あのブルース・リーが亡くならずに、今も生きていたらどうなっていただろうと良く考えることがある。
ブルース・リーは新たな武道を編み出し、また独自のトレーニング機材なども考案する"革新家/発明家"であった為、今も生きていたら、マーシャルアーツ業界に更なる革命を起こしていたかもしれない。そして良く考えることに、生きた時代が違う武道家たちと、お互いにピーク能力で対決出来たらどちらが勝つだろうなどと妄想してみたりすることも多い。
そんな妄想を叶えてくれるのがCGによるバーチャルな世界。以前、完全CGによるブルース・リーのJohnny WalkerのCMを紹介したが、You Tubeには他にも実に良く出来たブルース・リーのCG映像が存在する。中でも、ブルース・リー対ジャッキー・チェン、そしてブルース・リー対ドニー・イエンの夢のCG対決映像が秀逸だ。
ブルース・リー対ジャッキー・チェンの映像も幾つか存在するのだが、ブルース・リーがジャッキー・チェンの酔拳と対決するこちらの映像が素晴らしい。お互いに、過去の映画での動きを取り込みながら、忠実にCGとして再現しているから、とてもリアルな映像に仕上がっている。
また、更に秀逸なのはブルース・リー対ドニー・イエンのこちらの映像。A Warriors Dreamと題したこの映像は、ドニー・イエンが自身のトレーニングルームに現れた謎の4人組覆面戦士を相手に戦い、全員を蹴散らしたところで、4人とも幻のように消滅。そこへ、今度は後光と共にブルース・リーが登場。お馴染みの表情やポーズでドニー・イエンに対決を求める。
キックや突きを繰り出す二人の対決はほぼ互角に進み、最後はお互いに飛び蹴りを繰り出したとかころで、ブルース・リーが幻のように消える。ドニー・イエンのトレーニングルームにはブルース・リーのポスターが何枚も貼られており、彼がブルース・リーを尊敬していたことがわかり、ドニー・イエンがブルース・リーとの対決を笑顔で感謝するところで映像は終わる。
映像の最後には、尊敬するブルース・リーとドニー・イエンに捧ぐと言うテロップも記され、二人が大好きなファンが映像を制作したことが判明する。この映像のクオリティはかなり高いし、二人の動きや表情がとてもリアルなのである。ぜひ一度You Tubeでご覧頂きたい(Bruce Lee vs Donnie Yenで検索すればすぐに出てくるので)。
もう一つ感動するのが、EAのUFC(アルティメットファイティングチャンピオンシップ)ゲームの中のブルース・リー対決CG映像。様々なブルース・リーの対決がYou Tubeにアップされているのだ。
ブルース・リーはシューティングと言う寝技や関節技を絡めた総合格闘技の先駆け/創設者とも言われているが、もしブルース・リーがUFCに出たらどう戦っていただろうか、と言う夢のような妄想を叶えてくれるのだ。
バーチャルCGは、束の間のブルース・リー復活を実現してくれる大興奮のテクノロジーであった。
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