サンデーたかひろ

絵描き・ながさわたかひろの制作実況 “from Machida, Tokyo”

キャンプ初日リポート

2016年02月02日 | プロ野球画報2015

キャンプ初日。恒例の歓迎式。とともに、新ユニフォームお披露目!

 

例年、外に用意されたひな壇で行われていたのですが、あいにくの雨模様で市役所内にて。(浦添市長のあいさつ


これを見送った後、僕は沖縄県立浦添商業高校へ。
何で? なんと、授業をしに!
〈国際観光科〉2年生に対して「ご自身の活動を語ってあげて下さい」とのこと。

果たして参考になったかどうか…

学内の売店(というか出店)を覗いてみると、小ぶりの弁当がずらりと並んでいました。

値段が安い。180円!
大きいのは350円、400円。
でも財布と相談してちょっと我慢、この小さいのを食べるよな〜やっぱり。

高校生と昼飯を共にし、浦添市民球場へ。

 

キャンプ初日は雨。

室内練習ゆえ、“背番号1”は見れず終いか…

と思いきや、さにあらず。
照れながら報道陣の前へ…

「皆さん、落ち着いて落ち着いて」と諭しながら

質問に答える背番号1、山田選手!

カッコいいじゃねぇかよ〜

 

本日の一枚は、

ハタケ、新入団の鵜久森に熱血指導の図!

いい光景だ〜
昨年ここで見た、成瀬に対する石川の心遣いを思い出す。
キャプテンシーだな。
今のスワローズ、ハタケ抜きには考えられんよ… と、そう!

オレはこのためにここに来たと言わんばかりの命題あり!

それは『プロ野球画報2015 東京ヤクルトスワローズ全試合』をハタケに渡すこと!

すでにお読みの方はご存知のはず。
昨年、2015シーズンはここ、浦添で畠山選手と交わした約束から始まったんだ。(9ページ参照)
そして掴み取った優勝!
その記録、そこに至る過程を追った本だからして、まずはどの選手より先にハタケに渡したかった。

 

「これ、去年ここで畠山さんに書いてもらった“日本一”から始まってるんです」
「おっ、本当だ。…今年はあれ(パネル)ないんですか?」
「いや、これ渡せたらそれで充分…」
「持って来てくださいよ。また書きますから!」

って…ハタケ。

ジ〜ン。
猛烈に感動した。
オマエ…このヤロ〜、惚れてまうやろ!
そんなん書いてもろうたら離れられなくなってまうやないかい!泣

…それでもいいんだけどさ。
そのためだけに描いたっていいんだけど。。。

その後、今日は山田選手にもお渡しすることができました。
全員は無理でも、せめて主力選手にはお渡ししたい。
ファンも選手と同じ思いで戦ってるんだってことを伝えたい。
そう思っています。

その帰り、同行してた〈ゆるすぽ〉の杉本さんと祝杯を上げました。
泡盛を飲み過ぎちゃって、ホテルに戻るとすぐに就寝。

 

これ、翌朝、早起きして書いております。
これからまた浦添市民球場へ向かいます。
小降りだけど、キャンプ2日目もまた雨模様。

では行ってきます!

 

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春季キャンプ前日。

2016年02月01日 | プロ野球画報2015

沖縄入りしました。
春季キャンプ・イン前日です。
今日は、選手が宿泊しているホテル日航那覇グランドキャッスルにて、
東京ヤクルトスワローズ浦添協力会主催の〈選手交流会〉が開催されました。
これは会費を払えば誰でも参加することができる立食パーティで、その気があれば選手と話すこともできます。
今回は昨年までと違い、人、人、人で大盛況!
優勝すると、こうも違うものかと思う反面、人気があるのは山田や川端、雄平、あとはバレンティンあたりまで。
他の選手は普通にプラプラしてます。

雄平でこんな感じ。さすが、野球少年からの人気高し。

オンドルセクも人気あります。

と言っても、和気あいあいな感じなのですが…

山田だけ異常なことになっていました。

バッピの乱橋さんと広報の度会さんが間に入って制してます。程なくして山田は姿を消してしまった模様… そりゃそうだ。

 

監督からの挨拶があり、

町の有力者お歴々による鏡割りや、

(向かって右から浦添市長、真中監督、衣笠球団社長、その隣は確かブルーシールの社長さんかな…)

新入団選手の挨拶があり…

サイン入りバットのプレゼント会、などなど盛りだくさんの内容。


で、僕の目的はと言えば、ただひとつ。
最後の入団交渉。
衣笠社長への直談判です!

