サンデーたかひろ

絵描き・ながさわたかひろの制作実況 “from Machida, Tokyo”

「樋口真嗣に褒められたくて」

2012年03月18日 | 美術手帖(BT)

美術手帖 4月号』が発売になりました。

特集『草間彌生」

内容充実!いい表紙。文字が銀箔押しされてるので、これは手にとってみなきゃですよ。

カタール・ドーハで開催中の村上隆さんの個展「Murakami-Ego」のレビュー(椹木野衣さん)もあるし、

今号は“買い”です。

で、連載中の「に・褒められたくて」ですが、ク~いいとこにある~

パッと開けば、そこが、そう。ワ~イ!

 

今回は、映画監督の樋口真嗣さんです。

でも肝心の絵が、小さくってちょっと分かりづらいの。ショック…

勿体ないので、絵だけ、ここにアップしておきます。

本文(本屋さんでご確認を!)に出てくる押井さんがどこにいるか、探してみて下さい。

 

「樋口真嗣に褒められたくて」シルクスクリーン 54×39cm

 

では、本屋さんで!

 

 

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『美術手帖』の3月号

2012年02月19日 | 美術手帖(BT)

『美術手帖 3月号』が発売になりました。

特集『Chim↑Pomプレゼンツ「REAL TIMES」ー世界同時多発スーパーラットな表現者たちー』 

パンクな特集。

で、本誌の中頃あたり、ひっそりと展開している連載ページ、ながさわたかひろの「に・褒められたくて」。

今回は「柳家喬太郎に褒められたくて」です。ちゃんと掲載されてます!

 

美術手帖に柳家喬太郎、これもパンク。

で、毎回提供している読者プレゼントですけど… 希望者、相変わらず一桁らしいです。

一桁?…ノンノン、片手で足りてるんだって。ウォ~

ま、いいけど。

オレは負けないよ。

 

是非、ご確認下さい。

 

 

追記)

プロ野球は、オープン戦が始まります。

僕は、いまだフォームがかたまっていない状況。いろいろと試してる最中です。

開幕まで、あとひと月ちょっと。間に合うのか… うん、大丈夫。

今シーズンは期待していただいて結構です。フフ



 

 

追記)2014-1-8

 

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柳家喬太郎に褒められたくて

2012年01月22日 | 美術手帖(BT)

 今週は二度も寄席に行ってしまいました…

しかも同じ寄席、同じプログラム。上野の鈴本演芸場に二度。お金ないのに…バカ!

いや、バカじゃないんだ。

だって「柳家喬太郎に褒められたくて」が完成したんですもん!

ワーイ、パチパチパチパチ。

 

都合、喬太郎さんとは、4回お会いしました。

いや、「お会いした」なんて言えるようなものじゃない、一方的な「出待ち」です。

 

最初は「SWA FINAL」のとき。先週お伝えした通り、本多劇場の楽屋にて。

これは出待ちじゃなく、バックステージパスありの態(!)

…うそ。昇太さんにお願いして。

ところが、あろうことか、このとき撮ったお写真が、ああ~

ちゃんと、ちゃんと撮れてなかったの。

だって、手の震えが止まらなくて。 バカ~

フ~ 仕方ない。その顛末を漫画にして(先週のやつですね)、製版して版画にして、それを持って12月14日(赤穂浪士討ち入りの日!)、よみうりホール「市馬・昇太・喬太郎三人会/忠臣蔵でござる」へ向かいました。

「もう一度、喬太郎さんを撮らせて下さい!」

チャンスは、そう何度ももらえるわけじゃない。冷静になれば分かります。

でもその時は必死だから。分かんない。なんとかなる!そう思う。

そんな思いを汲んでもらえたのかもしれないし、単に“危ない奴”って思われたのかもしれませんが、

何れにせよ「いいですよ」と、快く応じてもらえて。泣いちゃうじゃないですか、やっぱり。

 

で、そんなことを経て、今度はしっかり、描いて、刷って、で、3回目。

先週の月曜日。上野・鈴本演芸場。正月二之席(11~20日)、夜のトリが喬太郎さんです。

この日の演目は「転宅」。

でも高座のあとに声をかけられるかっていうと、難しい。圧倒されちゃって。

それでもね、これまでのやりとりが、臆する自分を押してくれるんです。

いざ、楽屋口へ!

コンコン…

は~い、

最初に応対してくれたのは、二つ目の、さん弥さんでした。

「喬太郎さんにお会いしたいのですが…」

「あ~、どうもありがとうございます」と喬太郎さん、しっかり覚えていていただけてて。嬉しい。

「作品、出来上がりました。見て下さい!」

 

ドキドキでしょ? 「ほう、ほう」と。

でも、この日は「少し預からせていただいてもよろしいですか?」と。

「あ、はい。もちろん構いません。宜しくお願いします…」

「私からご連絡しますから」と。ととと!

