見出し画像

銀の河 ~ 長浜奈津子のブログ ~

利休白茶色の、着物がとどきました ♪

皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌱

 
なんと!うれしいことに、新しい着物が、家に届きました。
 
これは、ある方が反物から着物に仕立てて下さったのです。
ちゃんと私の寸法をとって、じゅばんも揃いでつくって下さった。
 
さっそく袖をとおしてみることに。
サラサラと肌心地がよい、単の着物。
そして、なんて軽いのでしょう…
 
白い襟にかさねると、ほんとうに穏やかないい色です。
 
 

<なんという、色だろう>
 
気になった私は、日本の伝統色… 和色のチャートを調べはじめました。
 
あれでもない、これでもない…和の色とは、ほんとうにたくさんある。
そして名が素敵ではないですか!
 
だけど、チャートによって少し色味が違ったりする。
モニターの関係なのでしょうか。
 
だいたいあたりをつけて、着物の色で探していると、
 
すると、こんなサイトを見つけました。
まさに、この着物の色です。
 

利休白茶 : 着物のよろず 針箱

白茶は茶人などの間で流行したお色といわれていますが、色名に千利休の名前を借りたのが、この利休白茶です。赤みを抑えたお色となっております。利休白茶 りきゅうしろちゃ...

着物のよろず 針箱

 

 

これも、私の着物を画面の上で比べると、そっくりな色ですが、私の着物を写真に撮ると、その写真の色とは少し違います。現物はこの色なのです。

また、利休白茶といっても、もっとうすい色もある。

だからもう、これは「利休白茶」としよう。

 


<利休白茶、という色>
 
 
うっすらと光沢もあり、この写真よりずっときれいな色です。
くすんではいません。
 
 
私はだいたい、着物の場合はっきりした色をえらびます。
鮮やかな青、柄のもの、紫や赤など。
 
なのでこの色ははじめてでした。
 
千利休 せんのりきゅう”  からついた名のようですね。
 
ほんとうに上品で穏やかな、色。
優しく、ひかえめな、でもおしゃれな色です。
 
先にお話しましたが、白襟に重ねると、とても清楚な感じ!
 
 
そのつくって下さった方は、朗読をされる方で、今度ちょうど「千利休」を読まれるところでしたので、ハッとしました。
 
彼女曰くたまたま、持っていた反物とのことです。
それを私のために、和裁の先生に出して、仕立ててくださいました。
 
ほんとうにありがとうございました!
持っていない色なので、嬉しく大切に著てゆこうと思います。
 
小樽で手にいれた、帯締めが似合いそうです。
帯は…光沢のある濃いむらさきか…黄色もあります。
 
そうすると、鼻緒がほそくて、むらさきの下駄もある。
北品川のが履物屋さんで手にいれた、軽くてお気に入りのものです。
 
いろいろ合わせてみよう。
 
着物って、自由!
 
 
 
<カサカサ… ん?>
 
たとうし、それは和紙です。
 
それも広々と面積のある、心地よい和紙。
 
これを黙っていられないこがいます。
しっぽの長い、お耳の三角の、あのこです。
 
ちょっと、目をはなしたすきに
みぃちゃんが、たとうしにペタンとすわって、

和紙をさわって、カサカサ遊んでいました。

しっぽが、着物の方に(・_・; 

お着物をクンクンしたり…

お利口さんなので、着物の上には乗っていなかったので、大丈夫。
 
このあと、たとうしを、すっかり手で伸ばしてなおしました。
 
だって猫だもの、仕方ないのです。
ウチはそういうルールです。
 
猫のみいちゃんが喜んでいた、それが嬉しいことです。
 

 
 
 
 
 <朗読の稽古をしながら、着物のことをおもう>
 
幸田文さん「すがの」、青木玉さん「納豆餅」の朗読稽古をしています。
 
この時代は、庶民はほぼ着物。着物は、日常着だったわけです。
水仕事も畑も何もかも、襷掛けをして着物、この点はすごいなとおもいます。
 
夏の浴衣はやはり涼しいし、冬の着物も足と襟周りをなんとかすれば暖かく過ごせます。
 
私は着物を著ますけれど、それはもう日常着のそれです。なんとか流の、立派な着付けやらお免状を頂けるようなものではない。級等も持ってはいない。自分が好んで著ている、それだけです。
 
 
…ということで、この着物を大切に著てゆこうとおもいます。
 
Kさん!ありがとうございました 😊
 
 

 <市川の朗読会が、まもなく>
 

10/6(日) 菅野の昭和の風景を読む〜 幸田文「すがの」/ 青木玉「納豆餅(小石川の家より)」長浜奈津子ひとり語り - 銀の河 ~ 長浜奈津子のブログ ~

皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸芸術の秋の到来です!今年も、市川市市川駅南口図書室さまの企画で、ひとり語りをさせて頂くことになりました。日程は、10月6日、日曜日...

goo blog

 
 

<朗読会の案内文>

(ポスター案内文より)

昭和21年10月、娘の玉と共に市川は菅野に居を移し、ここで父露伴を看取った幸田文。同時期に菅野で暮らしていた永井荷風との邂逅・思い出の記『すがの』。女優・朗読家の長浜奈津子さんの朗読で、昭和の一時期における菅野の、そして荷風の面影に心通わせてください。娘、青木玉のエッセイ『納豆餅』も同時に朗読公演。昭和の風情に浸っていただく朗読会です。

 



<朗読会の詳細>

長浜奈津子ひとり語り

幸田文「すがの」/  青木玉「納豆餅(小石川の家より)

日時:10月6日(日) 午前10時〜 入場無料

場所:I-link〜 アイリンクタウン45階 展望施設ラウンジ(定員40名)

市川市市川南1-10-1 

アイ・リンクタウン展望施設|市川市公式Webサイト

 


本公演は受付終了しています。

(キャンセル待ちでお受付)

<市川駅南口図書館 サイト>

 

長浜奈津子ひとり語り朗読会

昭和21年10月、娘の玉と共に市川は菅野に居を移し、ここで父露伴を看取った幸田文 …

市川駅南口図書館

 

 

 

˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙˚˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙˚
 
長浜奈津子ひとり語り
 
幸田文「すがの」青木玉「納豆餅(小石川の家より)」
 
どうぞよろしくお願いします🌸

最後までお読み頂きましてありがとうございました。




<ブログいろいろ>

 

北品川の、履物屋さんへ - 銀の河 ~ 長浜奈津子のブログ ~

皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸品川宿、東海道五十三次。北品川にお気に入りの履物屋さんがあって、鼻緒のすげ替えにゆきました。かなり使いこんでいましたので、もう...

goo blog

 

 

 

永井荷風の命日 4月30日 浄閑寺にて荷風忌 川本三郎氏公演「荷風の描いた老人」 - 銀の河 ~ 長浜奈津子のブログ ~

2018年4月29日のブログですが、2021年4月30日、再投稿いたします。この頃は2年後に世の中にコロナが蔓延することなど想像だにしませんでしたね。毎年荷風ファンが楽しみで...

goo blog

 

 

 

第15回 市川荷風忌 『雪解』 ~おとがたり朗読とヴァイオリン - 銀の河 ~ 長浜奈津子のブログ ~

こんにちは、長浜奈津子です🌸先月、市川市文学ミュージアムでおこなわれました、第15回市川荷風忌。今年は『雪解』を朗読させて頂きました。少し時間が経ってしまいました...

goo blog

 



 


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「つぶやき ✒️essay」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事