タネの縁側  

偏見に満ちております。どなたの参考にもなりません、各自でお確かめいただきますよう御願いいたします。

淡々とした不幸話

2009-12-27 | TV
すべらない話。

芸人の凄まじい生い立ちを垣間見ることになるこの番組。
その恩恵に預かった麒麟の田村が今回は冴えず。

今回は大溝清人(1978年9月3日生)に注目していた。
生後8ヶ月で母が出て行ったという悲惨な話を、すこし枯れた声でおっとりと語る。それはほんの少し前の日本なら、そこらじゅうにあった貧乏であるものの、生後8ヶ月赤ん坊から母の手が引かれることは、赤ん坊の生死に関わる。
20数年後、TVで別れた夫と横に立つ息子らしい青年を見た途端、電話してきた母親。
育児を放棄した母親は母親ではなく、どこか「若い男」に送るようなメールであることに冷めて語る。

普通じゃない不幸を背負わないと芸人になどなっていはいけない、逆境こそ笑いの宝庫なんだと思わせられる。


屋根が猫の重さで落ち、ナメクジだらけの風呂、半端ない隙間で、風といっしょに松ぼっくりが吹き込んでくる。

おじさん(まつおっちゃん)はスナックのママと駆け落ちして、ホームレスに。
本人も借金でホームレス経験。

東陽片岡の劇画のようだ。

福岡県福岡市早良区生まれ。バッドボーイズの ボケおよびネタ作り担当。

全体としてはあんまりだった、体調が悪かったなか・・・
この番組の前日 語り部の一人、メッセンジャーの黒田がぼったくりバー?での傷害容疑で逮捕
25万円の請求 (((; ゜д゜)))  これはネタ代として払ってきたら良かったのに。

黒田
ケンドー
この二人のすべらない話は毎回MVPが取れなくてもすごく好きだ。
「白浜行く?」は他の話より笑ったけど、滑舌の悪い人を揶揄することになりかもと外されたのかもしれない。




国営教育「グランジュテ(飛躍)」
町田の天然酵母を使ったパン屋さん。30代の女性(北村千里さん)
卵 砂糖 バターを使わない。朝4時から夜12時までパンを作って体を壊してしまい、たった一人いた従業員もある日連絡もなくこなくなってしまったそうだ。
パン屋さんを辞めてしまおうかと思ったけれど、「生きる意味がなくなる」と再起。
自分で決めた道一筋の人(しかも若い)を見ると、こういう人たちが現代の「匠」となっていくんだと思った。


本日 ルーキーズとたかじん どっちを録画するか・・・そんなことを悩んでるシアワセな年の暮だ。

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