と言っても社長はいつも通り、優しく迎え入れてくれてるわけですが…

でもオレは本気。焦ってます。汗…
出来立てホヤホヤの『プロ野球画報2015 東京ヤクルトスワローズ全試合』をお渡しし、
「6年かけて監督の胴上げまでしっかり描きましたよ」と。
「これからもヤクルトで野球をさせて下さい」と!(強調しますけど、“最後のお願い”です)
「三木コーチのお姿だって、ほら!」って。

「三木コーチはいいとして、オレはどう描かれてんの?」と衣笠社長。
「あ…、そういえば去年は衣笠さんを描いてないな〜」って、駄目じゃんオレ! ギャフン。

「これ、つば九郎店には置いてるんだろ?」と衣笠社長。
え、あッ、あ〜ッ、ちょっとちょっと!知〜らないんだ、知らないんだ、社長。どうりで!
「これ、去年は球団ショップに置いてもらえなかったんですよ」
「え、そうなの?」
「そうですよ、それで今年、優勝したにもかかわらず出版するのに苦労したんですから!」
「あ、そりゃマズいな。オレから話しておくよ」

と。
ワタシ、ちょっと泣きました。ホントにそうなってほしい。
だって、この本、スワローズファンも知らないまま埋もれていくなんて考えたくないですもん。
知ってて、それで手にとってもらえないなら仕方ない、でも知らないまま消されたくはないんッス!

衣笠社長はこうも言ってた。
「少しは印税とか入ってくるんだろ?」って。ガ〜ン。
「球団への支払いを自分がもらう印税分で補填してるんですよ!正直、僕はゼロです」(←これ、本当です)
「え〜!」
「肖像権とかそういうのかな?」とは三木コーチ。
「まぁ、そういうことなんでしょうけど…」と僕。

ただ、僕が言いたいのはお金のことじゃないんです。
お金なんかもらえなくてもいい。やりたいからやるんです。
ただ、リアクションは欲しい。いいならいい、悪いなら「こうしてくれ」とか次へ繋がる応えが欲しいんです。
それがあれば、まだまだ次の展開はあるんです。チームのために、今自分ができることを全力でやりたい。

その環境をつくってほしいんです!

もう僕には社長だけが頼りですから!
どうぞ、どうぞどうぞ、宜しくお願いします!

最後は「今年のキャンプもしっかり取材して描きますから! 」なんて。

やっぱり好きだからしようがないよな…
でも、自分に残された時間はそう長くはない筈なんだ。早く答えを出さなきゃなんだ。。。

 

フ〜、キャンプ前日から熱くなっちまった。疲れちゃったゼぃ。
明日は、キャンプイン。
もう寝ます。
皆さん、おやすみなさい。

 

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『プロ野球画報2015 東京ヤクルトスワローズ全試合』書店行脚

2016年01月31日 | プロ野球画報2015

只今、魂を込めた新刊『プロ野球画報2015 東京ヤクルトスワローズ全試合』(雷鳥社)を持って、書店行脚をしております。

秋葉原・書泉ブックタワー

写真右下には平積みの『プロ野球画報2015』が。その冊数を見てみて!まさにブックタワーだ~
棚の上段には“スワローズコーナー”も!ムムム、書泉はヤル気だゾ。

勢い、
神保町・書泉グランデへ!

やっぱり、ヤル気だ!
よ~し!
店員さんに、前日、夜なべした手作りPOPをお渡しすると、
うちの“書泉チャンネル”に出演しますか?…と!
ハイ!
ちょっとだけ宣伝させてもらいました。

 

よしよし。次は、
三省堂書店 神保町本店!

居ます、ここにいますよ!だんだん面白くなってきました。

じゃあ、次は有楽町だ!

三省堂書店 有楽町店!
…1冊。ガクッ。
雷鳥社は編集者が営業もやらなくてはいけない小さな出版社です。
ここはオレも営業しなくっちゃだ!
交渉の末、10冊ご注文いただきました~ありがとうございます!

 やった~

手作りPOP、置いてくれるそうです!

その帰り、

ブックファースト 新宿店

担当の方曰く「小口の遊びを見てもらえるように、少し隙間を空けて陳列してみました」とのこと。
お見事!

前回行った紀伊國屋書店本店を再度訪れると…

託したお手製POPが添えられていました。感謝!

よ~し、勢い次は池袋だ!

三省堂書店 池袋本店

離れて置いてあった前年の『プロ野球画報』を隣りに移動してきちゃったぜぃ!

ジュンク堂書店 池袋本店

よし、よし、よし、よし~!!!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


さて、明日からプロ野球の春季キャンプが始まります。
僕は前日入り。これから行ってきます。

なんだかんだ言って今年もヤル気まんまん風ですが…いかに。

6日(土)16時~は、ジュンク堂書店・那覇店にて
「プロ野球画報2015ヤクルトスワローズ全試合」刊行記念 トーク&サイン会を行います。
ゲストはお馴染み、笑福亭べ瓶さんです。

お客さん居なくても二人で話します。
お題は、“今シーズンの展望と沖縄キャンプについて”!
沖縄在住の方、沖縄入りされている方、是非ご来場下さいませ。

キャンプ中は、ブログを毎日更新!(…の予定)チェックしててください~

では行ってきます!

