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感動の天体ショー! 932年ぶりの金環日食!

5月21日の月曜日は、ついにこの日がやってきた。
世紀の天体ショー、金環日食の日である。

前回日本で見られた金環日食は沖縄のみで見られた1987年。
そして日本全国という広い範囲で見られたのは、
何と932年ぶりというから驚きだ。



かなり前から金環日食観賞用グラスがあちこちで売られていたが、
うちの娘は塾で1個、学校の課題として家で2個の合計3個のグラスを作成。
ちょうどうちの家族全員分のグラスが用意出来て、準備はばっちり。
しかし、月曜日の朝の天気予報は何と曇り!
曇ってしまっては金環日食が見れない可能性もあるので、
前日からやきもきしていたが、
月曜日の朝は奇跡的に晴れ間も覗く展開に。
これなら何とか見れそうだと、一気にテンションはMaxへ。

娘は早めに学校に行って、先生やクラスメイトたちと学校の校庭での観賞会。
僕はいつも通り7時くらいに会社に着いて、
オフィスの窓からゆっくりと観賞することが出来た。
太陽の見える場所なら、どこからでも見れるというのが実にお手軽だ。

7時前から部分日食が始めり、そして7時34分には
ちょうど金環日食がピークに。
指輪のような見事な光の輪が空に現れた。何とも神秘的で美しい光景!
実際に見てみるとかなり感動的である。



時々、宇宙について、ふと思いを巡らせる時がある。
宇宙は何とも言えない、人間には理解しきれない
”神”的なスケール感があって、宇宙からすれば我々地球人の
存在は如何に小さいかと考えることがある。

地球の太陽からの距離などは、まさに奇跡的。
水と緑に溢れている美しい地球は、そんな宇宙の絶妙な偶然
によって生まれた奇跡の星なのである。
そこにロマンがあり、多くの人々を惹きつけるのだろう。
しかし、見方を変えれば、青く美しい星というのは、
我々地球人による価値観が生み出したものであり、
赤い灼熱の星に生まれて生息する生物体がいたとするならば、
彼らにとっては赤くて美しい自分たちの星がやはり最高なのであろう、
とも思ったりする。

そして、太陽についても色々と考えることがあるが、
太陽を周る、太陽系惑星の”地球”にとって、
太陽の活動によって大きな影響を受けるという。
昔恐竜が絶滅したことや、最近地球で起きている天変地異なども、
太陽の黒点の活動が活発になったことによるものだという説もあるが、
宇宙のメカニズムは本当に神秘的で、まだまだ謎だらけである。



次の金環日食は2030年。
しかも北海道でしか見れないらしい。
その意味では、生きている間にこの素晴らしい天体ショーが
生で見られたということはとても貴重な体験であった。

娘と日食グラスを作ったりしたことで、
かなりいい家族イベントにもなった。
そしてこれをきっかけに、
娘も宇宙への興味が少しでも湧いたのであれば、
とても意義のあるイベントであったと言えよう。
奇跡の金環日食に感謝感謝である。

それにしても、日本中が通勤時間のピークである朝の7時台から、
外で一斉に日食グラスで空を見上げるサラリーマンたちの姿は
傍から見るとかなり面白い光景であった(笑)。

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