 

さぁ、翌日は大変。ケータイ握りしめ、すぐ出れるように。ソワソワしちゃって仕事にならない。

しかし、何時になれど、ケータイ、鳴らず…

フー

そうだよな。喬太郎さんが連絡くれるなんてね、そんな… バカだね、オレは。

枕を濡らした日。

 

翌日も、やっぱり同じか。フー

と、しかし、日も暮れ始めたころ、電話が鳴りました!

 

「ハイ、もしもし」

「柳家喬太郎ですが…」

「アーーーッ!」…

 

翌日、喜び勇み、再び鈴本演芸場へ。

でも、ホクホクしてたわけじゃありません。だって、どんな答えが返ってくるかは分からないんだから。

バクバクです。震えてます。

 

この日は、中入り前の桃月庵白酒さんがお休みで、その代演が林家正蔵さんでした。

「何だ、こぶ平かぁ」って。ところがどうして、これがビックリ!良かった~

演目は「一文笛」。

食わず嫌いは、よろしくないね。人を色眼鏡で見ちゃいけません。反省しなきゃ…

 

さて、トリの喬太郎さん。演目は「小言幸兵衛」。これがまた、もう…参った。

もう話しかけられそうにない。

オレなんかが話かけられる人じゃないんだよ、この人は!身の程をわきまえなきゃ。

で、それでどうするの?帰るの?

いや、でも約束したんだから…って、腹を決めて楽屋口へ向かいました。

もう、口ん中はカラッカラ。声も出ません。

鈴本の楽屋口はトイレに行く途中にあるので、そこに突っ立ってると、他のお客さんから見たら、

「いい年して、弟子入り志願かしら?」ってなもんです。

コンコン…返答なし。

コンコン…返答なし。

突っ立って、だんまり…

 

しばらくして、ガチャ

出てこられたのは、あっ!帰りがけの喬太郎さんです。

その手には、僕の作った手製のカルトンが…

 

(つづく)

 

 

なんて。

随分長くなっちゃった。

つらつら書いていくと、ダラダラ長くなってしまいます。

この先、まだまだダラダラと書き進め、それから今度は話を詰めて、問題なければ「美術手帖」の来月号に載ると思います。今日中にやります。

来月、是非、確かめてみて下さい。載ってなかったりして。ハハハって、いや、笑い事じゃなく、あり得ますから…

今月が昇太さんで、来月が喬太郎さん。

噺家さんが続く、ってホントは良くないんでしょうけど、ここ、繋がってますんでね。

「今、描きたい人」ってことで自由にやらせてもらってます。

ありがたい、ありがたい。

 

 

追記)今日は、来月の立川談春独演会「アナザーワールド11」の発売日。

   なんだかんだやってたら、バッチリ、取り損ねました。。。

   早々に完売した模様。人気ありますね~

   トホホ…

 

 

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『春風亭昇太に褒められたくて』

2012年01月15日 | 美術手帖(BT)

 

17日(火)に『美術手帖 2月号』が発売になります。

ウチには一足早く、きのう届きました。

 

「特集/松井冬子」

ホント、キレイな人だな~

やっぱ、見た目って重要ですね。絵の見方が変わっちゃうもん。

僕も少し考えてみなきゃです。(少し弄れば僕だって…ってね)

 

さて、連載中の「に・褒められたくて」。

今回は、“春風亭昇太”さん。

これがですねぇ…

お渡ししたとき、「このまま終わっちゃいけない!」って、咄嗟に。

 

で、ここから先は、その続きです。

出来たら、本誌を読まれてからご覧下さい。              ( ↓ )

 

 

というわけで、その日「SWA FINAL」公演中の本多劇場にお邪魔させていただき、またまたお写真を撮らせていただきました。

物事、そう簡単にサクサクとは終わりませんね~

で、どうなったの?

それは、また追ってご報告します。。。

 

(SWAをご存じないという方は、ここでご確認を→ 『SWA!すわっ!』

 

 

 

追記)2014-1-8

 
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『美術手帖 9月号』

2011年08月17日 | 美術手帖(BT)

『美術手帖 9月号』が発売されます。

オノ・ヨーコ特集号、…おぅ。

連載中の「に・褒められたくて」は、カーネーションの直枝政広さんです。イェ~イ!

とても嬉しい出会いでした。是非、読んでみて下さい。

 

掲載図では分かりにくいのですが、直枝さんの後ろに薄~く、

カーネーションとフランク・ザッパ御大が刷ってあります。

原画では、こんな感じです。

 (部分)

 

今回も1枚読者プレゼントしてますので、是非ゲットして実物でご確認下さい。

毎回、限りなくゼロに近い低倍率みたいです(笑…もとい、泣)。トホホ…

 

 

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