先日、『ドラゴン怒りの鉄拳』モデルのヌンチャクを入手したばかりだが、また新たに『死亡遊戯』モデルの秀逸なカスタムヌンチャクを入手することに成功した。
『死亡遊戯』モデルのヌンチャクは大きく分けて、やや入手困難な観賞用のレプリカモデルと、ウレタンやプラスチック素材のチープな遊び用モデルのどちらかに属するものが殆どだ。特にチープなモデルは結構な種類が出回っており、価格も安いので、振り回して手軽に遊ぶには便利だが、コアなヌンチャクファンには物足りない。一方、観賞用レプリカモデルは精密に再現されているので素晴らしいのだが、少々価格が高いことに加え、ヌンチャクとして振り回すのは強度の関係でちょっと心もとない。あくまでも観賞用・コレクション用とすることが望ましい。
しかし、今回入手したのは言わばこの2つのタイプの“中間”というか、“いいとこ取り”をしたようなカスタムモデルで、結構レアではないだろうか?それがこちらだ。しっかりとした木製だが、映画で使用されたロープで繋がれているものではなく、他のヌンチャクモデルに良くあるチェーンで繋がれているモデルだ。比較的重めの木製なので、ロープだと強度が保てないとの判断からチェーンになっている。上部はボルトでチェーンがしっかりと止められており、なかなか良く作りこまれている質感だ。
ヌンチャクの長さや重さ、グリップを握った感覚などがとてもしっくりくる。チェーンの長さもちょうどいい。重さが結構重要で、軽すぎても重すぎてもやり辛いのだが、このモデルは木製モデルでチェーン仕様なので、全体的に適度な重さがあり、とてもバランスが良い重量感だ。多少振り回すには充分の強度もありそう。質感がとても良いので、観賞用としても見栄えがする。
前回も紹介したが、昔高校時代にアメリカで買って今でも大切に持っている2本の『死亡遊戯』モデルを持っている。2本とも木製で、今回入手したモデルよりもやや重めだ。ロープ仕様とベアリング・チェーン仕様の2種類持っているが、良く見ると経年劣化かもしれないが、色が黄色というよりもオレンジ色に近い。
また、下記2本の内、左が安い香港製モデル(同じものを2本所有)で、右が精密に出来ている観賞用レプリカモデル(Type B)。香港モデルの方はロープがかなりチープだが、それぞれに味わいがある。
これで『死亡遊戯』モデルは計6本となったが、6本の中でも今回のモデルはお気に入りの1本となった。