は「もったいない精神」

 

しもつかれは「正月の新巻鮭の残りの頭」「おせちの残りのダイコン・ニンジン」

「節分の残りの大豆」そして「正月に残った酒粕」など・・・

 

すべて残った食材で作るのが起源。

 

はぎれも「端切れ」ですから

 

使った生地の「残った端切れ」を有効活用する。

 

同じ、なわけです。

 

そこに「しもつかれ」との関連を見出すというのは・・・さすがにアーティスト。

 

そういうの好きです。

 

・・・実は一つ気がかりなことがありまして。。。

 

「せっかく『しもつかれウィーク』参加しているのに代表に会えなかったんです」って

 

edahaさんと話をしていたら、「しもつかれブランド会議の代表」の居所を確認してくれて

 

「あと、30分くらい待てばここに来るっていうんですけど」とのこと。

 

はい、待ちますとも。。。

 

その間、edahaさんと、2人の生徒さんと「しもつかれ」のちょっとした話をして・・・

 

 

やってきたのは代表。

 

そこで奇跡が起こります。

 

 

当初、行く予定だった「ドラヤキワダヤ」さん

 

小山市で遠く、当日あきらめて行き先を変更したお店の・・・

 

 

 

「しもつかれドラヤキ」

 

代表からいただいちゃいました!

 

※数に限りがあったので、彼女と半分こでおいしくいただきました。

 

 

そんな代表が撮影しているところを例のごとく撮ります。

 

かっこいい。

 

ドラヤキワダヤさんの袋のデザイン

 

なんか・・すごい

 

 

代表から「しもつかれブランド会議」のステッカーもいただいちゃいました。

 

すごい気さくな方。

 

お会いできてよかった

 

 

クルマで移動後、駐車場でゆっくり「シモドラ」をいただく。

 

しもつかれは

 

生の本物ではなく・・・「しもつかれビスコッティ」(菓子)を使用。

 

水分がジワリすることもなく、実際はチーズクリームとの相性がよく塩っぽい味が美味。

 

※ちなみに、小山市のドラヤキワダヤさんでは行っても売り切れ完売だったそうです。

 

⑤ ギャラリーハンナ

 

宇都宮市の東武百貨店の近くにある古民家ギャラリー。

 

こちらで現在開催している「コーヒーと器」のイベントに

 

なんと「しもつかれ」がコラボしているっていうんで・・・寄っちゃいました。

 

16時47分到着。

 

本来は「巡るこーひー展」ですが

 

しもつかれサイドからだと・・・

 

 

巡るめぐる朱とこーひー展になるんです。

 

2日に試食ありですって。

 

 

 

訪れるのはここは3回目。

 

手前に作家さんの「器」が展示されているのですが

 

今回は「しもつかれ」なので

 

出店しているコーヒー屋さんを。

 

 

 

コーヒーとしもつかれ?

 

実は

 

しもつかれビスコッティが「コーヒーに浸して食べるとおいしい」ということから

 

コーヒーに合うビスケット(しもつかれ)ということらしい。

 

なお、記事の「2日に試食あり」は誤りで

 

「しもつかれビスコッティの販売あり」とのことだった。

 

早合点した私は

 

「しもつかれの試食あり」と思い込んでいたのだが、そうではなかったらしい。

 

・・・・そんなことで

 

2月2日の「しもつかれウィーク」は巡り終わりました。

 

 

あぜみちの「究極のしもつかれ試食会」というのも

 

実際は「料理教室参加者のみ」の特典だったと現地で知り、ちょっと勘違いしていた私はがっかり。

 

もうちょっと告知を改めて、もっと広めてもらえると嬉しいなって思います。

 

しもつかれ、大好きなものとしては。

 

2月9日が初午です。

 

私はまた、しもつかれを食べることでしょう。

 

このイベントももっと進化して広まってくれることを願っています。

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栃木県北部限定??? 8月1日は『かまのふた』が開く日。「かまのふたまんじゅう」を追ってみた!

2017-08-01 23:50:26 | 栃木あるある
「栃木あるある」の話題の一つとして


栃木県の学校の運動会では「露店」が出て、その一つに売られていることが多い「レインボーアイス」が栃木県限定である・・・という事実。。。


栃木県に長く住んでいると当然ながら「ごく当たりまえの存在」であっても


実は、県外の人からすれば「レインボーアイス? なにそれ?」・・・って話になるという衝撃の事実。


SNSの普及で「レインボーアイスが栃木限定であったことを最近知った」という栃木県民も少なくないようですが・・・



新たに「ここだけなの!?」と衝撃を覚える栃木県民がいる「あるもの」に気づきました。


それは・・・



「かまのふたまんじゅう」


みなさんは「かまのふた」ってご存知ですか?



