さぁ、2014年のスタートです。
正月早々ではありますが、展覧会あります!
僕にとっては「プロ野球ぬりえ」と対になるシリーズ「に・褒められたくて」展、at 銀座。銀座です!
銀座・並木通りに店を構える、版画専門の老舗・養清堂画廊 !
ここではオーソドックスな展示が求められます。
しかし、一枚の版画ではなく、その背景を楽しんでもらう「に・褒められたくて」シリーズです。
どうしたって説明文が必要、というか、それも作品のうち。
ですが、ギャラリー内をガチャガチャさせちゃいけません。
大事なのは、“品格”。…だって銀座ですから!
そこで考えました。
解説の類いは、このページでやっちゃおう!と。
会場の所々には、このブログのアドレスが記してあります。
絵だけでも全く分からないような作品ではないので、このページを見なければ見ないでもよし。
でも知ってたら尚のこと楽しめます。
古い記事ゆえ、今以上に拙く、赤面ものの文章ですが、それもまたその時の自分。
作品にとっては重要なテキストです。
是非、作品と合わせてお読み下さい。
ながさわたかひろ展「に・褒められたくて」
会期:2014年1月7日(火)~18日(土)11時から19時(最終日-17時) ※日祝休
場所:養清堂画廊
〒104-0061 東京都中央区銀座5-5-15
Tel.03-3571-1312
※ 11日(土)16時半~ レセプションがあります。“作品解説”します。是非いらして下さい!
【内容】
「に・褒められたくて」は、憧れのアノ人に会いに行き、写真を撮らせていただき、それを元に版画を制作、
2枚刷って再びお持ちし、1枚を進呈、もう1枚にコメントをいただくことで完成する、愛の版画シリーズです。
月刊『美術手帖』に連載(2010年8月号~2013年7月号)していた「に・褒められたくて」と、その前後に
制作した「に・褒められたくて」を一同に展示します。
以下は、描かせていただいた方々(制作順・敬称略)のテキストです。
■銅版画
吉田照美
1.ラジオは友達
2.照美
3.照美 1stステート
4.照美 3rdステート
5.アクアチント
6.照美 4thステート
7.照美 5thステート
8.『やる気MANMAN』終了
9.照美に褒められたくて
10.照美に褒められたくて その2
11.照美に褒められたくて その3
12.続・照美に褒められたくて その1
13.続・照美に褒められたくて その2
14.新・照美に褒められたくて その1
15.新・照美に褒められたくて その2
16.新・照美に褒められたくて その3
17.新・照美に褒められたくて その4
18.三軌会出品
19.人事を尽くして天命を待つ
20.照美に褒められたくて・征服
野村克也
1.ノムさんに会うぞ
2.野村セオリー絆刊行記念サイン会の御報告
3.一回目の描画終了
4.ノム 1stステート
5.ノム 2ndステート
6.ノム 6thステート
7.僕のキャンプも終了
8.ノムさんに褒められたか?
あがた森魚
1.あがた森魚に昭和浪漫をみる
2.続・あがた森魚に褒められたくて
3.続続・あがた森魚に褒められたくて
4.きゅぽら ぱあぷるへいず
5.あがた森魚に褒められたくて・完結篇
ドゥシャン・カーライ
1.カーライさんとの対話
2.カーライさんとの対話 その2
3.チテカラ
4.チテカラ 2ndステート
5.ちてしゃん 5thステート
6.不思議の国のカーライ その1
7.カーライに褒められたくて
8.不思議の国のカーライ、製版終了
9.続・カーライに褒められたくて
10.From FUSSA
11.続続・カーライに褒められたくて
12.続続続・カーライに褒められたくて
13.続続続続 カーライに褒められたくて
14.カーライに褒められたくて・完結篇
ヨルク・シュマイサー
そうだ 京都 行こう!
死と新生
続・死と新生
死と新生/完結篇
会田誠
会田誠に褒められたくて
窮鼠猫を噛むの巻
続続・会田誠に褒められたくて
続続続・会田誠に褒められたくて
鈴木慶一
鈴木慶一には褒められ、ないかもしれない
鈴木慶一に褒められたくて
慶一褒め、のつづき
続・鈴木慶一に褒められたくて
ホッピー神山
ホッピー遭遇記
リベンジ!ゴッドマウンテン
タケカワユキヒデ
アタック・タケ
続・タケに褒められたくて
ピエール瀧
新作は、誰だ!?
