温度だけでは無い。湿度や空気のクオリティーもコントロール出来るので、空気清浄機としての役割も担うことが出来る為、例えば花粉症の人は花粉をシャットアウトすることが出来るし、乾燥肌の人は自分にあった湿度を常に保つことが出来るのだ。しかも、これを移動中どこでも実現してしまうのだ。
現在の技術では、まだこの夢のような端末を100%叶えることは出来ないが、かなり技術的には近づいていると言えるので、いずれ夢ではなくなるかもしれない。
そんな中、SONYから発売されているREON POCKETという製品を知り、先日購入してみた。REON (レオン)というネーミングは、“冷温”から来ているという。現在はREON POCKET 2という若干改良されたモデルが発売されているが、初代のモデルが安くなっているので初代モデルを購入した。REON 2は15,000円程度。一方初代REONは9,900円。
これは首に当てるメ[タブルクーラーで、電源を入れると首に当たる部分のパッドがひんやりと冷たくなる仕組み。SONYが携帯電話で狽チた熱設計の技術が活かされているという。本体はスマホよりも少し小さくコンパクトだが、厚みは若干ある。
REON POCKETと連動したアプリをダウンロードし、本体オンオフの操作は、スマホのアプリから行うのも今風である。また、アプリではオンオフのみならず、強度調節もBOOST,3, 2 1と4段階に変更出来る。長い時間冷たいパッドを首に当てていると、だんだんと慣れてきてしまうので、WAVEというモードもあり、ひんやりさに変化を加えることで感度をリフレッシュする機能があるのも面白い。尚、このREONは冷たいだけではなく、ヒーターとして温かくも出来るので、冬も活躍してくれるだろう。
実際に使ってみると、パッドはまずまずの冷たさとなり、なかなか気持ちいい。REON POCKETと一緒に使うインナーシャツも売られているが、最近リリースされたのは専用のネックバンド。これに本体を装着すればインナーシャツ無しで、普通に首に装着することが出来るのだ。ネックバンドはまずまずの装着性だ。
結論として、使ってみた感覚では、ちょうど“冷えピタ”を首に貼った時のようなひんやりさは充分体験出来る。手軽さで言えば冷えピタに軍配が上がるのだが、使い捨てでは無く、繰り返し使えるという意味ではREONに軍配が上がるだろう。しかし、やはり本体に厚みがあるので、首に装着した時に、それなりに目立ってしまうので、服を選んでしまう。スーツの下ではややボコっと出てしまうので、目立つのが難点。この点は今後の更なる薄型化に向け、改良の余地が大きいだろう。また特別にうるさいわけではないが、使用時にそれなりのモーター音がするので、静かな電車内などで利用する場合は若干気になってしまうだろう。外でジョギングをする際や、自宅でテレワークをする時や、読書に集中したい時などは便利かもしれない。
まだまだ改良の余地はあるものの、僕の理想とする『エアマイン』に向けた技術革新は日々進化しているのが嬉しい。REON POCKETの更なる進化、そして競合の登場などにより切磋琢磨しながら全体に進化していくことを楽しみにしたい。
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