私は栃木県の那須地域に住んでいるのですが



もちろん「かまのふた」は存じております。



「かまのふた」とは・・・


亡くなったご先祖さまが眠る「あの世」へ出入りするための「扉」のこと。







「釜の蓋」と書くことが多い。


その「釜の蓋」の監視をしているのは「閻魔大王」とされ


その命令によって「釜の蓋」は開かれる、という。



たいていご先祖さまが眠っている入り口を「地獄のかまのふた」と表現されることが多い。



しかしながらご先祖さまは必ずしも「地獄」へ送られたわけではなく



説明文には必ず「地獄とはあの世のことを指す」とあります。



・・・・・・



その「かまのふた」は



年に1回、開かれます。それが「今日、8月1日」です。



※ 8月1日に開いて、盆が終わる16日にご先祖様は「あの世」に戻り、再び「かまのふた」は閉ざされてしまいます。 



この日は「かまのふた」が開く日なので



栃木県那須地域では8月1日は「かまのふた(の日)」と呼ばれています。 ※地域によって呼び方は異なります。



亡くなったご先祖さまたちが8月1日に「あの世」から戻ってきます。



お盆期間中の8月13日までにたどりつくように。。



そんなご先祖さまを迎えるために



那須地域ではお供え物の一つとして、毎年8月1日になると「たんさんまんじゅう」を作る風習があります。



もちろん我が家でも作ります。



そして



それは当然のことでしたので、いままでブログで取り上げることはありませんでした。



周囲の人は皆さん「かまのふた」も「まんじゅうを作る」ことも知っているからです。



これを「栃木県那須地域限定」と教えられて、ある意味、ローカル色が強いことに「誇り」を思っていたのですが・・・



先日、ある「事件」が起こります。




那須地域でも「知らない」という人が現れた!



そして、逆に「那須地域以外でも知っている」という人まで現れた!



・・・



8月1日に「かまのふたまんじゅう」を作る風習が残る地域はいったいどのあたりまでなのか?



すごく気になってしまい・・・



思い切って調べてみました!  (ブロガーですから。)




参考になったのは道の駅で見つけたこのパンフレット











「北那須産直連絡会」という農産物直売所の集まりが発行したもの。



参加する那須地域=那須町、那須塩原市(旧黒磯市・旧西那須野町・旧塩原町)、大田原市(旧大田原市・旧黒羽町・旧湯津上村)が紹介されている。



この旧7市町村はまず「かまのふた」の風習が残る地域でほぼ間違いない。



地元の農家さんが作って、売っているのですから。



ではそれ以外の地域はどうであろう?



