『プロ野球画報2015 東京ヤクルトスワローズ全記録』、今年も球団直営店での販売が見送られました。
これで6年に及んだ僕のスワローズでの活動が終わりました。
一昨年、2014年版の『プロ野球画報』は〈ぴあ〉から発売されました。見事に売れませんでした。
そして昨年、2015年、スワローズは14年ぶりのリーグ優勝を遂げました。
その全試合を描いています。今度は売れる!そう思いました。けれど出版は見送られました。
球団よりHP等で告知をしてもらえなかったこと、そして直営店での販売をしてもらえないということが大きかったようです。
確かにその結果として売れなかったのだから、それは正しい判断だったと思います。
しかしこれは、いちファンが個人で出来得る限りその全てを応援に注ぎ込んだときに何が起こるのか、何を残せるのか、その結果が示された一冊です。
今後、何らかの指針になるであろう記録です。
絶対に出版しなきゃだ!そう思いました。もちろん自分のためにも。
年を跨いぎ、ようやく見つけた気骨ある出版社・編集者の尽力で、なんとか上梓されました。
僕自身、全力で取り組んだ本です。
でもまた、今のところ、それほど売れていません。
当然、出版社としてその次を出そうということにはならないでしょう。ぴあの場合と同じです。
ムムム…
ここが潮時でしょう。
売れていないことを球団の所為にはできません。
その気になってもらえなかったのは自分に落ち度があったということ。
まだ取り組み方に間違ったところがあるということです。
どこだ?早期にそれを見つけなきゃです。いや、おおよそは分かってる。
これから出直しを図ります。
2010年に楽天からヤクルトに移ったときと一緒です。
何も知らない状態から、一つずつ知っていくその過程こそを作品として展開していきます。
それって結構面白い。
まずは、FC東京。いま俄然、面白くなってきてる。
でも、プロ野球もやめない!
この作品の本質は間違っていないはずだから。
この先には、なるほど~ポン。という展開が待っている、はず!
スワローズからは離れます。
結局認めてはもらえなかったけど、一方的だけど6年間追いかけた大好きなチームでした。
スワローズファンの皆さん、これまでどうもありがとうございました。
『プロ野球画報2015 東京ヤクルトスワローズ全記録』、是非お手にとって見てみて下さい。
いろいろ言われてきたけど、最後にスペシャルな一冊が残せましたので。
3・11、今日を2016年のスタートにします。
まずは、明後日(3/13)の日曜日、世田谷ものづくり学校にて開催される、
〈東京野球ブックフェア2016〉に出店します。
『プロ野球画報2015 東京ヤクルトスワローズ全記録』を販売します。
お買い上げいただいた方には、本文中にも出てくる“ながさわ缶バッチ”を差し上げますよ~
どうぞ宜しくお願いします!
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追伸)3/31、ヤクルト球団から電話がありました。
『プロ野球画報2015』を「オフィシャルショップに置きましょう」とのこと。嬉しい!
でも、ほんとかな? いったいどうなってんだろう?
何れにせよ、ようやくスワローズファンの皆さんにこの本を届けることができそうです。