盆栽岳城の盆栽日誌

茨城県筑西市より盆栽の魅力を発信していきます!

【架空盆栽雑誌】盆栽工夫「さつき植え替え大作戦! その1」

2024-11-11 07:51:44 | 架空盆栽雑誌「盆栽工夫」
皆さんお待たせ致しました!
架空盆栽雑誌、盆栽工夫の11月号が刷り上がりました!!

今回はさつき植え替え大作戦その1と題しまして山東華の植え替えです。
それでは、どうぞ!!

===========================


今回はさつきの植え替え特集第1回としてさつき、山東華(さんとうか)の植え替えをお送りしよう。

名前からしてあの種田山頭火を思い出す方も多いだろうがそれは全くの別物である。
このさつきは当園主岳城が、とある行きつけのホームセンターで入手したさつきだ。
花は八方絞りでスプレーで吹き付けた絞りもあるのがまた素晴らしい。
強硬種で初心者から上級者にも愛されてやまないさつきでもある。



さて、いよいよ植え替えと参ろう。

前回の植え替えは2021年6月23日である。
根を切り捌く際には根の走りが凄まじくカチカチだったのでとても苦労した。

根を切り捌いた所



鉢の方はホームセンターで購入した鉢を使用。
鉢に土のヨゴレが見えるがご了承願いたい。



鉢底ネットを取り付け、固定用のアルミ線を底から通し、大玉赤玉土を敷き、最後に赤玉土と鹿沼土、腐葉土を混ぜた土を流し込み使わなくなった割り箸で土を入念にすき込んでいく。



水を掛け、底から透明な水が流れ出たら作業は完了だ。



植え替え完成!

いかがだっただろうか、今回の植え替えで根を強く切ったのでいつかは綺麗な花を観ることが出切るだろう。
この植え替えの模様が来年の皆様への作業の参考になったら幸いだ。

次回もさつきの植え替え特集をお送りするので、どうぞお楽しみに。

===========================

皆さん最後まで読んで下さりありがとうございました!
業務多忙につき遅れてしまうことがありますが申し訳ありません!!

次回もお楽しみに!

ありがとうございました!!

【架空盆栽雑誌】盆栽工夫「銘石鑑賞・紫峰」

2024-10-27 16:38:32 | 架空盆栽雑誌「盆栽工夫」
皆さんお待たせ致しました!
架空盆栽雑誌、盆栽工夫10月号の「銘石鑑賞・紫峰」が刷り上がりました!!

それではご覧ください。
どうぞ!!

===============================

●銘石鑑賞●



この石は盆栽岳城園主である岳城が茨城県筑西市の大谷川(おおやがわ)で見つけた石である。
名前の通り名峰筑波山、別名紫峰に見える事からその銘が付けられた。

では先ずは石を良くみてみよう。









近づいてみてみると渓谷がある。
水石の鑑賞として近づいて見てみるのもまた面白い。

鑑賞の仕方としてはまずは大柄な水盤に砂、或いは苔を張りそこに当石を乗せて鑑賞するのが望ましい。
良く養石(石を養う→つまり、育てると書いて「ようせき」と読む。)されていて渋い色が出ているのがお解り頂けるだろうか。
石質もドッシリと重く、写真は濡れているが乾くとまるで日が昇った時に筑波山が紫色に見える事も名前の由来としても考えても良いだろう。

最後に私の師匠はこう云う。
「石は色々な所に逃げや丸みがあるから良いんです、性格が丸い人も辛いときや嫌な時があったら逃げても良いんです。」と、、、。

いかがだっただろうか。
次回はさつき植え替え改作特集その1、「山東華(さんとうか)の植え替え」である。

お楽しみに。

================================

最後まで読んで下さりありがとうございました!

仕事の合間を縫って執筆している為、次回は11月号になるかもしれません!!
ご了承下さい…m(_ _;)m

【架空盆栽雑誌】盆栽工夫10月号「番外編・小品黒松の植え替え」

2024-10-15 09:51:07 | 架空盆栽雑誌「盆栽工夫」
〜小品黒松の植え替え〜

・作業 10月10日
・実技 岳城(盆栽岳城)

#############################

こちらが今回植え替えする小品黒松である。



前の植え替えは'20年5月に植え替えしたものでおよそ4年ぶりの植え替えとなる。

では早速培養用の鉢から取り出してみよう。
根がギッチリと詰まっていて白いものが見えるのがおわかりいただけるだろうか。



これは菌根菌というもので要は松柏類に住み着く菌で成長には欠かせない菌なのである。
宿主である松に生えるキノコは実は菌根菌なのだ!(松茸、アミタケ、ショウロ←俗に言うトリュフとやらである!)