ピエール瀧に褒められたくて
高田文夫「美術手帖(BT)2010年8月号」
松村邦洋(〃)
おすぎ「BT 2010年9月号」
KUMAさん(篠原勝之)「BT 2010年11月号」
一場靖弘(「プロ野球画報」No.1)「BT 2011年1月号」
唐十郎「BT 2011年4月号」
ヤン・シュヴァンクマイエル「BT 2011年5月号」
四谷シモン「BT 2011年6月号」
えのきどいちろう/綱島理友「BT 2011年7月号」
大竹まこと「BT 2011年8月号」
大林宣彦「BT 2013年5月号」
■シルクスクリーン
市川準「BT 2010年10月号」
上杉隆「BT 2010年12月号」
直枝政広(カーネーション)「BT 2011年9月号」
みうらじゅん「BT 2011年10月号」
ケラリーノ・サンドロヴィッチ「BT 2011年11月号」
山里亮太「BT 2011年12月号」
カンニング竹山「BT 2012年1月号」
春風亭昇太「BT 2012年2月号」
柳家喬太郎「BT 2012年3月号」
樋口真嗣「BT 2012年4月号」
蛭子能収「BT 2012年5月号」
ムッシュかまやつ「BT 2012年6月号」
大根仁「BT 2012年7月号」
田尾安志「BT 2012年8月号」
巻上公一(ヒカシュー)「BT 2012年9月号」
伊東四朗「BT 2012年10月号」
三遊亭白鳥「BT 2012年11月号」
渡辺祐「BT 2012年12月号」
東京ヤクルトスワローズ全選手「BT 2013年1月号」
武田鉄矢「BT 2013年2月号」
■鉛筆画
加山雄三
レッツゴー!若大将
レッツゴー!若大将 その3
加山雄三に褒められたくて
宍戸錠
サエキけんぞう/加藤賢崇/中嶋勇二「BT 2013年4月号」
電気グルーヴ「BT 2013年7月号」
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P.S)8日、未発表だった『東MAXに褒められたくて』を追加しました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/0d/06d4cdbccf9e3db07250534a28706990.jpg)
※ 手前の新聞に “結婚 ユッキーナ フジモン”とあるので、その頃のもの。東さん、ありがとうございます!
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P.S)9日。
さて、養清堂画廊は比較的分かり易い場所にありますが、一応ご説明しておきます。
有楽町方面から数寄屋橋交差点を渡り、晴海通り沿いの次の信号(並木通り口)を右折です。
目印は “マツモトキヨシ”。曲がると、こんな感じ…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/87/ac5d440cab9b7d74fc6dde7341fb8a75.jpg)
写真の真ん中に見えるグリーンの看板が目印。
近づいてみましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/b5/fb756ad5ee46b387f71617a64bab6121.jpg)
横文字で「YOSEIDO GALLERY」とあります。ここです!
JR有楽町駅から徒歩5分ぐらい。
地下鉄・銀座駅のB5出口からだと、僅か1分で着きます。
正面から見ると、
こんな感じ。
右のショーウィンドーには、鉛筆画「レッツゴー!若大将/加山雄三に褒められたくて」が!
1Fは事務所兼商談スペース。
入口左の階段を2Fに上がったところが企画展スペースです。
ようこそ!
で、会場には、こんなものを用意しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/df/2529fcf6113568edca31008adf81812f.jpg)
「に・褒められたくて」閲覧用ファイル。カラー版とモノクロ版、2冊。
『美術手帖』の連載ページが展示順に並べてあります。
是非お手にとり、鑑賞の手引きとしてお使い下さい。
そして、お一人づつ個別のボードも。
これ、当初は作品の下に貼る予定だったのですが「ちょっとウルサイね」ってことで外しました。
これも、どうぞ持ち歩いて見て廻って下さい。
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P.S)12日。
僕のもうひとつの銅版画シリーズ「大相撲・決まり手シリーズ」も販売しています。
15戦分、14種。
手軽に購入できる版画を、ということで用意した作品ですが、買っていくのは外人さんだけ…
っていうか日本人は絵を所有しなさ過ぎます!
“絵を所有する”ってイイですよ~
作者の次の展開に対する目が変わってきます。
作り手も、その目に対する責任を抱えて、次作に向かうわけです。
その関係が作品を生んでいくんです!
ということで、是非一家に一枚、ご購入を…
一枚、¥4,000-也。
宜しくお願いします~
「上手ひねり」 イメージサイズ:11×10cm 紙サイズ:27×20cm
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/6b/30dbaf0faab22bd81e94743cd56a4850.jpg)
「すくい投げ」
イメージサイズ:12×16cm 紙サイズ:27×20cm
こういうのが 14枚、あります。
昨年末から続いた、ながさわたかひろ展も、残り一週間。
ここで弾みをつけて2014年は、グ、グ、グ~ンです!
皆さま、最後の最後まで、どうぞ宜しくお願いしまっす!!