気持ちが空回りして落ちているときに
ありもしない元気をムリに装っても
それはあくまでも一時凌ぎ、
副作用で後から疲れが押し寄せてくる。
だからといって自分が落ちているところを
誰かに見せたりなんか絶対にしたくない。
私の虚栄心だけは必要以上に元気。
人からどう思われようと
本当はありのままの自分でいれば
ずいぶん楽なのになぁと思います。
たぶん自分が明るい人間とか、
もっとやれるヤツとか、
簡単に凹まないオトコとか、
もの分かりのいい人とか、
とにかくなんとなく強くていい人っぽく
周りから思われたいのでしょうね。
本当は私の中はドロドロなのに。
沸騰した泥に水溶き片栗粉を投入して
掻き回してパッと火を止めたような状態(笑)。
だけど人に見せられないじゃないですか、
そんなドロドロを。
空回りしている状態とは
自分がいい方向へと力を発揮していながら
そちらに向かって力が作用していない状態。
つまり・・・空回りです(笑)。
ムダに力を使ったということを
自分が知ってしまった時に初めて知る疲労。
ヘイジョーシンを装っていますが
これは本当に堪えます。
(力を使っている時点ではその力が
ちゃんといい方向に作用していると
思い込んでいるわけですから
この時は疲れは感じませんね)
私は仕事が忙しい時に限って
よく仕事をしている夢を見ます。
夢の中で居並ぶお偉いさんを前にして
一所懸命にプレゼンテーションをするわけです。
なんの仕事かは分かりません。夢ですから。
だけどクライアントが感激して
握手を求めてきたりすると
う〜っ、やった〜〜〜〜!ってなります。
するとどこからか目覚まし時計の
音が聞こえてくるのです。
あれっ?この音はなに?
なんで自分はこんなところにいるんだろう。
え〜、マジかぁ〜、ってなるわけです。
それが今朝でした。見事なひとり相撲ですね。
(ひとり相撲は空回りの横綱だと思います)
※写真は来年用のタネを取るために
収穫しなかったオクラ。
冬の寒空の下で私の進むべき方向を
指し示してくれているように見えました。