それではまず不要な根、土を取り去る作業に入ろう。
残念だが写真を撮影するのを忘れてしまった…!
だが植え付け時の写真があるのでそちらを使わせてもらおう。
こちらがその写真である。




鉢は「陶春」作の角鉢で以前盆栽仲間から譲って貰った鉢である。





では植え付けに入ろう。
鉢底ネットを取り付け、大玉赤玉土を敷く。
これはホームセンターで購入したものだ。



次に針金で固定し最後に用土を流し込む。
流し込んだ土は赤玉土の小粒と鹿沼土の小粒を使用した。

不要な割り箸を使い良くすき込んだら無事植え付け完成だ。





いかがだっただろうか。
私、岳城の出来としては上出来である。
どうか皆さんの作業の参考として頂ければ幸いだ。

次回は銘石鑑賞、「紫峰」の紹介だ。
お楽しみに。

#############################

いかがだったでしょうか。
内容も良かったのではないでしょうか。

次回もお楽しみに!!


【架空盆栽雑誌】盆栽工夫10月号「岳城に訊く」

2024-10-14 08:19:46 | 架空盆栽雑誌「盆栽工夫」
皆さんお待たせ致しました!

待ちに待った架空盆栽雑誌、盆栽工夫10月号が完成しました!


今回は「岳城に訊く」をお送り致します。
誤字等ありましたらご了承願います。

それでは始まります!!

#############################

その1
「岳城に訊く」
記者(以下 記)
岳城(以下 岳)



記「岳城さん、新企画である「岳城に訊く」。」
「今回のお題は肥料についてです。
宜しくお願い致します。」

岳「いや~しかしずいぶん良い名前だね、岳城に訊くって…なんか偉い社長みたいな人に聞く番組あるでしょ?
なんかアレみたいだね。」
「エ〜ッと…肥料か…それってもしかしてどんなやつを与えてやれば良いのかを聞きたいわけ?」

記「ハイ、そうなんです。」
「なんでも初めて盆栽をやりたいという方の質問でして…」

岳「なら話が早いよ、油かすだね。」

記「油かす…」

岳「つまり長く緩やかに水やりをするごとにじわりじわりと効いてくれて水に流されなくて良いんだよ。」
「おすすめはマルタの油かすだね。」
油かす商品ページ→https://item.rakuten.co.jp/joy-agris/13000/
「これは非常に良いね、骨粉もはいっていて良いんだ。自分は前の頃化成肥料を使っていたんだけどこの肥料に変えてからはもう最高だよ。」
「骨粉っていうのは名前の通り骨を砕いて粉にしたものだよ。骨粉はリン酸が含まれていてね、植物関係には最適なんだ。で、これは噂話なんだがね、人の骨が入っているっていう”噂”なんだ。信じるか信じないかは君に任せるよ。」

骨粉商品ページ→https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%9D%E6%97%A5%E5%B7%A5%E6%A5%AD-%E3%82%B6%E3%82%AF%E3%82%B6%E3%82%AF%E9%AA%A8%E7%B2%89-500g/dp/B00JLWMRTA?source=ps-sl-shoppingads-lpcontext&ref_=fplfs&ref_=fplfs&psc=1&smid=AN1VRQENFRJN5

記「ありがとうございます、後液肥もいいと聞きますが…」

岳「あれは即効性があって良いんだけどね、根っこが暴れるからね。あれは ”自分的”にはやめた方が良いね。」
「イザって時は葉っぱにスプレーしてやるといいよ、ただしこれは朝早くや夕方位にやると良いね。水やりと同じだね。」

記「ありがとうございます。」
「先程油かすは水に流されなくて良いと聞きましたが、あれは…」

岳「あれは専用の固形肥料を入れてやるケースがあるんだ。」
「それに入れてやれば流されなくて良いんだよって話だね。」
「悪いね、そこを言うのを忘れちゃったよ。」

記「いえいえ、大丈夫です。」

岳「他に聞きたいことは?」

記「エ〜ッと…以上ですね、ありがとうございました!」

#############################

以上です、いかがでしたでしょうか。
是非これを参考に役立てれば幸いです。

読んでくださりありがとうございました!


空想盆栽雑誌「盆栽工夫」・銘石鑑賞 銘「春梅」

2023-10-15 14:04:16 | 架空盆栽雑誌「盆栽工夫」
皆さんおはようございます、こんにちは、こんばんは!
仕事が遊びで遊びが仕事の盆栽岳城の岳城です!

今回は私が執筆しています空想盆栽雑誌「盆栽工夫」の「岳城の銘石(勝手に!)、愛石鑑賞」のコーナーです。
それでは、どうぞ!! 

________________

~銘石鑑賞~



■空知川(北海道)梅花石
■銘 「春梅」

この石は盆栽岳城、園主の師匠とも言える盆栽園の方より譲り受けた石である。

鑑賞法としては石のヒビ(専門用語でジャグレという)を梅の木の枝と見て、白い点を梅の花と見たほうが良いだろう。


濡らした場合