タネの縁側  

偏見に満ちております。どなたの参考にもなりません、各自でお確かめいただきますよう御願いいたします。

足るを知るべし?

2010-11-27 | 
下流の宴  林真理子著

著者の才能はなんてたってキラキラと輝かんばかりのイヤな性格「ムカつく奴」が登場すること。
それがご本人の幸せな結婚、出産で、どーも鈍ってしまわれたのでは、
an・anのエッセイのつまらないこと、
どーしたらこたらつまんないもの書けるようになっちゃうんだろう。
ニンゲン満たされるとろくなことないなあ、と思っていた。

何かを欲したり、手の届かないステージを目指そうとしないと、人はとことん怠惰になってしまうみたいだ。
それは一見優しそうだけどただの優柔不断、ただの臆病と言い換えることもできる、
でも保守的ってことでほんとの金持ちは冒険しないから、本人が良ければ何も意見はない。




しかしだ、今回は十八番やや復活、何か子育てで困っていることでもあるのだろうか(笑)

あの娘はこの家に相応しくない。
たした家じゃない、ただ親が両方大卒、一部上場企業勤務。
それだけだ。


ところが、現在内定率60%未満、零細だろうが家内製自営?だろうが正社員なら上等。

この本にある家庭が今そこらじゅうにあるわけだ。
お姉ちゃんは野心的で目論見は多少外しても、がんばったねえ、と労いたい。

息子の同棲相手の沖縄の母が言う人生訓は真っ当で、まことの処世術、人の幸福論として確立できていると思う、あまりにも非の打ち所がない。
ないけど、いかにも気候がよくて(台風恐いかも)食べ物に困らない風土の人の言い分だろうと思う。

金のない人に寄って来る奴は、悪いことの片棒を担がせようとするか、カラダが目的だからね。と息子に説く。
そうだね。
都会に出て行くと、最初に出会うのがキャッチセールスだ。



宮崎大が狙い易いって?ホント?
これ読んだ母親が子どもに言うかもよ。


この本、地元のブックオフで半額くらいで買ったんだけど、ブックオフにしては信じられないくらい中が汚れてた。
 (◎`ε´◎)ブゥーー!ー

ブックオフさん、読み終わったけど、これじゃあもう一回引き取ってくれないよね。


今夜のTV映画「ゴースト」
驚いた、全然覚えない。
これまた楽しめた(笑)

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4 コメント

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達観するはムズカシ (ろ~ず)
2010-11-27 15:39:11
いやー、水晶玉でもあって覗かれてるのかと思いましたよ。非難ごうごうの翔の母さん、鏡を見てるようで。。 昔は学歴じゃなく家柄だったんでしょうね。

対する沖縄の母ちゃんのポリシーも、確かに南の小島ならではのものかもね。ある程度の年になるとそれまでの人生を反映した価値観になる、ってことなのかな。

この本読んだ時、関連blogをいろいろ見たんです。それは自分と同じ考えを読んでそうそう、と思いたいためなんですが、それがほとんど逆効果で。。 あー、息子の相手からしたらそうなのか、と認識しましたです。しかし翔の母親ってちょっと林氏に似てるじゃんっ、と思って溜飲を下げたんですが。。 氏も最近は文壇パーティにお忙しいようで。。

その中でこんなURLページに行き当たり、逆下流の宴か?と画面を見つつカッカしてしまいました。
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ふーん,自慢ブログ (タネ)
2010-11-27 20:10:18
いいよね自分の産んだ子どもが優秀だとさ、自分も優秀って括ってもらえる(笑)

田丸公美子著『シモネッタの ドラゴン姥桜』によると、ここも母親は全然母業をやっておらず息子は東大

知り合いに旦那が医者 自分は私・女子大って夫婦がいて、旦那はものすごく尊大なやつで、自分の母親に無理やり結婚させられたらしい友人は
「医者じゃなきゃニンゲン失格だ」
って言うてますな(笑)

その子どもは一人は国立医大 一人は・・・
一勝一敗だと言うてました。
いいじゃんね引き分けならね。

なんであの親なのに・って全敗の家もある。
夫婦は口には出さないけど、両方とも相手のせいだと思ってるらしいよ。(-_-lll)
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なんとも (ろ~ず)
2010-11-27 21:47:35
失礼いたしました。つまんないURLのせちゃって反省しておりましたです。タネさんを前に止まらなくて。。 うなずきありがとうです。修行が足らんなー

やはり紹介はプラスの同感じゃなきゃね、というわけで、夕刻、本屋に行ったら「ウサギとマツコの往復書簡」が「どうだ~ 読んでみなはれ」てな具合に目の高さに陳列してあって、立ち読みしたら、なんだかおもしろいんですよ。対談もちょっとあってメディアに出てる人を一刀両断って感じ。整形してショッピングするウサギ?って感じで敬遠してましたが、ちょっと興味湧きました。


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いやいや ありがとうですよ。 (タネ)
2010-11-27 22:51:06
こんなブログもあるんだって、もちろんあったって不思議じゃないけど、
「何かの参考に」
って、参考にならんっちゅうの。
こんなの神様の当たりくじの配分みたいな幸運なんだよね。

書き込みが多いのにも驚きましたな。

ウサギさんは「どこまで行くのだろう、どうしてこんな茨の道をわざわざ」
と恐いもの見たさで文春のエッセイ読んでますよ。
マツコ 大ブレーク、今年の顔ですかしら。
シャンプーのCM
あの腹回りで・・・・( ̄□ ̄;)
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