栃木県那須郡・・・ではあっても通称「南那須地域」と呼ばれる地域



那珂川町(旧小川町・旧馬頭町)と



那須烏山市(旧烏山町・旧南那須町)の和菓子屋さんで聞き込みしてみました。









① 那珂川町「千年屋」



旧馬頭町にある和洋菓子店。



女将さんに話をお伺いしたところ・・・



「かまのふた」は知っていること、「8月1日はまんじゅうを多く作る」ことを教えてくれた。











ただし、こちらの「たんさんまんじゅう」は「通年販売」。



つまり、いつでも買えるそうだ。※つぶあんです。


② 大田原市 小島屋










※開店前のため、詳細はわからず。












③ 那須烏山市「えちごや丸山菓子店」。



続いては南に位置する那須烏山市。



ここでもお主人に話をお伺いしたところ



「かまのふたは知っている」「かまのふたまんじゅうは販売する」との情報を得た。





7月31日の店内に用意された大きな「たんさんまんじゅう」の文字。


※小豆あん入り


・・・


「いったいどこまでの風習なのだろうか?」


いてもたってもいられなくなった私は・・・



7月30日・日曜日、ある調査を行いました。



那須地域を除く、隣接する9自治体の和菓子屋さんに電話で「かまのふたまんじゅうを販売するかどうか」を問い合わせてみたのです。



電話調査の対象エリア



旧塩原町の1店


矢板市の1店


塩谷町の1店



旧氏家町の1店



高根沢町の1店



旧喜連川町の1店



旧小川町の1店



そして


旧馬頭町の1店



鬼怒川温泉の1店



・・・結論から言えば


鬼怒川温泉の1店を除いて「かまのふたまんじゅう」を製造販売する、との回答を得ました。




でもね・・・なんかしっくりいかないんですよ。



高根沢町の和菓子店にお話をお伺いしたときに・・・



「うちでは茶まんじゅう」を通年販売しています。って言われたのですが・・・



かまのふたは知っている、まんじゅうも作って売っている。しかし、イメージしていた「たんさんまんじゅう」ではなく、しかも「通年販売」。。



お店はお客さんのニーズに合わせて需要がある商品を売る、これ当然の話。



・・・ということはひょっとして



「和菓子店でかまのふたまんじゅうを売っていても、その地域にかまのふたの風習が残っているかどうかは別問題なのでは?」って疑問が沸いた。



ひょっとしたらね。 ※高根沢町では、その後の調査でかまのふたの風習が残っていることを確認しました。疑ってすいません。




そこで・・・



今度は隣接する自治体の関係者の方に聞いてみることに。



① 日光市観光協会さんへ電話でお問い合わせしてみた。




すると・・・



「旧今市・旧日光地域でもかまのふたの風習はあります」とのこと。


ただし



呼び方は「かまぷた」というそうです。



市内の老舗菓子店では普通に8月1日になると「たんさんまんじゅう」を販売するそうで



「ごく普通のことなのであえて”かまのふた”銘打たない」とのこと。



! 鬼怒川の菓子店では「知らない」と言っていた「かまのふた」を


今市地区では知っていた・・・


調査は拡大して行いました。





① 旧栗山村のSNS管理人さん


② 鬼怒川の観光協会さん


③ 氏家の知り合いの方


④ 高根沢町・元気あっぷむら様


⑤ 宇都宮観光コンベンション協会様


⑥ 鹿沼市


⑦ 芳賀町



⑧ 茂木町



このうち


③氏家


④高根沢からの回答は


「かまのふたの風習あり」



① 旧栗山村


「よそ者なので聞いたことがありません」


⑦ 芳賀町


古くはあったと聞いているけれども、回答者は知らない、とのこと。


※しかしながら、芳賀町の老舗菓子店様ではホームページ上で「かまのふたまんじゅうの予約受付」をされていました。



その他の問い合わせ先は8月1日現在、回答がございません。引き続き回答をお待ちしているところです。



・・・



実は、本来は一部地域での風習であったものが販売店の影響で全国区になったものがあります。


それは・・・


「恵方巻」です。


某コンビニエンスストアが展開してところ、瞬く間に全国に拡がり



いまや関東地方でも普通に「恵方巻」を食べるようになってしまいました。



ツイッター等を見てみると



この「かまのふたまんじゅう」も



某コンビニエンスストアの展開によって



栃木県内を「南下」しつつあるようです。



・・・このことを考えると



芳賀町のように



「老舗菓子店では売っているけれども、地区全体に風習が残っているとは言えない」場所もあるようです。



ただ、私も含めて「那須地域独特の風習」と言っていたのは誤りで



「那須地域」・「南那須地域」そして「日光・今市地域」をまとめた「栃木県北部」で残る風習であることは明らかになったのです。



・・・



それでは8月1日に食べる、という「かまのふたまんじゅう」はどこで売られているものなのでしょうか。



那須地域でいえば



「自宅で手作り」



「コンビニ」「スーパー」「和菓子店」「農産物直売所」で買う



いずれかになります。



8月1日に「かまのふた」は開きます。


・・・なので、準備の都合もあって


早いところでは30日から「まんじゅう」の販売を始め


31日から家庭での手作りまんじゅうが始まります。



もちろん、我が家も31日から。




とにかく7月31日になると那須地域のスーパーマーケットでは



入口の正面に「かまのふたまんじゅう」を展開します。






地元スーパーのチラシ。


「炭酸まんじゅう」や「家庭で手作りするための材料」が掲載されます。


もちろん・・・


コンビニエンスストアでも、レジの並びに。










この「たんさんまんじゅうあります」は7月31日に掲示を確認。



地元の人なら、これで「かまのふたまんじゅうが売っている」サインになるのです。




また、地元の菓子店でも・・・






7月31日までに揃えた「かまのふたまんじゅう」










我が家の手作り。





那須烏山市・えちごや丸山菓子店の「たんさんまんじゅう」









※ 「こしあん」のたんさんまんじゅうです。








那珂川町・千年屋の「たんさんまんじゅう」(つぶあん)







コンビニ・スーパーで販売されている「炭酸まんじゅう」(シールが貼ってあるのは某コンビニのみ)



そして


8月1日に買った「かまのふたまんじゅう」



① 高根沢町 「朝日屋本店」















閉店近かったため、残りわずか。





同じ系列のお店ではすでに完売。





「かまのふた用」に通年販売している「茶まんじゅう」を勧めている。



② 那須烏山市「ひらさわ菓子店」





















こちらでは通常、これより小さいサイズのまんじゅうを販売しているそうですが


かまのふた期間中(7月31日から8月1日まで)は


やや大きいサイズで販売しているそうです。


※黒糖まんじゅう(重曹入ってます)



もちろん我が家で作った第2弾も別にあります(笑)



・・・しばらく甘いものには個人的に不自由しない私でありました。




~「栃木あるある」かまのふたまんじゅう編~



① 塩原地区では釜の蓋は7月1日と8月1日に開く


新暦と旧暦の違いによるもののようですが、



和菓子屋さんのお話によると



7月は旅館関係の方が、8月は農業関係の方が、と分けられているそうです。



なので「かまのふたまんじゅう」も7月1日と8月1日の2回、販売されるとか。  


② 日光・今市地区では「かまぷた」と呼ばれているらしい


那須目線ですいません、これは存じ上げませんでした。



③ 「炭酸まんじゅう」以外にも「黒糖まんじゅう」「茶まんじゅう」「小麦まんじゅう」など、様々な饅頭が売られていること



※餡も「つぶ」「こし」「両方」と、お店により異なること



④ 宇都宮以北では「かまのふた」の風習が広く認知されていること、ただし、若い年齢層では知らない人が多いこと



※集落によっては那須地域であっても、風習がない場合があるようです。


また、芳賀町での証言のように「半世紀前までは風習があった」という場所もあるようで、茨城県でも知っている方がいらっしゃるようです。




引き続き、情報を更新してゆきます。















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