我が家の朝食はいつもこんな感じです。
写真を撮るために気合いを入れて
用意したわけではありません。
しかも朝食の担当は私です。
(昼食と夕食は家人が担当)
先日我が家の朝食について友だちから聞かれ、
この写真を見せたらひどく驚かれました。
これ全部あなたが作ったの?と。
我が家ではこれがフツーなので
なぜ驚かれるのか分かりませんでした。
何かを自慢したいわけではありません。
フツーの朝食ってなんだろうって思ったのです。
もっと広角的に考えた場合、
例えばフツーの仕事、フツーの服装、
フツーの休日、フツーの人間・・・
もしかしたらそんなものは
どこにも存在しないのではないだろうかと。
フツーの人間と思っている人も
どこかちょっとずつ、
あるいはかなりヘンなのだと思うんです。
私のことをヘンだと指摘する人だって
私からすれば間違いなくヘンなのだから
フツーであることの基準さえもないのです。
あなた、とってもヘンね。
私もヘンだけど、あなたのヘンに比べたら
私のなんて生まれたての赤ん坊よ。
そう考えてみると"ヘン"とは
あなたらしさや私らしさのことなのかも。
「あなたはヘン」って言われると
自分のどこがヘンなのかと
不安な気持ちになりそうだけど
フツーの人間なんていないと思えれば
それは褒め言葉と受け取れるかも知れない。
フツーの人間なんていたらつまらない。
みんなどこかがヘンだから
不思議で面白くて楽しいのだと思うのです。
人に会ってその人のヘンを知り、
自分もヘンをさらけ出して
比べてみたらどうなのでしょう。
あなたのヘンはわたしのヘンとは違う。
そこがあなたのチャームポイント。
そこが私のオリジナリティ。
ヘンはあなたや私を輝かす光。
なんてステキな光だろう。
※昨日自分の手のひらを見ていて
気づいたのですがいつの間にか
1本皺が増えていてびっくりしました。
そんなことってあるんですね。
私に新しいヘンが生まれるのかも知れない。
※人に不快感を与えるようなヘンはダメですけどね。