タネの縁側  

偏見に満ちております。どなたの参考にもなりません、各自でお確かめいただきますよう御願いいたします。

誰の生き方が一番イヤ?

2008-08-12 | ビデオ 邦画
ストロベリーショートケイクス - goo 映画

中野翠さんの映画評ですごく誉めてあった薄い記憶。

夏がこんなに暑くなければ借りなかったかもしれない。
とにかく何もしたくない。
でも何かしてしまうのが人としての習性なんだろうか。



戦後進駐軍が持ち込んでくれた男女平等から60年、私たちオンナはとても自由にされた。

ほんのちょっと前まで、ほとんどの女は結婚しか生きていく道がなかった。
それ以外は不幸な女だ。

自由にされ、法律の上では平等にもされたのに、まだ不幸だ。どうしてだろう。

こんなことなら不平等で不自由で良かったのに、とは思わないけど、
なんか腑に落ちないでいる。



ちひろ 恋の勝利者=結婚が全てのOL
秋代 好きな男に「オンナ」になれないでいるデリヘル嬢
塔子 普通の女たちからうらやましがられて、実際は神経症に落ちているアーティスト
里子 池脇はいろいろできるなあ。
  シブとくて不器用そうで軽妙。なんだかこんな子が都会には一杯いそうだ。


それぞれに自分と戦い、都会と戦い、性で揺らぐ。
息苦しさに水面であっぷあっぷしているオンナたち。




専業主婦の悩みなんて正直「ふざけんなよ」と思う。

旦那が働いているおかげで、退屈でつまんなくてもカラダを売らずに餓死しないで済んでいるのではないか。
旦那に文句があるなら、同じだけの給与を稼いでこい。

仕事に詰まると、ワタシは心の中で呪詛を吐いている。
(書いたらダメっしょ、全国の専業主婦を敵に回したね)

もっとも今の日本 育児と介護のない専業主婦なんてどれくらいいるのだろう。
宅配業者が「昼間 在宅のお宅なんて絶滅危惧種より危惧すべきですよ」
と言っていた。
(嘘です。 ワタシが今考えた。でもたぶん間違ってない)

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