 

 

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湿板写真のポートレートを撮ってもらう

2016年01月29日 | プロ野球画報2015

年末、eitoeikoの忘年会で写真家の和田高広さんから「ヤクルト時代の写真、残しておこうよ」なんて、
「そうっスね~!」なんて。で、行ってきました。
日暮里の「湿板写真館」。和田さんのご自宅兼スタジオです。

この日の面子はeitoeikoディレクターの癸生川夫妻と息子・鳩くん、作家の島本了多くんと橋本悠希くん、
そして僕の6人。

島本くんは、TARO賞で連続4回入選している希有な作家で、
僕が出品した第13回展のとき最もシンパシーを感じた逸材。
にもかかわらず、どこからも声が掛からないというので「そりゃマズい!」と
癸生川さんに紹介したことがあった。その後すぐに意気投合したらしい。
一度のグループ展を経て、今年、eitoeikoでの個展が決まったとのこと。
さすが、チャレンジングなギャラリスト・癸生川栄だ。

橋本くんは、ムサビの後輩。
というか、最初に講師として呼んでもらったときの担当学生だった。
当時から可笑しな、というか冒しい作品をつくるヤツだったが、
卒業後、多摩美の工芸に入り直し、いよいよ奇妙な作品をつくるようになった。
今年、eitoeikoで4回目の個展がある。が、まだまだ作品で食えてるわけではない。
全くもってチャレンジングなギャラリストだ。

和田さんもeitoeikoで作品を発表している。(和田さんは、ちゃんと食えてる)

全くカネにならない僕を扱い、2010年から5年に渡り、個展を催していただいた。
いつかは恩を返したいと思ってはいるのだけれど…

 

さて、そんなわけで「湿板写真」だ。
よく分かってないまま見学させてもらったんだけど、どうやら
“感光剤を塗ったガラス板に撮影する手法” が湿板写真というものらしい。
幕末から明治初期にかけて用いられた撮影技法で、古写真の多くはこれなんだとか。

(湿板撮影用のカメラ/左が島本くん、右が橋本くん)

カメラの前で暫しジッとしていなければならず、なかなか難儀でしたが、
その数秒間がそうさせるのか、和田さんの技術か、それとも自らの念なのか、
ちょっとコワくも、雰囲気のある写真が撮れました。

和田さん(上)、ありがとうございます!

さて、このユニフォーム姿もこれで見納めか、いやまだ一発逆転があるのか、
勝負はまだついてない!

 

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『プロ野球画報2015 東京ヤクルトスワローズ全試合』発売!

2016年01月24日 | プロ野球画報2015

『プロ野球画報 エピソード6/ながさわたかひろ最後の聖戦』展、終了しました。

ご来場いただいた皆さん、どうもありがとうございました。

総括する間もなく、同じ日に今度は『プロ野球画報2015 東京ヤクルトスワローズ全試合』が発売!
今は、これを手にとっていただくことに全力投球。
今日は、三重の伯父から「上京したのでちょっと会おうか」という電話があり、東京駅へ。
近況報告、ス。
「オジさん、オレ、本を出したのよ。ちょっと一緒に来てよ」
と、東京駅は八重洲南口からすぐの八重洲ブックセンター本店へ___

1階の新刊コーナー、なし。…あら?
「ないやないか」とオジ。
「へ?あ、いやいや、多分地下にあるんだよ」と地下のスポーツコーナーへ。

あった~


(でも、4冊だけか…クソッ)

「オジさん、買ってって下さいよ」
「…何をッ、くれるんやないんか?」
「まさか!身内が買わないもん、誰が買うのよ」

「…フン。よっしゃ、それなら全部もらっとこか」
「えっ、ホントかい?オジさん、ホントかい!?」

というわけで4冊お買い上げ~
叔父さんありがとう!

 親戚に絵描きがいると大変である…

 

その帰り。新宿。

紀伊國屋書店本店___

1階の新刊コーナー、なし…泣。
7階の芸術書、なし…焦!

6階、スポーツコーナー、…8冊!お~


(ありがとうございます!紀伊國屋書店本店さん、ありがとうございます!)

でも、ポップか何かで中身の説明でもしないと手にとってもらえなさそうだ…
よし、今度作って持って来よう!

中身に自信あり。パラ見してもらえれば納得してもらえる…筈。

皆さん、新刊『プロ野球画報2015 東京ヤクルトスワローズ全試合』(雷鳥社)を、
どうぞ宜しくお願いします!

 

出版に際する記事___

「オファー待つ!」ながさわ画伯 出版記念記者会見(ゆるすぽ)

野球を描いて6年目!ながさわたかひろの『プロ野球画報』(bitecho)

まさかの移籍宣言も!?『プロ野球画報2015 東京ヤクルトスワローズ全試合』(週刊野球太郎)

 

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