今月参戦したDua Lipaのライブをもって、今年予定していたライブ参戦が全て終了した。昨年に引き続き、今年も素晴らしいライブの数々に参加することが出来た最高の1年となった。今年参加したライブは下記の通り全7公演。一昨年に比べて数は減ったものの、どれも甲乙つけがたい、記憶に残る感動的なライブとなったので、それぞれ改めて寸評を記載してみた。今年は7公演の内、なんと3公演でアリーナ席をゲットし、またDua Lipaの席もかなりステージに近いいい席で、座席的にもラッキーな1年となった!
3月20日(水) ジャネット・ジャクソン (横浜K Arena)
今年最初のライブは、初めて訪れた横浜みなとみらいのK Arena。なかなかの収容人員を誇る最新のアリーナだが、客席の構成もとても見やすかった。ジャネット・ジャクソンはこれまでにもアメリカで1回、そして日本でも6年前に武道館で参戦しているので、今回が通算3回目のジャネットライブとなった。さすがのジャネットもそれなりに歳をとって、体のスケール感も増しているが(笑)、歌声とダンスを交えた演出は健在。そして何よりも多くのヒット曲を持つ彼女ならではの豪華なステージとなった。マイケル亡きあと、やっぱりジャネットにはこれからも現役で頑張って欲しいと思えたライブであった。オープニングアクトがTLCだったのも感動!
5月15日(水) COMPLEX (東京ドーム)
元々BOOWY、そして布袋寅泰の大ファンでもあり、布袋のライブはロンドンでのライブ含めこれまで何度か参加していたが、今年は吉川晃司との伝説のユニットCOMPLEXが、能登半島地震の復興支援を目的に立ち上がり、2011年以来の再結成という最高の機会が到来。この歴史的イベントに何とか参加する為、布袋のファンクラブにも正式に入会し、幸運にもなんとアリーナ席(!)をゲットすることが出来た。2日間で10万人を動員した東京ドームのステージは、アラカンな2人とは思えないパワフルなパフォーマンスで、感動的な一夜となった。そして自分もまだまだ頑張らなければと思える、パワーを貰えたライブとなった。
6月27日(木) NewJeans Bunny Camp (東京ドーム)
昨年参戦したBlackpinkと共に大好きなK POPグループのNewJeans!昨年からファンクラブに入ってこの日が来るのを待ち望んでいたが、初の単独ライブ公演、且つK POPアーティストとしてはデビューから最速となる東京ドーム公演でチケットを入手出来たのは本当に感激してしまった。キュートながら、しっかりした歌唱力とダンスを披露し、初々しさの中にもプロ根性を痛感したが、足のケガでへインがフル参加出来ない中でも部分的な参加が間に合ったことや、ハニちゃんが『青い珊瑚礁』を歌ってくれたりと、見どころ満載の感動的なライブとなった。今年は若い世代のみならず、様々な世代を巻き込んだ一大NewJeansブームを巻き起こす結果となった。
7月6日(土) 松田聖子 (日本武道館)
毎年の恒例行事として楽しみにしている聖子ちゃんのライブ。昨年はついに松田聖子のファンクラブに入会し、今年は友人夫婦と4人でのライブ観戦となったが、日本武道館でのアリーナ席をゲットすることが出来た。還暦を超えても可愛らしさが変わらない“永遠のアイドル”松田聖子は本当に僕の青春の1ページで、彼女のパワーは尊敬に値するが、観客も安定の同世代が中心で、女性比率がやや高いのも特徴的。聖子ちゃんはファンサービスが旺盛で、毎回エンターテインメント性の高いライブを披露してくれるのが往年のファンとしては嬉しい限りだ。聖子ちゃんは誰もが知るヒット曲が実に多いことが最大の強みで、特に後半の怒涛のヒット曲メドレーはまさに圧巻。安定したクオリティを毎年楽しめるので、恒例行事としては完璧なライブである。
8月24日(土) 藤井風 (横浜 日産スタジアム)
若手アーティストの中ではダントツにお気に入りの藤井風。これまで2022年の大阪のパナソニックスタジアム、2023年のさいたまスーパーアリーナと2年連続で参戦しているが、今年は日産スタジアムで12万人を動員した2 daysライブに参戦することが出来たので、3年連続での参戦となった。毎回箱が変わるのでそれぞれ違った感覚のライブとなったが、日産スタジアムでのライブもなんとアリーナ席をゲットし、暑い夏の日ではあったが、夜空の下で最後は花火などもあがり、夏の締めくくりに相応しい、圧倒的な迫力のライブとなった。やっぱり藤井風の歌唱力はライブでも映えるし、ダンスや凝った演出なども増えて、以前よりもエンタメ性が増した。これまでの集大成として感動的なライブを今年も届けてくれた!
10月3日(木) 森高千里 (KT Zepp Yokohama)
森高千里のライブも昨年に続き、2年連続での参戦となったので、次第に恒例行事になりつつある(来年もぜひ参加したい(笑))。昨年は人見記念講堂でのライブだったが、今年はZepp系ツアーとなり、箱が若干小さくなったことで、また更に観客と近い、密着感のある濃厚なライブとなった。森高千里も、松田聖子に次いで昔からファンであり、同い年ということもあって妙に昔から親近感を持っている。しかし、今もその美貌と美脚は55歳とは思えないクオリティで、往年のノリノリヒット曲を歌ってくれると、すぐに全盛期当時にタイムスリップ出来るのが最大の魅力だ。ファン層も松田聖子と比較的同じ世代ながら、森高千里のライブの場合は圧倒的に男性が8割。さすが森高である(笑)。
11月17日(日) Dua Lipa (さいたまスーパーアリーナ)
1年の締めくくりとして参戦したのが、先週のDua Lipaのライブ。Dua Lipaは5年前にZepp Tokyoで参戦して以来2度目となったが、2度目の来日ながら2度とも参戦出来たのは強い縁を勝手に感じているし、今回はさいたまスーパーアリーナでの2 daysということで、この5年間のDua Lipaの成長・成功を肌で感じることが出来たのも感無量であった。そのセクシーでキュートな美しさと歌唱力で世界を魅了しているDua Lipaだが、洋楽の中では最もお気に入りの彼女を生で観ることが出来る機会は本当に貴重である。次に来日する時は、東京ドームくらいになってしまうのだろうが、更にビッグになることが嬉しい反面、彼女との距離感はどんどん開いていく感覚もあり、少し寂しい思いでもある。
ちなみに、2023年に参戦したライブは下記の通り全11公演だったので、振り返ってみると昨年はほぼ毎月ライブに参戦していた計算になる。ここ数年はライブ参戦が僕の趣味の中で大きなウェイトを占めるまでになっているのだ。
2023年参戦ライブリスト (全11公演)
1月:藤井風 (さいたまスーパーアリーナ)
3月: スティング (有明アリーナ)
4月: BLACKPINK (東京ドーム)
5月: ロバート・グラスパー (Billboard Tokyo)
6月: 森高千里 (人見記念講堂)、松田聖子 (名古屋ドーム)
8月: 松田聖子 (日本武道館)
9月: 松任谷由実 (日本武道館)
10月: 薬師丸ひろ子 (東京国際フォーラム)
11月: 小泉今日子 (Zepp Tokyo)
12月: 布袋寅泰 (代々木国立第一体育館)
来年度の目玉は、なんと言っても竹内まりやのライブ参戦である!その他は少なくとも松田聖子、布袋寅泰、森高千里は来年も参加を予定したいと思うが、外タレの来日にもまたぜひ期待したいし、BillboardやBlue Noteでの小規模ライブや、ジャズライブなどもぜひ検討したい。