古典タンゴを歌いました。

ヒラルディージョ、午後のタンゴコンサート(横浜戸塚さくらホール)。桜井由紀子カンパニーTango Dinnar Show(新横浜GRACE HOTEL)。今年も大変お世話になりました。企画の大森さん、桜井さん、そしてこの機会にご一緒出来ました出演者の皆さん、お疲れ様でした。

こういう編成の中でこそ、歌える歌があります。ありがとうございました。

今、歌うこととあらためて向かい合っています。
ひとつひとつの歌と向き合いながら丁寧に歌を歌っていきたい。

タンゴであれ、なんであれ。

しかしタンゴの場合は、タンゴの香りというものがある。
タンゴのビートがある。

私は歌い手で役者なので、描かれた世界観やドラマに趣きを持ちます。
でもそれはタンゴの音の中で展開されるものでした。

違うシチュエーションでもふとタンゴがよぎる瞬間があります。

「私のタンゴ」

演奏家たちはそれを演奏します。
それがタンゴだと思っています。


では…

「私のタンゴ」はどこ？

いや…

「私の歌」はどこ？


しばられず、広い視野で探してゆけたら
新しい一歩が踏めるだろうなと思っています。

うーん。


ほんとうはもう、私の中にはある。

せっかく生きて来たんだから

それを、歌いたい。

だから、創ってゆこう。