タネの縁側  

偏見に満ちております。どなたの参考にもなりません、各自でお確かめいただきますよう御願いいたします。

80 60 88

2016-10-16 | ビデオ 洋画
SAINT LAURENT/サンローラン
なんだかもうすごかった、何がというわけじゃなく、全体的にすごい。
大体ファッションに疎い、疎くてもイブサンローランを知らんおばさんはいない、強いて言うなら、50歳以上で狼とかに育てられてなきゃ、
絶対知っている。


タバコ
ドラッグ
エイズなど現代の魔の手も届かず、71まで生きた。
神様から選ばれた人の一人なんだろうと思う。


デザイナーというよりできる青年実業家のようね。
それなりにカッコいい、脳内から自分の容姿を構築できる人はちょいちょいいる(藤原・梨園・ノリカも若いころ言ってたな)。

プロローグでモデルの採寸シーン「80 60 88」
細い 胸が小さい、エレガントなドレープ。

ディオールを救った人らしい、その後独立してイブサンの看板を挙げた。
シャネルのほうがちょっと年上 ジバンシーと同期 才能って固まって出現する。
引退したイブのところにきた縫製部長だった女性がJPゴルチェの悪口をいう。
 

夢の話をするイブが「シャネルとパリのウインドウを見ていて二人で泣いた」
このセリフだけで泣けてしまう。
天才と創造者たちは凡人の神経とは違う構造をしている、たぶん。

画家、音楽家 デザイナーの映画は結構ある。
やはり才能のある人は凡庸な人生は歩めない。


同じ年に2種類の映画が作られているけど、
『Ýves Saint Laurent』
こちらはセザール賞主演男優賞をとっていて、


今回見たこっちは衣装賞だけらしい。
『Saint Laurent』
キャストにレア・セドウが出ていて、こっちの映画を見たことが判明。

監督
ベルトラン・ボネロ

脚本
トマ・ビデガン(フランス語版)
ベルトラン・ボネロ

イヴ・サン=ローラン - ギャスパー・ウリエル(1989年:ヘルムート・バーガー): ファッションデザイナー。
ピエール・ベルジェ(フランス語版) - ジェレミー・レニエ: イヴの公私に渡るパートナー。
ジャック・ド・バシャール - ルイ・ガレル: イヴの愛人。
ルル・ドゥ・ラ・ファレーズ(フランス語版) - レア・セドゥ: モデル。
アニー・マリー・ムニョス - アミラ・カサール
ベティー・カトルー(フランス語版) - エメリーヌ・ヴァラーデ(フランス語版): モデル。
ジャン=ピエール氏 - ミシャ・レスコー(フランス語版)
ドゥーザー夫人 - ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ
ルネ - ヴァレリー・ドンゼッリ
タリタ - ジャスミン・トリンカ
リュシエンヌ - ドミニク・サンダ: イヴの母親。


時代が濃いのか、退屈じゃないけど、なんだかどっと疲れた。

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2 コメント

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2つの映画 (ろ~ず)
2016-10-17 21:14:30
もう一つの、公認の方も観てみようと思ってるのですが、なかなか見られないでいます。そちらは公認だけあって、私生活の描きかたがきっと違うんだと思うんですよね。でも俳優がどちらもそっくりで、それぞれにかっこいいですね。メガネでだいぶ似るんでしょうが。
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恋人 (タネ)
2016-10-17 21:54:48
公認って聞くと、あー美談かなと警戒しますね(笑
エディット・ピアフとかシャネルとかもいくつもの作品が批判されたり、出鱈目だと訴えられたり、フランスだけじゃなく階級制度が徹底している国の下積みって、ものすごく過酷らしいと聞くから、赤裸々なほうがホントだろうと勝手に思っちゃいます。
ヘルムート・バーガもエルトンジョンのような(おばさんっぽさ)を感じるのは先入観かも。

本人もモデル並みにかっこよかったんでしょうね。
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