そっか
普段しているパートの医療関係の仕事は
繁忙期と閑散期の差が激しく
今は閑散期、月に数日仕事があればいい方
この閑散期限定で、何か短期の違うバイトをしてみようと思いながら
これまで興味あるものを見つけても
自分に出来るんだろうか…
嫌な人間関係があるのでは…
いろんな悪い妄想が尽きなくて
結局、応募する勇気が出ない
ところが、最近たまたまこれならと思える
超短期バイトを見つけ、えいっ!と
勇気を振り絞って勢いで応募
ド緊張の面接を乗り越え採用していただいた
あるチョコレートメーカーの
バレンタイン催事場をつくる仕事
初日は説明&研修会
簡単な説明の後、じゃあやってみましょう!
えっ…
そもそも工作は苦手
人がやってるのを見て覚えるタイプの私
こんな感じ、あと出来るよね?
の教わり方が一番ストレスなのに…
周りのバイトさんはあの説明でも
サクサク始めてて、ひとり混乱している私
じゃあ明日から宜しく!の帰り際
もう不安しかなくて帰宅後夫に心配される
ほど凹んだ
散々凹みまくったあげく
せっかく採用されたのだから
やるしかない!と翌日の仕事に挑む
一緒について下さったのは
以前所長で今はご隠居されている70歳位の
おじいさん
生真面目で不安しかないと言う私を
うまく誉め笑わせ励ましながら育ててくれた
アニメワンピースのジンベイみたいな人
数回おじいさんと仕事をした後、
別の社員さんが担当で、バイトも数名の日
要領の悪い私は、他のバイトさんに比べ
丁寧ではあるがスピードは遅めで
そのことが自分的に物凄く負い目に感じて
いたたまれなくなる
社員さんからホワイトデーのバイトも
あったらやりたいですか?と言われても
見ての通り、私は要領が悪くて申し訳なく
なるので私が来てもいいものか…と
返してしまう
もちろん社員さんはいやいや全然と
否定はして下さるのだけど
私ではあまりお役に立てないと
自分に自信のないことで頭がいっぱいに
なりすぎて、仕事は丁寧だがちょっと時間
かかるんだよねとか言われてるんじゃ
ないかなんてネガティブな妄想が
果てしなく続き
最後には、闇深っ!と
自分で笑えてくる始末
そうだ、これまで雇ったバイトには
要領いい人ばかりではないだろうし
次の仕事もやる?と聞いてくれてる時点で
私は許容範囲ということだ
周りより仕事が出来ないと、時給泥棒
みたいで心苦しいなんて思ってたけれど
それはきれいごとだ
私が欲しかったのは
あなたはここにいても大丈夫ですよ
という、安心感
ただそれだけだったんだと思う
要領の悪さは、とりあえず
人柄と愛嬌でカバーしてやる!
すぐにうまくは出来ないけれど、
毎回検証を重ねて上達するのは私の特技
複雑な気持ちにはなったけれど
いいバイトに出会えて良かった