遠くから見れば地球という星は
なんて美しいんだろうと
別の星に住む人たちは羨ましがるに違いない。
近づけば近づくほどさらに一層
その思いは強くなるはず。
だけどその星の表面では
相変わらずミサイルが飛び交い、
飢えや病気に苦しむ人たちがいて、
温暖化を防ぐことよりも
場当たり的な快適を追求する人もいる。
民主主義と権威主義、
経済的に富める人と明日の糧にも事欠く人、
環境保全派と乱開発推進派・・・
そこには目に見えない高い壁がある。
壁を築くのも壊すのも人間の手。
そんな地球を神様は見守っているのか
見つめているのか
それとも見張っているのか。
以下はJulie Goldによって書かれ
Nanci Grifithによって歌われ
Bette Midlerのリメイクで有名になった
“From a distance”という名曲(1990年)。
Bette Midlerの歌声には芯の強さがあり、
それでいてなにかをやさしく包み込むような
力があるように感じます。
(私は英語が苦手なので
ネットで見つけた”音時”さんの和訳を
そのまま載せさせていただくことにしました)
https://www.youtube.com/watch?v=crSP0epi2y4
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From a distance
遠くから見れば
世界は青と緑 そして
山は雪に覆われて白く見える
遠くから見れば
海は小さな川へとつながって
鷲は空を舞ってるの
遠くから聞こえる
そこにはハーモニーがあって
世界中に響きわたってる
それは希望の声
それは平和の声
それはあらゆる人の声
遠くから見れば
私たちはみな満ち足りてる
困ってる人などいない
そこには銃などなく
爆弾も 悪い病気もない
そこには飢えた人もいないの
遠くから見たら
私たちはみな楽器なの
行進する同じ楽団の一員よ
希望の歌を奏で
平和の歌を奏でるの
誰もが歌を奏でてる
神様が見守ってる
私たちをあたたかく
見守ってるのよ はるか遠くから
遠くから見れば
あなたは私の友だちと似てる
たとえ戦火のなかにいたとしても
遠くから見れば
私はちっとも理解できないの
何のために人々は争うのか
遠くから聞こえる
そこにはハーモニーがあって
世界中にこだまする
それは希望のなかの希望
それは愛のなかの愛
みんなの心のなかはそうなってるの
それは希望のなかの希望
それは愛のなかの愛
これはみんなのことを歌った歌
神様が見守ってる
私たちをあたたかく
見守ってるのよ はるか遠くから...
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